2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 82 横須賀色の電車達 その7 千葉ローカルで活躍した113系 その終焉まで
1月29日の記事で記述しましたが、1969年の7月11日の内房線木更津~千倉間の電化開業で113系1000番台6両編成7本、計42両が津田沼電車区に配置されました。1972年には千葉鉄道管理局2番目の幕張電車区が開設され、千葉ローカルに投入される113系は徐々に幕張区に配置換えになって行きました。 1981/1/3 東戸塚
撮影年代不詳 錦糸町
1986年11月1日、ダイヤ改正時の幕張区の配置データでは、
総武快速・横須賀線用に11両TcMM'TMM'TsTsMM'T'c
基本編成18本(101~118編成)、4両附属(増結)TcMM'T'c編成28本(201~228編成)
1972年4月以降製造のATC搭載、一部冷房準備工事、隙間風防止と工作性容易化のため側窓をユニット窓に、地下線清浄化、保安作業者への影響を考慮した循環式汚物処理装置搭載車の通称1000’番台となっています。
モハユニット113/112- 1055~1265
クハ111-奇数1026~1140、偶数1340~1465
サハ111- 1020~1048
サロ113- 1001~1017
サロ110-1200番台 -1201~1288
1978年、名古屋地区の80系置換えに登場したシートピッチ拡大車の2000番台サハの一部
そして、1000’番台のシートピッチ拡大車1500番台 から構成されていました。
一方、房総各線で活躍する地上用グループは6両編成TcMM'MM'T'c34本(51~76、301~308)、4両編成TcMM'T'c17本(231~247)からなり、0番台、1000番台、一部1000’番台から構成されていました。
1994年8月にはE217系量産先行車が登場、1999年12月に総武快速・横須賀線用の113系の営業運転は終了しました。 2002/4/29 佐倉 リニューアル車 S65編成
2005/5/7 滑川~下総松崎 241編成 未リニューアル車 簡易分散式冷房装置搭載
リニューアル工事は1999年より開始され、1000’番台後期・1500番台後期を対象に行われました。 2009/2/15 蘇我 S222編成
2009/9/13 酒々井 101編成
2005年以降、東海道線から撤退した元国府津区の車両や宇都宮・高崎線から転入した211系3000番台によって置き換えられ、2011年9月1日を以って営業運転を終了しました。
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