2020年4月 7日 (火)

ほぼ4年ぶりにEF66 27号機を撮影する

今年3月のダイヤ改正の前あたりから武蔵野線を中心に貨物列車の撮影も復活しておりました。

Ef65-2092-200214
2020/2/14 南流山 EF65 2092号機牽引の74列車
2019年3月改正ダイヤでは新鶴見区のEF65 が担当し、時刻は隅田川1309発、南流山1419、越谷ターミナル1432/1501、新座ターミナル1528/1606、梶ヶ谷ターミナル1640通過、新鶴見信号所1650/1706、川崎貨物1721通過、東京ターミナル1733着でした。

Dsc06819 2020/3/14 東浦和 雪の降る中、EF66 128号機に牽引される74列車
新ダイヤでは隅田川1319発、南流山1448、越谷ターミナル1402/1451、新座ターミナル1518/1606、梶ヶ谷ターミナル1640通過、新鶴見信号所1650/1706、川崎貨物1721通過、東京ターミナル1733着と若干時間が変わりました。

毎年、3月の改正後、貨物機の運用がどのように変わったかは5月頃発売される鉄道雑誌で大まかな流れを知るここ数年でしたが、今回は実際の列車目撃や貨物時刻表のチェックから、従来は新鶴見機関区のEF65が担当していた東京ターミナル~隅田川貨物駅間のシャトル貨物の運用の一部を吹田機関区のEF66が担当することが分かりました。

Ef66-123-74-200327 2020/3/27 府中本町を通過する74列車 新座ターミナルで増結されるためかコキの両数もかなり多くなっています。

ということはEF6627号機が入ることもあろうかと、思い情報に目を光らしていると、4月4日、土曜日は仕業番号22の73列車にEF6627号機の情報を見つけたので、折り返しの74列車を狙いに西国分寺へ。さらに翌日、4月5日、日曜日は2099列車を狙いに府中本町へ。新型コロナウイルス感染拡大で東京では感染者数の増加が3桁の週末、不要不急の外出は自粛するよう要請が出されておりましたが、西国分寺も府中本町も列車通過時には結構な数のカメラマンが集まっていました。

Ef66-27-74-200404 2020/4/4 74列車をけん引するEF6627号機 

Ef66-27-2099-200405-11 2020/4/5 府中本町 2099列車をけん引して新座ターミナルに向かうEF6627号機

唯一残ったゼロロクとしていつまでその活躍は続くのでしょうか?前回、同機に遭遇したのは

Ef66-27-160527-4 2016/5/27 新川崎

このときでしたが、今年のダイヤでは常磐線や武蔵野線でも狙えるので機会があったら狙ってみたく思います。

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2020年4月 6日 (月)

西武多摩湖線の4ドア運用、2543Fが投入される

2020年3月30日、月曜日から西武多摩湖線には4月19日までの期間限定で4ドア車が固定運用にて投入されるとアナウンスがあり、拙ブログでも初日の月曜日、その模様をレポートしましたが、4月3日、金曜日には編成が2543Fに代わっていました。4月5日、日曜日も同じ2543Fでした。

2000n-4-2543-200403 2020/4/3 青梅街道~一橋学園 

2000n-4-2644-200403 2020/4/3 一橋学園~青梅街道

Dsc09985
Dsc09986 2020/4/5 青梅街道~一橋学園

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2020年4月 3日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 車両編 その1 7900形 8201

西武鉄道の話題が3日間続きましたが、再び岡山電気軌道の話題に戻ります。
今回は1992年3000型3004号(元東武100形107号)の主電動機やパンタグラフを流用、制御器に関しては西日本鉄道北九州線の第二次部分廃止時に廃車となった600形の制御器、日立製作所DR BC-447を流用して竣工した8201号です。

8201-190802
8201-190802-2
2019/8/2 岡山駅前

車体カラーは黄色で、多くの民鉄車両に見られるように台湾の鉄道会社とのコラボレーションが行われているようです。


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2020年4月 2日 (木)

西武2000系 2007F 南入曽基地開設50周年記念HM付編成を撮影

今頃、気づいたという感じですが、西武新宿線の南入曽車両基地は1969年10月1日に開設され、昨年10月に50周年を迎えました(ニュース記事)。それを記念したイベントが昨年10月5日に同基地で開催され、それ以来、2000系2007F8連にHMシールが装着され運行されています。

2000-8-2007-200327

2020/3/27 田無

昨日の記事の10105Fを撮影した後、田無にて同編成と遭遇し、撮影しました。

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2020年4月 1日 (水)

西武新宿線に10105F(New Red Arrow Classic)が転属

既に西武新宿線を走る姿をご覧になっている方々も多いかと思いますが、2020年3月14日のダイヤ改正にて池袋線の定期特急運用から10000系(NRA)が撤退しました。3月24日、検査期限の残っているNRA編成10105Fは新宿線南入曽基地に転属し、期限の切れた10106Fは横瀬基地に廃車回送となりました。

10000-10705-nraclassic-200327 10000-10105-nraclassic-200327

2020/3/28 井荻 小江戸11号

私も3月27日、金曜日、つくばから小平への移動の際に、新宿線に活躍の場を移した10105Fを井荻にて撮影しました。

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2020年3月31日 (火)

西武多摩湖線に2000N系 4連4扉車 期間限定で運用

2020年2月末の1257Fの廃車で101N系10編成体制が崩れ、4ドア車が西武多摩湖線に投入されることは予想されていましたが、3月30日から4月19日までの間の期間限定、固定運用で4ドア車が運用されるとの正式アナウンスがありました。恐らく、263Fが多摩川線との車両交換等で旅客運用から離れる間の投入を意味しているのかと思います。

Dsc09950
2020/3/30 一橋学園 4ドア車が期間限定で投入されるとのアナウンス

Dsc09951_20200330134501
平日の運転時刻

Dsc09952 休日の運転時刻 連日固定運用で投入されるようです。

Dsc09948
3ドア車の位置表示ステッカー(青枠)黄色い点字ブロックの外側に対して、内側に新たに貼られた緑枠の4ドア位置表示ステッカー
かつて1261Fが土砂崩れ事故に遭遇し、一時的に4ドア車が投入されたときの表示に比べ、今回は本格的なステッカーである点が異なります。

Dsc09946 一橋学園

Dsc09961

萩山

初日の投入編成は 2517Fでした。

Dsc09963
萩山駅2番線ホームの足元表示(西武遊園地~萩山間の折り返し運用用)は拝島線との区別のためか、オレンジ色の表示です。

Dsc09968
萩山 3番線ホーム 電光表示の4ドア車案内

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2020年3月30日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 車両編 その1 7900形 8101

岡山電気軌道の7900形、2両目は8101です。1991年に3000形3002(元東武100形105)を廃車、解体し、主電動機、制御器を流用し、アルナ工機で製造されました。冷房装置は富士電機FDA2220-1A(冷凍能力20,000kcal/h)を搭載しました。
岡山電気軌道の付番方式は竣工年が会社の創業(1910年)からの年数を上二桁に使用するルールに従っており、1991年竣工の同車は81**となっています。

8101-190802 2019/8/2 清輝橋

8101-190802-21 2019/8/2 岡山駅前

8101-190802_20200329075101   8101 車内

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2020年3月27日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 車両編 その1 7900形7901

岡山電気軌道の路面電車シリーズ、最古参は元東武100形として、日光軌道線向けに1953年に10両が新造された車両達で1968年2月の日光軌道線廃止後、10両全車が岡山電気軌道に譲渡され、岡軌3000形として同社の主力車両として活躍しました。3001は1973年10月に交通事故で廃車となりましたが、残りの9両は1989年まで揃って在籍しました。ただ、非冷房車であったため、夏場の運行に支障をきたし、1989年以降、年1両のペースで電動機・制御器を生かし、岡軌7900形への更新が開始されました。
1989年に7901(3003から)が竣工、1991年には8101(3002から)、1992年には8201(3004から)、1993年に8301(3008から)、1995年に8501(3006から)と5回に渡ってアルナ工機で製造されました。一方、3000形は9200形momoの代替で3009が廃車となり、3005、3007、3010が残りました。3010は2013年に廃車となり、2020年から東武日光駅前に移転保存の予定で、現時点では3005(元110)と3007(元108)が現存し、イベント車として活躍が期待されている状況です。

7901-020329 2002/3/29 岡山駅前付近

7901-190802-3 
2019/8/2 岡山駅前

7901-190802
2019/8/2 清輝橋

7901-190802-2 2019/8/2 東山おかでんミュージアム

一番上と一番下の写真で17年の年月が経っていますが、車体の地色は同じで広告が変わりました。
7901は元東武100形106が岡山電気軌道に譲渡され、1968年5月28日岡軌3003として竣工し、1989年7月10日7901に主電動機東洋電機製造TDK-532-B(端子電圧600V時一時間定格出力45kW/905rpm)を転用し、東洋電機製造DBI-LBK4直接制御器も転用されました。制御器に関しては検査時に西日本鉄道北九州線第2次部分廃止時に廃車となった同社600形からの発生品である日立製作所DR BC-447に変更されました。パンタグラフは3000形のものを引き継いでいます。

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2020年3月26日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 8 岡山電気軌道 その概要

再び、2019年8月の旅行の話題に戻ります。今回からは岡山電気軌道です。

両備グループ共通社章
両備グループの社章

この会社は岡山県を中心として、路面電車、和歌山電鐵、バス、フェリー、不動産業などを営む運輸・観光関連企業の両備ホールディングス、情報関連事業、生活関連事業、文化事業、福利・厚生事業を営む両備グループの中核企業となっています。私などは両備と聞くとホームセンターなどで売っている電動工具のメーカー(リョービ:RYOBI)を想像してしまいますが、こちらは広島県府中市に本社を置くダイカストトップメーカーで両備グループとは関係ないようです。


岡山電気軌道の現在の路線 Wikipediaの記事から

現有路線はH 東山線(岡山駅前~東山・おかでんミュージアム駅)間3.1㎞と S 清輝橋線(岡山駅前~清輝橋)間1.6㎞で日本全国でも最小規模であり、岡山駅構内への乗り入れ、環状化、JR吉備線のライトレール化事業に合わせた相互乗り入れ、岡山大学方面、岡山空港方面延伸、青江周辺までの延伸計画がありますが、資金面の問題などから具体化はしていません。

190802_20200325193601
2019/8/2 JR岡山駅東口から東方向に伸びる桃太郎大通りの中央に位置する岡山駅前電停

190802_20200325194001 清輝橋線の終点 清輝橋電停

190802-2_20200325194101
ディスプレイには直近の電車の発車時刻が表示されています。

Dsc02095
清輝橋線と東山線の分岐する柳川電停


設立は1910年5月21日で、創業時から社名を一度も変えていない会社で間もなく創業110周年を迎えます。路面電車の営業は
1912年5月5日、内山下線「駅前 - 内山下分岐」、内山下支線「内山下分岐 - 後楽園口」間で開始されました。
同年6月1日には内山下線「城下 - 西大寺町」間が開業
1921年7月26日、番町線が開業
1923年7月9日、旭東線「西大寺町 - 東山」間が開業
1928年3月18日、柳川線「柳川 - 大雲寺町」(現在の大雲寺前)間が開業
1946年9月6日、清輝橋線「大雲寺前 - 清輝橋」間が開業。柳川線を清輝橋線と改称
1968年6月1日、番町線「城下 - 番町」間が廃止
2007年8月3日、清輝橋線「大雲寺前 - 清輝橋」間に「東中央町停留所」が開業

Dsc02105 東山線の終点、東山・おかでんミュージアム電停

車庫は東山・おかでんミュージアム駅に隣接されています。

運賃は岡山駅前~郵便局前、若しくは県庁通りまでが100円、それより先は両線の終点まで140円です。

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2020年3月25日 (水)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 3 改札外

高輪ゲートウェイ駅、3回目は改札の外です。

Dsc06881 2020/3/20 開業の際に明朝体フォントでざわついた駅名表示

昨日の記事にもあるように、この駅の改札は構内のデッキレベルとフラットに繋がっています。ここだけ見るとかなりシンプルな印象を受けます。
Dsc06872 山手線内回りと駅西口 まだ工事中といった感じ

Dsc06873 少し右方向を向くと京浜急行の電車も見えます。

Dsc06876
一方、後方、田町方向に向かってみると何やら地下道のようなものが建設中です。

Dsc06877 田町方向

Dsc06878 駅名表示はここにも こちらも明朝体です。

Dsc06884 開業の日、3月14日は凍えるような寒さの土曜日でしたが、この券売機の前には開業日の日付の入った切符を求めて多くの人が並んだようで
す。

Img003
駅スタンプコレクターではありませんが、取ってきました。
Img002
周辺お散歩地図も一部貰ってきました。

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2020年3月24日 (火)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 2 デッキ・改札レベル

高輪ゲートウェイ駅の紹介、今回はホームから階段を上がったデッキ・改札レベルです。

Dsc06859 デッキレベルを覆う屋根

Dsc06860
吹きぬか部分から線路、ホームを見下ろす。

階段を上って最初に眼に入って来るのが隈研吾氏の設計した駅全体を覆う屋根です。デッキは2本のホームを繋いでおり、真ん中の吹き抜け部分からホームに進入する列車を眺めることができます。JR西日本の大阪駅のミニチュア版のような感じで、関東ではあまり見たことが無い構造です。

Dsc06862 Information desk 用意されており、

Dsc06861
ウイルス蔓延状態でなければ、受話器を使って情報を入手することも可能なんでしょうが、いつになったらこの受話器が使用可能になるのか?

Dsc06864 駅東側は左手方向に札ノ辻電留線、右手方向に白金電留線があり、直接これらの線路を超えて東側に抜ける通路は無いようです。

Dsc06866 改札口は西側のみです。従来タイプの自動改札機と最新型の自動改札機が設置されていました。

Dsc06867 有人通路もあります。

Dsc06886
田町よりマスコミなどでも話題になった無人コンビニがありますが、オープンは3月23日、月曜日からとのことでした。

Dsc06869
階段を降りると山手線ホームですが、これまで首都圏にはこういった雰囲気の駅は無かったように感じます。

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2020年3月23日 (月)

高輪ゲートウェイ駅を訪問 1 ホームレベル

2020年3月14日のダイヤ改正で暫定開業した山手・京浜東北線の49年ぶりの新駅、高輪ゲートウェイ駅を3月20日,金曜日に訪問してきました。
Dsc06826
2020/3/14 高輪ゲートウェイ駅 開業のポスター

個人的には田町~品川間(2.2km)の新駅構想はもう20年くらい前から聞いており、毎年正月の新聞などの記事で見た憶えがありました。(仮)駅名も当時は「泉岳寺」といわれていたと記憶しています。

Dsc06840
2020/3/20 駅名標

JR東日本は2014年6月3日に田町駅から1.3km、品川駅から0.9kmの東京総合車両センター田町センター白金電留線の真東に相当する位置に新駅を建設することがアナウンスされ、今回の暫定開業に至りました。駅名は2018年6月に公募され、64,052件、13,228種類の応募があり、1位「高輪」8398件、2位「芝浦」4265件,3位「芝浜」3497件、4位「新品川」「泉岳寺」2422件で同数であったのに、正式に採用された駅名は「高輪ゲートウェイ」となりました。この決定に対しては数多くの反対意見が出され、駅名撤回を求める署名運動も展開されました。JR東日本はこの駅名決定に関して古来より街道が通じる江戸の玄関口、高輪大木戸として賑わいをした地であり、これからも過去と未来、日本と世界、多くの人々を繋ぐ結節点として街が発展することを期待してこの駅名に決定したとコメントしています。尤も,昨今の新型コロナウイルスの蔓延で社会的情勢はそれどころでは無い状況ではありますが。

2017年2月10日、駅の建設が開始され、2018年6月17日には京浜東北線南行き線路が切り替わり、駅予定地付近を通過するようになり、2019年11月16日には駅前後区間で山手線、京浜東北線を運休し、線路切替工事が行われ、山手線内外廻り、京浜東北線北行きが駅構内を通過するようになりました。2020年3月14日、暫定開業となりましたが、開業記念イベントは新型コロナウイルス蔓延のため、見送りとなりました。

Dsc06846
2020/3/20 高輪ゲートウェイ 田町へ向かう京浜東北線北行き

Dsc06844
2020/3/20 高輪ゲートウェイ 田町へ向かう山手線内廻り
 
山手線、京浜東北線は田町~田端間は方向別複々線ですが、高輪ゲートウェイ~田町間で京浜東北線北行きが山手線をオーバクロスするため、高輪ゲートウェイ駅は西側1番線から山手内回り、2番線山手外廻り、3番線京浜東北線北行き、4番線京浜東北線南行きの線路別複々線となっています。

Dsc06850
品川方向 東海道本線、上野東京ラインは上り線がホーム側を通過します。下り線は札の辻電留線の東側を通過しています。

Dsc06849
芝浦方面には札の辻電留線があり、常磐線快速E231系、サンライズ出雲・瀬戸285系、踊り子185系などが留置されています。
駅の真東には白金電留線があります。

Dsc06857
ホームは上の写真の駅構造図のように現在、3本の階段が整備されていますが、最も品川よりの階段は閉鎖状態となっています。2024年の本格開業まで閉鎖されているのでしょうか?
明日の記事では階段を登ったデッキレベルを紹介する予定です。

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2020年3月20日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 3 300番台 

EF210の話題、今回は2013年3月16日から就役した300番台です。

Ef67-1-040905

2004/9/5 天神川

この枝番はこれまでの基本番台や100番台とは異なり、瀬野八用補助機関車として1982年EF60形4次5次車の104、129、88号機から改造されたEF67形1~3号機が経年30年を超えたため、これらの置き換え用として製造が開始されたもので、301号機が2012年9月3日に川崎重工業で竣功し、1か月に渡る現車訓練と試運転を経て、広島車両所に配置され、2013年3月16日より、営業運転が開始されました。

Ef210300
EF210-300番台のデータ 電気機関車EX Vol14 EF210の現況から

基本的な構造は100番台と同じですが、勾配後押機関車として運用するため、超高粘度のシリコン油を充填したシリンダーが両エンドの連結器に緩衝装置として組み込まれています。これによって押し上げ時に発生する衝撃を緩和することが期待されています。この装置のため緩衝器が大型化し、車体長が前後で200mmずつ長くなりました。

Ef210301-160903-23 2016/9/3 千里丘

塗装はそれまでの基本番台、100番台とは異なり、写真のように青地に屋根下とサイドに黄色のラインを入れたものとなっており、ラインはルーバーで切れることなく続いています。2019年度までに316号機まで増備されています。

Dsc02661_20200319190801 2019/8/4 岡山

当初、301号機から303号機までの3両は広島車両所に配置され、勾配補機専用の運用を担当していましたが、2013年10月に3機とも吹田機関区に転属となり、吹田~広島間の運用を担当し、さらに2014年3月改正では専用の運用が設定されました。2019年3月の改正では吹田のEF210がA131~A149の運用を担当しているのに対して、300番台はそれとは別のA171~A186運用を担当しています。これらは大阪タ~幡生操間の運用とA177~A181運用が瀬野八補機運用となっており、関東方面へは足を延ばさない設定となっています。

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2020年3月19日 (木)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 2 100番台 part2

昨日に続き、EF210-100番台の話題です。
ひとつは新塗装の話題、もう一つは100番台の話題ではありませんが、瀬戸大橋線に入り、四国方面に向かう貨物列車の乗務員交代の話題です。

Dsc02758_20200318181801
2019/8/4 岡山 新塗装となった108号機

EF210の増備は今後も300番台で続けられ、全般検査は広島車両所で行われますが、第2、第3全般検査機が同時期に入場すると同車両所の手狭な塗装職場が大混乱に陥ることが予測されるため、塗装工程を3日間に短縮するための外板塗装工程の見直しが検討されました。2017年4月に第2全般検査で入場した105号機から、塗装工程の短縮が検討されましたが、塗装案が決まらず同機はJRFマークを省略しただけで出場となりました。その後、第2全般検査で入場した107、108、106、109、111、そして第3全般検査で入場した14、2号機では黒を省略した青一色塗装が開始され、300番台の帯の位置に白帯を纏う塗装となって出場しました。但し、帯はルーバーの部分は切れる形態となっています。

Dsc02735 2019/8/4 岡山 山陽本線下り1番線を通過して広島方面に向かうEF210-6牽引5061列車 越谷タ発広島タ行き

続いては瀬戸大橋線方面の貨物列車の話題です。
岡山駅の配線図はこちらにあるように、姫路方面から来た列車は上の写真のように新幹線高架下に近い1番線を通過して行きますが、瀬戸大橋線方面に向かう場合は、岡山駅東方のポイントで分岐し、8番線などに入線する必要があります。

Dsc02702_20200318184501
2019/8/4 岡山 8番線に姫路方から入線してきたEF210-126号機牽引の71~3071列車東京ターミナル発新居浜行き
撮影しているのは切り欠き7番線ホーム

乗務員交代は通常の九州方面貨物列車であれば、岡山貨物ターミナルで行われると思いますが、この列車は岡山貨物ターミナルは通らないので、岡山駅構内で行われるようで、

Dsc02698 2019/8/4 岡山 71~3071列車の交代乗務員は出発信号機手前の線路際で列車の到着を待ちます。

Dsc02704 列車の到着後、乗務員が交代し、1分ほど停車した後、出発して行きました。

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2020年3月18日 (水)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 2 100番台 part1

一昨日の記事に続き、「桃太郎」ことEF210の100番台の話題です。
100番台は下の表に示すように
1次車 2000年3月に2両(101,102)、2001年12月から2002年3月までに6両(103-108)
2次車 2002年11月に3両(109-111)、2003年9・10月に2両(112,113)、2004年8月・9月に2両(114,115)、2005年10月に2両(116,117)、2006年1月から3月に8両(118-125)、2006年8月から10月に6両(126-131)、2007年9月から12月に10両(132-141)、2008年6月に1両(142)、10月から2009年1月に13両(143-155)
3次車 2009年10月から2010年1月に9両(156-164)、2010年10月から2011年1月に9両(165-173) と大きく3次にわけて73両が製造されました。

Ef210100emf
表 JR貨物 EF210-100番台 製造・全般検査等のデータ データは電気機関車EX vol14のEF210の現況から

Ef210102-130505-2 2013/5/5 東京ターミナル 公開時の基本番台6号機と102号機の並び 運転台下の桃太郎ロゴの有り無し、黒い部分の塗分けの違いが分かります。

100番台は基本番台ではGTOだったVVVFの素子がIGBTとなり、1台のインバーターで1台のモーターを制御する方式に変更されました。塗装の塗分けもこれらの写真のように変化しました。また搬入口のフィルターも最初から大きなタイプが設置されていました。

Ef210115-050821 2005/8/21 清州 115号機 最初のFPS4時代

Ef210115-100709-2 2010/7/9 PS22D時代

Ef210115-150308 2015/3/8 小山 FPS4に戻った姿

パンタグラフも1次車の108号機までは下枠交差式のPS22Dでしたが、109号機以降はシングルアーム式のFPS4に変更されました。尤も115号機は表にもあるように一時、PS22Dを装備していた時期がありました。

Ef210151-090504

2009/5/4 与野 GPSアンテナのためにモニター屋根が分断されている151号機

Ef210173-110521-2 2011/5/21 173号機ではそういった欠けがありません。

3次車にあたる156号機以降は設計段階から列車位置検知用GPSアンテナ設置が省略されています。そのためモニター屋根の欠けが無くなりました。

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2020年3月17日 (火)

2020年3月ダイヤ改正で西武新宿線に40000系LS version 40152Fが貸し出し

今年1月2日記事で、西武池袋線での40000系Long Seat Version 40151Fの導入の話題がありました。その後、40152Fも2月24日に、池袋線で運用に入っているのを石神井公園駅にて見かけましたが、今朝、小平からつくばへ移動の際に新宿線で乗車した急行に40152Fが入っていて驚きました。

Dsc06833
2020/3/16 高田馬場 乗車した急行を見送り、西武新宿から折り返して来た急行本川越行き

40000系のLong Seat Versionは廃車になった9000系編成の置き換え用として池袋線配置でしたが、3月14日のダイヤ改正から西武新宿線に快速急行が復活したのを記念して、漫画家・イラストレーターのカナヘイさんが描く「カナヘイと小動物」とのコラボ第2弾として「あなたとご縁!~小江戸・川越にピスケ&うさぎが出会った~」仕様の編成を運転することになり、40152Fに白羽の矢があたり、1年間の予定で新宿線に貸し出しとなったようです。

Dsc068342020/3/17 高田馬場
新宿線、拝島線以外にも本来の池袋線系統や地下鉄線直通・みなとみらい線・東急東横線での運用が予定されているようです(詳細はこちらのサイトから)。

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2020年3月16日 (月)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 7 東海道・山陽系貨物 EF210の話題 1 試作機901と0番台

2019年8月の旅行、岡山駅での撮影、JR貨物についても触れておきたく思います。

130321-2 2013/3/21 岡山駅 列車案内
岡山駅では旅客用のホームを貨物列車が通過する際に通過ホーム、通過時刻がこのように列車案内板に表示されるのが特徴です。

Ef2109010
EF210  試作機と0番台に関するデータ 電気機関車EX vol14 EF210の現状から

Ef210901-030328-2 2003/3/28 新大阪 試作機 量産化改造前 搬送口にルーバーがなく、黒の塗り分け線のパターンも独特でした。

Ef210901-120317-2 2012/3/17 千里丘 量産化改造で100番台並のルーバーが取り付けられた901号機、下地パテの不良のため、検査で塗装してもすぐに色剥げを起こすのも同機の特徴
量産化改造後も、試作機は信号炎管の位置や誘導員手摺り位置が内側にあることなど形態的特徴を残しています。

EF210の試作機こそ、新製直後は各種試験のため、新鶴見機関区に配属されましたが、約1年半の試験後、岡山機関区に配置となり、量産機の基本番台全機、100番台の13機と合わせ、32機が配置されています。もっとも桃太郎という愛称はこの岡山配置から付けられた愛称ですが、現在は吹田機関区に42両(プラスアルファ)、新鶴見機関区に33両配置されており、岡山機関区の配置が最も少なくなっています。

Ef2101-070407-2 2007/4/7 八丁畷 量産1号機 この時点ではルーバーは登場時のままの小さなタイプ

Ef2101-100709-2 2010/7/9 吹田 撮影記録では2007/8/19の時点で搬出口のフィルターは大形に

EF210は直流平坦線で1300t貨物を牽引する機関車として1996年2月に試作機が三菱電機・川崎重工業で製造され、各種試験の後、1998年11月から量産機基本番台が18両製造されました。これらはGTO素子を用いたVVVFインバータ制御で1台のインバータが2台のモーターを制御する方式です。量産機1~18は1998年7月から11月までの短期間にほぼ1週間に1機のペースで製造されており、2005年から2006年には最初の全般検査、2011年から2014年には2度目の全般検査が行われ、昨年秋から3度目の全般検査を受けた機が出場してきています。まだ、巡り会っていませんが、3度目の全般検査を終えて出場した機は100番台の第2全検出場機のような新塗装で出場しているそうです。
基本番台に関してはGTOをIGBTに換装すること無く3度目の全般検査を終えていることから、3度目の全般検査切れの時期が廃車時期(製造から約25年経過時)と考えられています。

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2020年3月15日 (日)

2020年3月14日 ダイヤ改正の話題 西武鉄道 10000系NRA ちちぶ・むさしの運行終了、001系Laviewに

WHO(世界保健機関World Health Organization )は 2020年3月11日、新型コロナウイルスの流行はパンデミックと宣言し、アメリカのトランプ大統領は国家非常事態宣言を発しました。ニューヨーク株式市場を始め、世界の主な証券取引場では株価の大暴落が起き、経済も2008年のリーマンショックを越える大危機にあると言われています。日本でも政府による学校の休校要請、イベントの自粛要請などで社会が萎縮した状態となっている昨今です。

国内における感染者数 675人(前日比+55) 死亡者数19人(+4)回復者数135人(+12)
国外        123,732人(+6674)    4,591人(+318)   67,867人(+1,321) 
横浜港クルーズ船   感染者697人 死者7人  
データは国内 3/13 12時時点 厚労省発表 国外 3/12 WHO発表 クルーズ船 3/12 厚労省発表

そんな中、3月14日土曜日、JR各社をはじめ,国内鉄道各社はダイヤ改正を予定通り行いました。
JR東日本関係では
・高輪ゲートウエイ駅の開業、山手線では1971年の西日暮里以来49年ぶりの新駅の開業に
・東日本大震災、東京電力福島第一原発事故で不通となっていた常磐線、富岡―浪江間(20・8キロ)が開通し,9年ぶりの全通
251系SuperView踊り子が引退し、E261系サフィール踊り子がデビュー
JR東海関係では
・新幹線のぞみ12本ダイヤ、700系が引退することで全営業列車の車両が285km/h、2.6km/h/s、車体傾斜装置付きのN700系(N700A)電車に揃えられ可能に
民鉄関係では
・近鉄の名阪特急に80000系ひのとり」がデビュー、鮮魚列車が引退
・西武池袋線・秩父線からNRA10000系が引退し、001系Laviewに  などが気になるところでしょうか。

まだ、新ダイヤでデビューした車両等の撮影は行っていませんが、西武のNRA10000系のラストランHM付きの姿は先日,撮影していますのでそれを今回は紹介します。

Last Run HMが付いたNRA10000系は10110Fで2月29日、土曜日の運用は
650西武秩父→ちちぶ68号→809池袋830→ちちぶ7号→952西武秩父1025→ちちぶ22号→1144池袋1230→ちちぶ15号→1348西武秩父1425→ちちぶ30号→1544池袋1600→むさし23号→1639飯能1735→むさし38号→1818池袋 でした。

紫色のちちぶ30号とむさし23号を狙うことにしました。

10000-10710-last-run-200229
10000-10110-last-run-200229 2020/2/29 西所沢
まずは西所沢駅を通過するちちぶ30号 通過時刻は定刻の15:19でした。
この後、西所沢駅から線路に沿って約15分、所沢方面に歩き、新宿線をオーバクロスする手前の踏切に


10000-10110-last-run-200229_20200314200901

10000-10710-last-run-200229_20200314200901
むさし23号で飯能に向かう10110F

3月14日以降、ちちぶ、むさしの定期特急は001系Laviewに置き換えられましたが、西武ドームで野球等が開催される際に池袋~西武球場前間で運転される臨時特急にはNRA10000系が使用されるので、池袋線を走る姿はまだ見ることが出来るようです。

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2020年3月14日 (土)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 8600系

JR四国では岡山・高松~松山間が完全に電化された後も、2000系気動車が「しおかぜ」や「いしづち」に投入されていました。これを解消するために8000系以来、21年ぶりに新製された特急電車が8600系です。開発には鉄道建設・運輸施設整備支援機構の特例業務勘定の利益余剰金を利用した費用支援が行われ、量産先行車の導入に10億円が投入されました。8000系電車導入時の「瀬戸の疾風」を踏襲し、「SETOUCHI STREAM EXPRESS」がキャッチコピーとなりました。車体傾斜制御装置を2000系や8000系同様に搭載していますが、メカニズムは台車枠と車体間の左右の空気バネの内圧を制御し、車体を傾斜させる空気ばね式車体傾斜方式とし、台車構造を簡素化し、省メンテナンスを実現しました。2014年から川崎重工業で製造され、2014年6月23日から運用されています。

Dsc02786

Dsc02787 2019/8/4 岡山 E12編成の8602は量産先行車 ブラックフェイスは蒸気機関車を模して、力強さ・ダイナミズムを表現したとのことです。

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 140 km/h
起動加速度 2.0 km/h/s
減速度(常用) 5.2 km/h/s
編成定員 3両編成:153名 2両編成:101名
編成重量 3両編成:113.0t 2両編成:80.5t (いずれも空車)
全長 20,800 mm
全幅 2,840 mm
全高 3,560 mm
床面高さ 1,105 mm
車体 軽量ステンレス(efACE)
台車 空気ばね式車体傾斜制御付き軸はり式軽量ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)S-DT66・S-TR66
主電動機 全閉外扇式三相交流誘導電動機
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 220 kW ×4 = 880 kW
制御方式 IGBT素子VVVFインバータ制御
制動装置 回生・発電ブレーキ併用電気指令式ブレーキ 抑速ブレーキ 直通予備ブレーキ
保安装置 ATS-SSⅡ

Dsc02796
松山方は3両編成のE2

20198600
8600系の編成表

8000系は5両編成の基本編成と3両編成の付属編成の分割併合方式ですが、8600系では全ての車両が貫通タイプとなっており、Mc-Tcの2両ユニットの中間にTを挟み、2両と3両を組み合わせる方式としました。
8600形(Mc) 岡山・高松方 制御電動車 全席普通席 定員56名 自販機・洋式便所・男性便所
8700形(Tsc) 3両編成の松山方 制御車 グリーン(12名)・普通(17名)客室合造車 パンタ 男性便所・車椅子対応多機能便所・洗面台・ユーティティスペース・多目的室
8750形(Tc) 2両編成の松山方 制御車 全席普通席 定員45名 パンタ 男性便所・車椅子対応多機能便所・洗面台
8800形(T) 中間車 全席普通席 定員68名

Dsc02794
車体色のオレンジとグリーンは「瀬戸内の温暖な風土」と「穏やかで美しい四国の自然」、「愛媛」と「香川」をイメージしています。


Dsc02795
ドアは8000系のプラグドアとは違い、一般的な引き戸です。パンタはTcとTscの後位に搭載され、取付部の屋根は予讃線の狭小トンネルに対応するため通常部の3,560mmから255mm低くした3,305mmとなっています。JR四国では初となるシングルアーム式パンタグラフです。車体傾斜により架線から離線したり、狭小トンネルで建築限界へ支障することを防ぐため、車体側部を通して集電装置取り付け台と台車の間をワイヤーで連結し、集電装置の左右の動きを拘束、その取り付け台が屋根上の枕木方向に設置されたガイドレール上を移動することで、常に集電装置の位置を軌道中心とする架線追従装置を装備しています。

量産先行車の走行試験時に曲線連続区間で元空気ダメの空気圧が異常に低下する事態が発生したため、傾斜を行う曲線、制御を行う区間の見直し、空気タンクの容量を330リッターから710リッターへ、台車補助空気室の容量を45リッターから35リッターへといった改良・改修が量産車、量産先行車においてなされました。

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2020年3月13日 (金)

2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 8000系

JR四国8000系1992年3月の予讃線観音寺~新居浜間の電化完成で試作車(8001+8101+8201)が登場、同年8月に臨時特急「しおかぜ」(岡山~新居浜)、臨時特急「いしづち」(高松~新居浜)として営業運転を開始しました。1993年3月18日の改正で新居浜~伊予北条間が電化され、高松から伊予市までの電化が完成し、高松~松山間が高速化され、量産車が登場しました。製造は日本車輛製造と日立製作所笠戸事業所が担当し、量産車は1998年までに45両製造されました。量産車の登場で試作車8001はL1編成に、8101+8201は向きが方向転換され、S1編成に組み込まれました。

8000-020329
2002/3/29 岡山 「しおかぜ」5+3の8両編成 先頭は8000形量産タイプ 振り子制御装置やSIVを搭載しているため、クロハでありながらパンタがあります。

8000-020329-3
2002/3/29 8400形貫通タイプの先頭車

主要諸元
最高運転速度 130 km/h
設計最高速度 試作車:160 km/h 量産車:140 km/h
編成定員 L編成 : 18(グ)+263(普)=281人 S編成 : 168人(普)(リニューアル前は172人(普))
編成重量 L編成 : 183.2t S編成 : 109.2t
試作車 : 109.6t
全長 8000形・8500形 : 22,600 mm その他 : 21,300 mm
全幅 2,820 mm
全高 3,360 mm
車体 ステンレス
台車 制御付自然振子装置組込コイルばね+円錐積層ゴム式ボルスタレス台車(ヨーダンパ付)
試作車 : S-DT59・S-TR59 量産車 : S-DT60・S-TR60
主電動機 三相交流誘導電動機
駆動方式 TD平行カルダン駆動方式
編成出力 L編成 : 200kW×8=1,600kW S編成 : 200kW×4=800kW 試作車 : 150kW×8=1,200kW
制御方式 GTO素子によるVVVFインバータ制御 試作車は1C8M、量産車は1C1M
制動装置 発電ブレーキ 電気指令式ブレーキ 直通ブレーキ 抑速ブレーキ
保安装置 ATS-SS

・2000系気動車と同じ制御付き自然振り子方式
・パンタグラフが離線するのを防ぐため、車体側部を通して台車とパンタグラフ台座の間をワイヤーで結び、常にパンタグラフが真上を向く架線追従装置が装備されました。
・空調装置の熱交換器は重心を下げるため床下に搭載されました。
・試作車では設計最高速度を160km/hとしたためレールブレーキを採用しましたが、量産車ではレールブレーキは採用されず、試作車のレールブレーキも営業運転までに撤去されました。

19938000_20200312191001
 
1993年当時の8000系編成

1993年の登場時は半室グリーン車が1号車の5両編成5本と4両編成1本(ともにL編成)に、付属編成となる3両編成(S編成)5本で、5両、4両+3両、5両+3両と編成はバラエティに富んだ構成でした(黄色が試作車)。

19988000_20200312193501
 
1997年11月29日のダイヤ改正で多客時を除く、昼間の電車特急は多度津駅で「しおかぜ」「いしづち」の分割併合作業が行われることになり、L2編成に挿入する8300形8309と3両編成1本S6編成が新製されました。1998年3月14日のダイヤ改正から岡山方面の所要時間短縮のため宇多津駅構内のデルタ戦で編成の方向転換が行われ、半室グリーン車(8000形)が8号車となりました。

20148000

2014年3月14日のダイヤ改正から2000系気動車とグリーン車の位置を同じ場所に統一することから再度方向転換が行われました。S1編成は2018年3月31日付で廃車されました。
  8000 8100 8150 8300 8400+8200 8300 8500
 Thsc    M2      M1      T        Tc2     Mc        T        Tc1

8000形と8500形が流線形先頭車で8400形と8200形が貫通タイプの先頭車となっています。試作車と量産車では流線形の非貫通タイプの場合、フロントガラスのサイズに違いがあり、量産車は車体にワイパーの取り付け軸が付いているのに対して、試作車(8001)はガラスを貫通して軸が取り付けられています。さらに連結器カバーが試作車では運転台からの操作で開く方式となっているため、カバー縦筋が入っています。

8000-081209 2008/12/9 岡山 手前の8000形は試作車8001

リニューアル工事は2004年10月から実施され、2006年11月に全編成で終了しました。グリーン車・普通車指定席のみで施工され、「S-Seat」と呼ばれるより上質な難燃木材製座席への取替え、パソコンテーブルや車両の最前部のみであるがコンセントの設置、S編成は全車両禁煙化により喫煙室を1箇所設置(2011年3月廃止)等でした。車体のドア周りの塗装を普通車指定席はオレンジ、グリーン車は赤のグラデーションとなりました。リニューアル工事を施工した編成は、2005年度の財団法人日本産業デザイン振興会グッドデザイン賞を受賞しました。 

Dsc02696 2019/8/4 岡山 二度目の方向転換で貫通型先頭車が大阪向きとなっている現在の姿

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