今回はキハ183系時代の特急「おおぞら」さらに帯広発着の特急として命名された「とかち」の歴史です。
キハ80系気動車は長らく北海道の特急として用いられて来ましたが、1975年頃から接客設備の陳腐化と酷寒地運用ゆえの故障多発・損耗が顕在化し、取替えが喫緊の課題とされました。後継車両の計画に際しては北海道内での使用に留意し、厳しい気象条件に適合した「雪と寒さに強い」特急形気動車として開発が進められ、1979年にキハ183系先行試作車が完成しました。1980年から1年半の試用の後、1981年10月から量産車の使用を開始しました。
1986年11月の国鉄最後のダイヤ改正で、各部の大規模な設計変更がなされた500番台(N183系)が投入され、キハ80系を完全に淘汰しました。JR移行後の1988年には走行性能の向上に留意した550番台(NN183系)を投入し、道内特急列車の高速化と設備水準向上を実現しました。
2001年から経年の進んだ車両が順次淘汰されつつありますが、使用路線の実情を考慮した仕様変更や改造も多数なされ、現在に至るまで道内各路線の特急列車に使用されています。
前回の記事と一部重複しますが、まずは特急「おおぞらの」歴史を見てみましょう。
1979年9月 函館運転所(函ハコ)にキハ183系先行試作編成が配置されます。
キハ183 901, 902, 903, 904
キハ182 901, 902, 903, 904, 905, 906
キハ184 901
キロ182 901
←札幌
DcDDDDDsD'DDDc×1 所要1
おおぞら(1)
函館1140-2155釧路/釧路920-1930函館(キハ80と隔日運用)
Dc×2
<キハ183系900番台試作車>
1979年に12両が製作され、基本編成を7両、必要に応じ中間電源車を含む3両を挿入して最大10両編成とする運用方式が採られました。特急気動車としてはキハ181系以来11年ぶりの新形式でしたが、保守の省力化と信頼性の確保に鑑み各部仕様は先行形式で実績のある構造を主軸に採用する方針が採られました。
車体は同時期に試作された781系電車の仕様を踏襲した耐寒耐雪設備を有し、客室窓の天地寸法は本州以南向け特急形車両に比べ小さく、客用扉は各車とも片側1か所に片開きのものを設けました。
分割併合を前提とせず、先頭車は特急形電車同様の高運転台式非貫通型で、着雪防止のため、直線と平面で構成され正面中位が前方に突出した「スラント形」と称される独特の前頭部形状を有し、灯火類は正面下部左右に前照灯と標識灯を設けるほか、運転台直上部中央にも2灯の前照灯を設けました。外部塗色はクリーム4号+赤2号の国鉄特急形車両の標準配色としました。
車体側面には非常時脱出用の非常扉を設け、客室窓は冷房故障時換気用の内傾式窓を片側2か所に装備しました。
キハ183形・キハ184形は床下に最大4両分の給電能力を有する電源装置を設置し、客室床上に機器室を設けました。
エンジンは、各車に1基のディーゼル機関を搭載し、発電設備の搭載・非搭載で駆動系の仕様が異なり、2種の系統がありました。
発電設備をもつ形式(キハ183形・キハ184形)はキハ40系気動車の駆動系を基本とした直列6気筒機関を搭載し、動力台車は1軸駆動の DT47 形でした。発電設備のない形式(キハ182形・キロ182形)にはキハ66系気動車の駆動系を基本とした大出力の水平対向12気筒機関を搭載し、動力台車は2軸駆動の DT48 形でした。
台車は車体直結式の空気バネ台車で、円筒案内式の軸バネには雪の侵入を防ぐゴム被覆を設けました。動力台車は駆動軸数の異なる DT47 形・ DT48 形の2種があり、付随台車は各形式とも TR233 形でした。
最高速度は基本番台と共に新製時は100km/hでしたが、後に対応工事がなされ110km/h運転を可能となりました。
トイレ・洗面所はキハ183形以外の全形式に設置し、キハ183形には業務用室、キロ182形には車掌室を設置していました。
冷房装置は集中式の AU79X 形を屋根上に1基搭載し、通風・換気は各車の屋根上に2基設置された新鮮外気取入装置によって行いました。
量産移行後は仕様を統一する量産化改造がなされて量産車と完全に混用されていましたが、老朽化や余剰のため2001年9月までに全車が廃車となりました。
1980年2月10日:「おおぞら」5・4号に新型気動車キハ183系を導入。
1980年10月1日:それまで函館中心のダイヤ体系を札幌中心に変更し、本州との連絡は航空機との協調をメインとするため、室蘭本線室蘭~沼ノ端と千歳線の電化完成、千歳空港駅(現:南千歳駅)が開業したダイヤ改正です。電化を機会にこれまでの特急「いしかり」を延長する形で特急「ライラック」9往復が誕生しました。
「おおぞら」のうち、5・4号は札幌駅 - 釧路駅間とし、3・2号の旭川駅発着編成を廃止。これ以降「おおぞら」の滝川駅以北乗り入れはなくなりました。
1981年8~9月にキハ183系量産車42両が函ハコに新製配置されます。
キハ183 1~8
キハ182 1~24
キハ184 1~5
キロ182 1~5
←札幌、釧路
DcDDDDDsD'DDDc×5 10連 所要4
おおぞら(2)、北海(1)
函館940-1915釧路
釧路720-1640函館
函館1145-1627札幌1715-2214釧路
釧路1025-1540札幌1920-2355函館
Dc×2 D'×1 Ds×1
<183系基本番台量産車>
1981年 - 1983年に4形式合計89両が製作されました。消火装置は自動1系統のみに簡略化され、燃料タンクは使用距離を考慮して容量を削減しました。1982年の増備車からはトイレに循環式汚物処理装置を搭載しています。
外観はキロ182形およびキハ184形に大幅な変更があった以外は試作車に準じたものとなりました。キハ80系から特急気動車に装備されていた外開きの非常扉は廃止されました。内傾式の換気用窓も腐食や結露の誘発などの問題があるため廃止されました。また、車端ダンパも廃止されました。石勝線の長大トンネル対策として新鮮外気取入装置の性能向上が行われ、外気導入ルーバーの形状が大型化されました。駆動系の変更はありませんが、台車は軽量化されたDT47A・DT48A・TR233Aに変更されました。
1981年10月1日:石勝線千歳空港駅(現在の南千歳駅) - 新得駅間開業に伴うダイヤ改正に伴い、「おおぞら」全列車を石勝線経由に変更し(滝川経由に較べると46.4kmの短縮)、1往復を除き札幌駅 - 釧路駅間の運行とする。 1往復は函館駅発着であったが、苫小牧駅 - 千歳空港駅 - 札幌駅 - 千歳空港駅 - 追分駅と停車し、千歳空港駅に重複して停車する珍しい列車となった。岩見沢駅・滝川駅・富良野駅の停車駅を取り消し。2往復をキハ183系、1往復をキハ82系による運転となりました。
1982年10月6日 札サウにもキハ183系37両が新製配置されます。(当初は特急「オホーツク」のみ担当)
キハ183 9~18
キハ182 25~42
キハ184 6^10
キロ182 6~9
←札幌
DcDDDD'DsDDDc×3 9連 所要2
オホーツク(2)
札幌928-1539網走1702-2304札幌
札幌700-1248網走1354-1953札幌
Dc×4 D×3 D'×2 Ds×1
1982年11月15日:「おおぞら」の全列車がキハ183系に変更。同時に食堂車の営業も終了。このときから、札幌運転所(札サウ)が「おおぞら」の運用の一部を担当。
札サウ
←札幌
DcDDDD'DsDDDc×3 所要3
オホーツク(2)、おおぞら(1)
札幌928-1539網走1702-2304札幌
札幌700-1248網走1354-1953札幌
札幌805-1325網走1715-2236札幌
Dc×4 D×3 D'×2 Ds×1
1983年6月1日 函ハコにキハ183系基本番台10両 第2次新製配置
キハ183 19,20
キハ182 43~48
キハ184 11
キロ182 10
←札幌、釧路
DcDDDDDsD'DDDc×6 所要5
おおぞら(2)、北海(1)、北斗(1)
函館940-1915釧路
釧路720-1640函館1900-2325札幌
札幌723-1153函館
函館1145-1627札幌1715-2214釧路
釧路1025-1540札幌1920-2355函館
Dc×2
D'×1 Ds×1
新しい特急「おおぞら」の顔となったキハ183系 900番台 (スカートの折れ曲がりから) 1983/8 札幌
1984年2月1日:「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。4往復体制となりました。
1985年3月14日:「まりも」の昼行列車を特急に格上げして「おおぞら」に統合し、札幌駅 - 帯広駅間2往復増発。「おおぞら」6往復体制となり、札幌駅 - 帯広駅間1往復にキハ82系が復活しました。
この改正を前に編成短縮に伴い不足する先頭車を補うため、キハ184 1,4,3,5 を改造して キハ183 101~104 が誕生しています。またグリーン車の不足を補うためキハ184-901がキロ184-901に改造されています。写真はありませんが、キハ183 100番台のスタイル、塗装はあまり評判が良くなく、特に登場時のキハ183スラントノーズ車のように下半分を赤く塗った塗装はたいそう不評を買い、1ヶ月もおかずに塗り替えられたそうですね。キロ184-901はキロ182形の半分しか出力がなかったため、速度定数の変更を余儀なくされ、「オホーツク」限定で使用されました。
後年の写真ですが、このときの改造で登場したキハ183形100番台 2002/8/25 札幌
札サウ
←札幌
DcDDDDsDDc×5 7連 所要4
オホーツク(2)、おおぞら(3)
札幌930-1520網走1637-2219札幌
札幌700-1245網走1328-1915札幌
札幌800-1302釧路1411-1918札幌1943-2245帯広
帯広720-1024札幌1056-1612釧路1706-2206札幌
Dc×2 Ds×1
函ハコ
←札幌
DcDDDDsD'DDDc×5 9連 所要4
おおぞら(2)、北斗(2)
函館930-1848釧路
釧路1113-1618札幌1706-2158釧路
釧路735-1645函館
函館445-855札幌935-1351函館1430-1841札幌2012-025函館
DcDDDDDc×2 6連 所要2
北斗(2)、北海(1)
函館800-1210札幌1351-1830函館1900-2310札幌
札幌730-1145函館1220-1657札幌1735-2147函館
Dc×2 D×1
D'×2 Ds×1
1986.11の改正を前に函ハコのキハ183系はすべて札サウに転属となります。さらにキハ183系500、1500番台(N183系)の札サウへの増備が始まります。
キハ183 501~507 1501~1507
キハ182 501~514
キロ182 501~508
苗穂を通過する特急「おおぞら」 1991/8/20 当時の塗装が懐かしい
<キハ183系500番台(N183系)>
国鉄分割民営化後のJR北海道の経営基盤整備を主目的とし、1986年に新潟鐵工所および富士重工業で36両が製作されました。車体は同時期に四国に導入されたキハ185系の鋼製車体版となりました。 道内特急の短編成化を実施するにあたって基本番台の中間電源車キハ184形の運用方が再検討され、本区分のキハ183形は2種類が製作されました。電源機関付きのトイレ・洗面所なしキハ183形1500番台、電源機関をもたず大出力の走行用機関を搭載、トイレ・洗面所つきのキハ183形500番台です。電源装置のないキハ183形500番台はキハ184形との組で運用し、既存の電源装置を活用しました。新製時の最高速度は 110 km/h とされましたが、将来の速度向上に備えて機器類は最高速度 120 km/h に対応した設計とされてました。
先頭車のキハ183形は高運転台非貫通構造をやめ、増結・切離しが臨機応変に行える貫通型の前頭部構造としました。室内空間の 1/3 を占めていた発電装置は小型化して床下に移され、客室空間が拡大しました。灯火類は正面中位左右に前照灯を、正面上部左右に保護ガラスで覆われた前照灯・標識灯を設けました。
駆動系も仕様変更され、大出力の12気筒機関は直噴化された DML30HSJ形、6気筒機関は新仕様の DMF13HS 形[7]を搭載しました。液体変速機はダイナミックブレーキの装備空間を確保するため小型軽量化され、形式は DW12・DW13 に変更されました。
台車は積層ゴム支持構造の軸箱装置をもつボルスタレス台車で、動力台車は DT53 形(1軸駆動、6気筒機関用) DT54 形(2軸駆動、12気筒機関用)の2種を駆動系に合わせて装備し、付随台車は各車共通の TR239 形です。
ブレーキ装置は従来車と同様の CLE 方式(応荷重式電磁自動空気ブレーキ)を装備し、高速運転に対応するためダイナミックブレーキの準備工事がなされました。これは高速域から踏面ブレーキを使用する場合の踏面への熱影響とフラット防止のため、電子制御によりコンバーターブレーキやエンジンブレーキを併用するものでした。現在はN183系全車がダイナミックブレーキの本工事を施工され、120 km/h 運転対応となっています。
1986年11月1日:国鉄最後のダイヤ改正に伴い、「おおぞら」を札幌駅 - 釧路駅間で1往復増発。また、札幌駅 - 帯広駅間の1往復を釧路駅まで延長するが、全列車を札幌駅始発・終着とする。この時点で「おおぞら」7往復となり、全列車がキハ183系で運行されるようになる。
←札幌
DcDDDDDsDDc×4 8連 所要3
おおぞら(3)
釧路748-1227札幌1738-2220釧路
釧路903-1328札幌1433-1928釧路
釧路1120-1604札幌1628-2057釧路
仕業番号1~3のN183系使用列車で釧路からスタート
DcDDDDsDDc×10 7連 所要9
おおぞら(3)、おおとり(1)、北斗(7)
札幌750-1153函館1302-1659札幌1720-2125函館
函館1135-2057網走
網走1000-1921函館
函館811-1210札幌1242-1641函館1900-2258札幌
札幌854-1301函館1430-1828札幌1921-2319函館
函館931-1325札幌1427-1839函館
函館456-853札幌935-1341函館1712-2111札幌
札幌804-1245釧路1407-1906札幌1954-2250帯広
帯広725-1016札幌1130-1629釧路1717-2205札幌
仕業番号11~19の183系 1号車にN183系組み込み
DcDDDDsDc×5 6連 所要4
オホーツク(3)、北斗(1)
網走642-1217札幌1710-2233網走
札幌926-1425釧路1550-2041札幌
札幌702-1227網走1346-1918札幌2035-022函館
函館442-829札幌928-1504網走1653-2219札幌
仕業番号21/22~24 4号車にキロ182 500番台組み込み 21はオホーツク5/2号限定
Dc×4 Ds×1
1988年3月の改正はJRとして最初のダイヤ改正で、この改正を前にキハ183系550,1550番台が増備されました。
キハ183 1551~1554
キハ182 551~554
←札幌
DcDDDDsDDc×5 7連 所要4(500番台)
北斗(4)、おおぞら(1)
札幌1007-1350函館1500-1844札幌
札幌801-1145函館1220-1556札幌1635-2104釧路
釧路900-1325札幌1700-2034函館
函館734-1103札幌1137-1521函館1700-2038札幌
仕業番号1~4
DcDDDDsDDc×3 7連 所要3(Dsハイグレード:キロ182のHG改造)
北斗(4)
函館958-1343札幌1458-1846函館
函館820-1205札幌1249-1640函館1857-2245札幌
小樽755…手稲822…839札幌854-1243函館1330-1715札幌1725…1740手稲‥札幌1904-2259函館
仕業番号5~7
DcDDDDsDDc×2 7連 所要2
おおぞら(3)
手稲735…752札幌804-1246釧路1333-1820札幌2000-2255帯広
帯広727-1015札幌1115-1615釧路1710-2154札幌
仕業番号8,9
DcDDDDsDDDc×3 8連 所要2
おおぞら(2)
釧路747-1235札幌1411-1907釧路
釧路1030-1512札幌1758-2240釧路
仕業番号10,11
DcDDDsDDc×4 6連 所要3(臨時+2)(Ds500番台)
おおぞら(1)、オホーツク(2)
札幌957-1454釧路1527-2014札幌
札幌703-1225網走1357-1915札幌1924…1941手稲
札幌930-1450網走1717-2234札幌
札幌1120-1714網走(DcDDDsDc)
網走1133-1704札幌(DcDDDsDc)
仕業番号12~14
DcDDDsDDc×2 所要2
オホーツク(2)
網走643-1209札幌1730-2256網走
網走930-1453札幌1605-2121網走
DcDDDc×3 所要臨時3
北斗(臨時4)
札幌549-1026函館1116-1520札幌1548-2014函館
函館825-1253札幌1310-1733函館1809-2243札幌
札幌700-1124函館1504-1921札幌
Dc×2 Ds×1
<キハ183系550番台(NN183系)>
550番台はJR移行後の1988年3月改正から函館本線で最高速度 120 km/h 運転を行うため、1988年 - 1990年に28両が富士重工業で製作されました。キハ183形・キハ182形のみで、グリーン車の製作はない。内装は500番台と大きな差異はありませんが客室仕切り扉の窓を大型化している。1991年には2階がグリーン座席1階が普通個室のキサロハ182形4両が日立製作所で制作されました。
車体構造は500番台とほぼ同様ですが、500番台で非装備であった新鮮外気取入装置を再度屋根上に設置しました。これはトンネル通過時の客室内への煤煙侵入防止のためです。外部塗色はN183系と同一の配色ですが、台車・床下機器は当初より黒色です。
駆動機関は6気筒・12気筒とも過給器のインタークーラー追設などで出力を増大し、変速機は減速比を変更した DW12A・DW13A を搭載しました。台車は基本構造に変更はありませんが、高速走行のためヨーダンパ・滑走検知装置が追設されました。またブレーキ装置も500番台と同様ですが、当初から120km/h運転を実施するためダイナミックブレーキは新製時より取付けられていました。
キハ183 1555~1558
キハ182 555~558
1988年11月3日
←札幌
DcDDDDDsDDc×4 所要3
おおぞら(3)
釧路748-1227札幌1738-2220釧路
釧路903-1328札幌1433-1928釧路
釧路1120-1604札幌1628-2057釧路
DcDDDDsDDc×10 所要9
おおぞら(3)、おおとり(1)、北斗(7)
札幌750-1153函館1302-1659札幌1720-2125函館
函館1135-2057網走
網走1000-1921函館
函館811-1210札幌1242-1641函館1900-2258札幌
札幌854-1301函館1430-1828札幌1921-2319函館
函館931-1325札幌1427-1839函館
函館456-853札幌935-1341函館1712-2111札幌
札幌804-1245釧路1407-1906札幌1954-2250帯広
帯広725-1016札幌1130-1629釧路1717-2205札幌
DcDDDDsDc×5 所要4
オホーツク(3)、北斗(1)
網走642-1217札幌1710-2233網走
札幌926-1425釧路1550-2041札幌
札幌702-1227網走1346-1918札幌2035-022函館
函館442-829札幌928-1504網走1653-2219札幌
Dc×4 Ds×1
1989年3月11日 この改正を前に「北斗」の運用担当のため、再び函ハコにキハ183系の一部(普通車のみ)44両が転属となっています。
←札幌
DcDDDDsDDc×1 所要1(500番台)
おおぞら(1)
札幌1007-1351函館1500-1844札幌
DcDDDDsDDc×3 所要2
おおぞら(3)
手稲733…752札幌804-1246釧路1330-1821札幌2003-2256帯広
帯広727-1015札幌1115-1614釧路1713-2155札幌
DcDDDDDsDDc×3 所要2
おおぞら(2)
1988.11~と同じ
DcDDDsDDc×4 所要3(臨時+2)(Ds500番台)
おおぞら(1)、オホーツク(2)(臨時+1)
1988.11~と同じ
DcDDDsDDc×2 所要2
オホーツク(2)
1988.11~と同じ
DcDDDDsDDc×4 所要3(500番台)(Ds以外は函館所属)
北斗(4)
函館734-1103札幌1137-1521函館1700-2038札幌
手稲723…742札幌801-1145函館1220-1556札幌1639-2108釧路
釧路900-1325札幌1700-2034函館
DcDDDDsDDc×3 所要3(Dsハイグレード)(Ds以外は函館所属)
北斗(4)
函館820-1206札幌1249-1640函館1857-2245札幌
小樽755…838札幌854-1243函館1332-1717札幌1729…1741手稲‥札幌1904-2259函館
函館959-1346札幌1458-1848函館
DcDDDc×3 所要臨時2
北斗(臨時3)
札幌650-1059函館1117-1520札幌1545-2014函館
函館825-1253札幌1311-1733函館1810-2231札幌
Dc×2
1989.4 キハNN183系 新製配置
キハ183 1559~1562
キハ182 559~562
1990.5 キハNN183系 新製配置
キハ183 1563~1566
1990年9月1日:「おおぞら」のうち、帯広駅始発・終着の列車を「とかち」に変更。これに伴い、「おおぞら」6往復に縮小。
特急「とかち」は5往復の運行。使用車両はキハ183系気動車0番台。
←札幌
DcDDsDDDc×7 所要5
おおぞら(6)
札幌730-1224釧路1303-1755札幌1830-2316釧路
釧路1108-1555札幌1624-2053釧路
釧路920-1345札幌1445-1930釧路
釧路705-1138札幌1226-1712釧路1746-2232札幌
札幌942-1430釧路1454-1941札幌
DcDDDDc×4 所要3
とかち(5)
手稲757…813札幌833-1130帯広1152-1449札幌1955-2246帯広
帯広713-1012札幌1044-1343帯広1406-1655札幌1734-2029帯広
帯広951-1249札幌1330-1627帯広1808-2105札幌
DcDDsDDDc×5 所要4(臨時+2)
オホーツク(4)(臨時+1)
札幌705-1223網走1352-1910札幌1924…1939手稲
札幌940-1509網走1719-2234札幌
網走643-1209札幌1715-2236網走
網走930-1448札幌1515-2042網走
札幌1114-1651網走(DcDDsDDc)
網走1151-1752札幌(DcDDsDDc)
DcDDDc×3 所要臨時3
北斗(臨時4)
札幌621-1025函館1211-1610札幌1715-2132函館
函館803-1156札幌1341-1752函館1811-2208札幌
札幌930-1353函館1619-2039札幌
Dc×3 D×2 Ds×1
帯広始発、行きの列車名として新たに登場した特急「とかち」 南千歳 2002/8/27
キロハ182形500番台を連結した特急「とかち」 2002/8/25 南千歳
キハN183系による特急「とかち」 2008/3/21 上野幌
1991.7 キハNN183系 新製配置
キサロハ182 551~554
1991年7月27日:「とかち」の全列車に2階建車両「キサロハ182形」を連結。(個室の営業を開始)従来の「とかち」と区別するため、「スーパーとかち」とする。 付随車連結のため当初高出力のキハ182形550番台2両を含む6両編成、のちに同車の他列車転用によりキハ183形0番台およびキハ182形0番台を出力増強改造し200番台とした。
ダブルデッカーキサロハ182を組み込んだスーパーとかち 編成 南千歳
キサロハ182 南千歳
1993年3月18日:夜行急行「まりも」を吸収し、「おおぞら」13・14号に変更する。
1994年2月22日:西新得信号場 - 広内信号場間で「おおぞら」10号が強風にあおられて脱線転覆し、28名が負傷する事故(特急おおぞら脱線転覆事故)が発生。
1997年3月22日:キハ283系気動車を導入し、これによる列車を「スーパーおおぞら」として運転開始。「スーパーおおぞら」3往復・「おおぞら」4往復(うち夜行列車1往復)の体制となる。
キハ183系500番台の編成による(2階建車両を連結しない)列車を「とかち」とする。 キロ182形500番台は「おおぞら」と「とかち」の分離以来の石勝線復帰。使用車両は「おおぞら」は釧路方がキハ183形1500番台、札幌方がキハ183形500番台中間車0番台、「スーパーとかち」は両端キハ183形200番台、中間車キサロハ182形と0番台(200番台を含む)、「とかち」は両端キハ183形1500番台、中間車500番台。
2000年3月11日:ダイヤ改正により、キハ283系を投入し、同系を使用する1往復を「スーパーとかち」に変更。
2.キハ183系気動車は2階建車両連結車を含めて、すべて「とかち」に統一。
3.2往復に減ったキハ183系「おおぞら」に、キサロハ182形を連結。2階建車両連結「とかち」とともに釧路方がキハ183形200番台、札幌方が500番台となった。
2001年7月1日:「スーパーとかち」(基本編成5両)を2往復に増発。「とかち」は4往復になり、2階建車両の全列車連結を終了。使用車両は帯広方がキハ183形200番台、札幌方が1500番台または500番台、中間車は混用。
2007年10月1日:1.「スーパーとかち」7号、「とかち」4号を帯広駅 - 釧路駅間延長運転し、「スーパーおおぞら」に変更。
2.キハ261系による「スーパーとかち」を2往復、キハ283系による「スーパーとかち」を1往復 、キハ183系による「とかち」を2往復とする。
3.札幌発の終発を1時間繰り下げ。
4.キハ283系運行の「スーパーとかち」の基本編成を7両とする。
5.キハ183系「とかち」は基本的に500番台以降のN183系、NN183系での運用となる。
2009年9月30日:札幌発帯広行きの「とかち」3号と、帯広発札幌行きの「とかち」2号、「とかち」6号の出発をもってキハ183系車両での定期列車としての運転を終了。
10月1日:キハ261系1000番台が追加投入され、列車名を「スーパーとかち」に統一。編成は5両編成から4両編成に変更され、自由席も1両に減少。
2.キハ283系で運行される列車は、7両編成から6両編成に変更。
にほんブログ村
最近のコメント