12月21日朝、青森に到着後まず向かったのは、前回青森に来た2010年10月にも訪れた千刈踏切でした。その前に12月の青森なので雪が積もっていることを予想して完全冬装備で来たのですが、雪が全く積もっていなかったのには驚きました。今年はかなりの暖冬のようです。
場所は上の地図のように青森駅を出発した奥羽本線が、青森信号所と奥羽本線を結ぶ線路と合流する三角線の左隅になります。
千刈踏切 表示
奥羽本線の全長(福島~青森)は484.5kmです。
ここは青森駅に出入りする奥羽本線の列車、津軽線、海峡線の列車、そして青森信号所と津軽海峡線や奥羽本線・日本海縦貫線の貨物列車を撮影できるポイントです。
詳細編で通る列車については触れて行こうと思いますが、2010年12月の東北新幹線新青森開業で、津軽海峡線の特急「白鳥」が新青森始発なった関係もあって、在来線特急がよく通る場所でもあります。
2015/12/21 789系 HE205編成 白鳥 千刈踏切
新青森から奥羽本線の線路を来て青森駅に入り、スイッチバックして、手前の海峡線線路を行く789系「白鳥」 北海道新幹線新函館北斗開業時には廃止となります。
JR東日本 485系3000番台 白鳥 2015/12/21 千刈踏切
こちらは津軽海峡線からやって来た特急「白鳥」 北海道新幹線開業で引退、車両も勤めを終えるのでしょう。
JR東日本 485系3000番台 つがる 2015/12/21 千刈踏切
こちらは同じタイプの車両による特急「つがる」
2002年12月 東北新幹線盛岡-八戸延伸で八戸-青森・弘前間で運転を開始し、2010年の新青森延伸では秋田-青森間の運行となった特急です。
751系 A102編成 つがる
さらに特急「つがる」は4連化された751系も使用されています。
701系 N1編成
奥羽本線の快速や普通列車、津軽線蟹田までの列車には秋田センタ-配置のピンク帯の701系基本番台が投入されています。3連と2連があり、併結編成も見かけました。
EH500-11
海峡線から青森信号所に向かうEH500牽引の貨物列車も来年3月の改正で見られなくなります。
EF510-7
以前は富山区のEF81も見られましたが、ここ数年は日本海縦貫線の貨物はEF510のみのようです。
EF510-508
かつては上野から寝台特急「北斗星」「カシオペア」を牽引して青森に通っていた★のEF510 500番台も現在はこのような姿で同所を通過しています。
EH800-7
かつてはED79重連が担っていた運用、主に日本海縦貫線貨物の継走でしたが、今はEH800がすでに引き継いでいるようです。1日3本往復運用がありますが、22日に蟹田で2本撮影しましたがいずれもEH800でした。
EH500-81 奥羽本線から
2015年春のダイヤ改正ではA137でEH500の大館往復運用があり、先日の隅田川のイベントで聞いた話では秋田まで進出との予定もあるとかで海峡線から撤退後もこういった風景は見ることが出来るようです。
踏切横にはローソンが
2010年にはなかったのですが、この5年の間に踏み切り横にコンビニエンスストアが開店しており、食料の調達等でも重宝致しました。
踏切線路上から新青森方向の眺め
右手は青森信号所本面の単線、左手は青森駅方向の3複線
最初の地図で千刈踏切を渡る道路が曲がって交わる道路が連絡線を渡る場所がこの第一大野踏切です。距離的には千刈踏切の手前のポイントが連絡線の0キロなので533mとなります。
一方、同じ道路が旧東北本線の線路(現在の青い森鉄道)と交わる踏切が古川踏切です。距離表示は東北本線時代のままだと思います。
青森駅南の国道4号、7号線がJR線、青い森鉄道を越える跨線橋上から眺めると、
奥羽本線、津軽線、津軽海峡線が右へ
大湊線から乗り入れてきたキハ100
青い森鉄道線が左へ分かれて行くのがよく分かります。
21日はこの後、奥羽本線を大鰐温泉まで行き、弘南鉄道大鰐線に乗車しました。

にほんブログ村

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。
最近のコメント