1975/11 奥羽南線電化と特急「つばさ」の電車化 1
奥羽本線経由の秋田特急「つばさ」は私にとって縁の深い特急です。
1961年10月の改正で登場してから、キハ82形、キハ81形、キハ181系、そして485系が使用されており、現在は山形新幹線の愛称となっていますが、キハ82形による「つばさ」は記憶には無く、キハ81形の「つばさ」は東北からの帰りに福島で目撃した憶えがありますが、もちろん写真は撮ってなく、1972年10月に上野駅デビューして列車の写真を撮るようになってから、181系、14系客車、485系の写真を撮ってきました。
今回は主に関東で撮った181系「つばさ」の写真をご紹介しようと思います。
朝、上野駅で出発準備する下り「つばさ1号」1Dを写したものです。
<特急「つばさ」の歴史>
奥羽本線を走る長距離列車の始まりは、
1922年3月:奥羽本線経由で上野駅 - 青森駅間を結ぶ急行列車として、701・702列車を新設。
1940年10月:701・702列車から列車番号を改めた401・402列車は、秋田行きになる。
1943年10月:401・402列車、普通列車に変更。
1956年11月:上野駅 - 秋田駅間で急行「鳥海」が運転開始。上野駅 - 仙台駅間は「青葉」(あおば)と上野駅 - 福島駅間で併結していた。
「つばさ」という名称は所謂、サンロクトウの改正で登場しました。当初、秋田駅で日本海縦貫線の特急「白鳥」との乗り継ぎが設定され、「つばさ」という名称は白鳥の翼を意味したものとかの説もあるようで。
1961年10月1日:サンロクトオのダイヤ改正により、上野駅 - 秋田駅間を東北本線・奥羽本線経由で特急「つばさ」が運転開始。キハ82系気動車を使用。
意外なことに、運行開始当時「はつかり」は常磐線経由であり、同時期に設定の「ひばり」は運行開始が半年遅れとなったため、特急「つばさ」は上野駅発着で宇都宮駅、福島駅を経由する初の昼行特急列車となったのですね。
DcDsDdDDDc×5 所要4
つばさ(1)、白鳥(1)
上野1230-2100秋田
秋田810-1640上野
上野850-2112大阪
大阪805-2035上野
1963年4月:「つばさ」キハ80形1両を増結して7両編成化。12月:「つばさ」に盛岡駅発着の列車(6両編成、食堂車連結)を併結し、上野駅 - 福島駅間では13両編成となる。
DcDsDdDDDDc×3 所要2
つばさ(1)
上野1230-2100秋田
秋田810-1650上野
DcDsDdDDDc×3 所要3
ひばり(1)、つばさ(1)
上野1230-2000盛岡
盛岡905-1650上野
仙台730-1225上野1630-2125仙台
1964年10月1日:「ざおう」1往復を特急列車化し、山形駅発着の気動車特急として「やまばと」がキハ82系7両編成で運行開始。「つばさ」は盛岡駅発着の列車に1両増結し福島駅以南では14両編成での運転となる。
尾久客車区
DcDsDdDDDDc×5 所要4
つばさ(1)、やまばと(1)
上野1230-2100秋田
秋田810-1650上野
上野945-1517山形1610-2140上野
上野1230-2000盛岡/盛岡905-1650上野(隔日運用 1運用は盛岡車)
盛岡客車区
DcDsDdDDDDc×1 所要1
つばさ(1)
盛岡905-1650上野/上野1230-2000盛岡(隔日運用 1運用は尾久車)
1965年10月:「つばさ」の盛岡駅発着の列車を「やまびこ」として分離。「つばさ」秋田発着のみで2往復とする。 「やまばと」に会津若松駅発着列車を併結。同時に食堂車の連結を中止し各編成を6両編成化、郡山駅以南では12両編成での運転となる。
DcDsDdDDDDc×5 所要4
つばさ(2)
上野1210-2037秋田
秋田810-1649上野
上野730-1605秋田
秋田1240-2120上野
再掲ですが、1972年7月の萩旅行出発の際に東京駅15番ホームで出発待ちの181系特急「つばさ」を撮影していました。
1968年10月1日: 「つばさ」の一部が東京駅発着になる。この後1年間は1往復(上下とも2号)に「はつかり」の583系電車化で余剰となったボンネット型のキハ81形が転用された。
福島駅 - 米沢駅間が直流電化から交流電化に変更され、「つばさ」は福島駅北方の中川信号所で行っていた補助機関車の連結・解結作業が福島駅構内で行われるようになり、使用機関車もEF64形からEF71形になる。
「やまばと」の使用車両を485系電車に変更したことにより、「やまばと」の会津若松駅発着列車を「あいづ」として分離し、「やまばと」に食堂車が復活。
DcDsDdDDDDc×2 所要2 イタリックはキハ81
つばさ(1)
上野1215-2030秋田
秋田1235-2107東京
DcDsDdDDDDc×3 所要2
つばさ(1)
東京730-1551秋田
秋田820-1640上野
1975.7に大学のクラブの夏の旅行で上野から「はつかり5号」に乗車した際に向かいのホームに到着した上り「つばさ1号」2Dを写したものです。
1970年2月:「つばさ」が奥羽本線板谷峠の自力登坂を目的にキハ82系からキハ181系10両編成に置き換え。
尾久客車区 キハ181系
DcDsTdDDc×5 所要4
つばさ(2)
東京730-1551秋田
秋田1235-2107東京
東京1215-2030秋田
秋田820-1640上野
DDDDDc×5 所要4
つばさ(付属2)
東京730-1551秋田
秋田1235-2107東京
東京1215-2030秋田
秋田820-1640上野
いっぽうこちらは下り「つばさ2号」3Dです。キハ181-31、-32は既にご紹介しているように尾久から西方に転属となり「やくも」や「いそかぜ」で遭遇しております。
1971年 7月:「つばさ」の混雑緩和を図るためキハ181系10両を新製し、編成両数を10両から12両に増強。 12月:年末年始輸送でキハ181系による臨時列車「つばさ」51号と、485系による臨時列車「やまばと」51号が運転。
DcDsTdDDDc×5 所要4
つばさ(2)
1971.4~と同じ
DcDDDDDc×4 所要4
つばさ(付属2)、あおば(1)
1971.4~と同じ
Dc×2 D×3
1972年3月15日:12系客車による臨時列車「つばさ」51・52号が運転を開始。 動力分散方式に比べ到達時分が長くなることをできる限り補うため、大宮駅や宇都宮駅には停車せず、急行形車両を用いるため特急料金の割引を行うなど、異例の列車となったが、その後に14系客車が投入されたため割引措置は終了した。
10月:キハ181系は急勾配区間の自力登坂や東北本線内での高速運転などの苛酷な運用に伴うエンジントラブルが夏季を中心に多発、遅延や運休が続出したため再び福島駅 - 米沢駅で補助機関車(EF71形)を連結することとなり、これは1975年11月の電車化まで実施。
上野に到着した上り「つばさ2号」4Dです。
1973年4月:東北新幹線・上越新幹線建設工事に伴い、「つばさ」の東京駅乗り入れを中止。このほかキハ181系の故障対策として予備車を確保するため12両編成を11両編成に減車。
10月:「つばさ」はキハ181系の故障対策として福島駅以南を中心に所要時間が延長。
DcDsTdDDDDc×5 所要4
つばさ(2)、あおば(1)
上野727-1501秋田1730-2120仙台
仙台800-1150秋田1325-2109上野
東京1205-1943秋田
秋田825-1609上野
DcDDDDc×4 所要4
つばさ(付属2)
上野727-1501秋田
秋田1325-2109上野
東京1205-1943秋田
秋田825-1609上野
Dc×2 D×3
上野を出発した下り「つばさ2号」を鶯谷付近で撮影したものです。
1975年11月24日:奥羽本線全線電化完成により、「つばさ」は485系12両編成を使用し電車化。当初は200番台を使用し、翌年1000番台に置き換えられた。
181系DC時代(1974年1月)と485系時代(1977年6月)の2往復のつばさの時刻を載せます。
この時刻を見ると確かに電車化でスピードアップはされていますが、上野~福島間は変化がなく奥羽本線内で電化の効果が現れており、下り上りともは約20分の短縮効果があったことが分かります。
秋アキ 485系
TcM'MM'MTsTdM'MM'MTc×5 所要4
つばさ(2)
休
秋田840-1616上野‥尾久
尾久‥上野804-1539秋田
秋田1340-2115上野‥尾久
尾久‥上野1204-1939秋田
M'M×1 Tc×2 Ts×1 Td×1
1978年10月2日:1.「つばさ」「やまばと」は、それぞれ3往復ながら、合計6往復でペアによるエル特急指定。東北本線内の規格ダイヤ修正により若干所要時間が延びた。 2.「つばさ」に初の自由席設置。
TcM'MM'MTsTdM'MM'MTc×12 所要9
つばさ(3)、やまばと(3)、いなほ(1)
休
秋田1350-2139上野‥尾久
尾久‥上野803-1555秋田
秋田641-1433上野1519-2303秋田
秋田1148-1940上野‥尾久
尾久‥上野1033-1516山形1755-2240上野‥東大宮
東大宮‥上野1203-1955秋田
秋田820-1610上野1703-2146山形
山形955-1439上野1533-2016山形
山形755-1240上野1330-2122秋田
1982年11月15日:上越新幹線開業によるダイヤ改正により、 1.「こまくさ」は「つばさ」に統一されて廃止。なお、その名残で「つばさ」1号については運転区間が山形駅→秋田駅間となった関係上、「つばさ」「やまばと」の運行本数が変則的な形となった。 2.福島駅 - 秋田駅間の「つばさ」2往復半が設定され、同駅で東北新幹線と接続するダイヤを組む。 東北・上越新幹線の南端が大宮駅であったことから、上野駅発着列車として「つばさ」「やまばと」がそれぞれ1往復半、合計3往復が残されたものの、編成は485系12両編成から9両編成に短縮、食堂車の連結は廃止された。また、東北本線内のみを走る昼行特急が廃止されたことにより西那須野駅・白河駅・須賀川駅・本宮駅・二本松駅が停車駅に追加。
TcM'MM'MTsM'MTc×11 所要8(臨時+1)
つばさ(5)(臨時+1)、やまばと(1.5)(臨時+1)、あいづ(1)
休
秋田827-1624上野1820-2304山形
山形741-1236上野1320-1706会津若松
会津若松1040-1424上野1520-2006山形
山形753-1117秋田1155-1633福島1743-2223秋田
秋田555-1033福島1112-1233山形1250-1415福島1443-1925秋田
秋田1302-2124上野‥東大宮
東大宮‥上野720-1515秋田1625-2103福島
福島843-1318秋田
秋田1000-1743大宮/上野1150-2000秋田
1985年3月14日:東北・上越新幹線上野駅乗り入れによるダイヤ改正により、 1.「やまばと」廃止、「ざおう」は上野駅 - 新庄駅間(一部列車は上野駅 - 山形駅間)で運行の臨時列車化。 これにより、上野駅発着として運行される奥羽本線方面の定期昼行列車は、「あいづ」の運用の関係上からも残された「つばさ」1往復のみとなる。なお、この列車は、山形新幹線開業まで運行される。2.「つばさ」の福島駅発着列車が増発され、上野駅 - 秋田駅間で1往復、福島駅 - 秋田駅間で3往復、福島駅 - 横手駅間で1往復、福島駅 - 新庄駅間で1往復、福島駅 - 山形駅間で1往復、山形駅 - 青森駅間で1往復の計9往復となる。編成も上野駅発着の1往復と福島駅 - 秋田駅間の1往復にはグリーン車連結の485系9両編成が使用されたが、ほかは485系普通車のみの6両編成(一部列車は繁忙期等に9両で運転)となった。
TcM'MM'MTsM'MTc×4 所要3
つばさ(2)、あいづ(1)
休
秋田836-1311福島1524-1958秋田
秋田607-1403上野1437-1822会津若松
会津若松936-1324上野1504-2257秋田
TcM'M(M'MTs)M'MTc×6 所要5(臨時+1)
つばさ(6)(臨時+3)
秋田1004-1444福島2150-2316山形
山形616-744福島950-1331横手1403-1744福島
福島750-1229秋田1606-2044福島
福島855-1026山形1041-1210福島1250-1416山形1518-1645福島1950-2212新庄‥山形
山形‥新庄716-944福島1150-1630秋田
福島1334-1502山形1732-1900福島
福島1751-1919山形/福島1843-2008山形/山形1816-1944福島
1986年11月:「つばさ」は福島駅 - 新庄駅間で1往復、福島駅 - 山形駅間で1往復(季節列車)を増発し計11往復とする一方、山形駅 - 青森駅間の1往復を山形駅 - 秋田駅間に短縮、福島駅 - 秋田駅間の3往復のうち、2往復は福島駅 - 横手駅間1往復と福島駅 - 新庄駅間1往復に短縮された。使用編成も再度変更され、485系9両編成は上野駅発着1往復のみ、福島駅発着列車はすべて485系6両編成化、山形駅 - 秋田駅間の1往復は485系3両(繁忙期5両)となった。
TcM'MM'MTsM'MTc×4 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
休
秋田610-1358上野1438-1817会津若松
会津若松932-1311上野1509-2255秋田
TcM'MM'MTc×8 所要6(臨時+3)
つばさ(9)(臨時+4)、いなほ(1)、たざわ(臨時1)
秋田937-1326新潟1527-1922秋田
秋田839-1311福島1348-1613新庄1720-1943福島2148-2310山形
山形716-838福島1048-1210山形1446-1610福島1647-1810山形
山形621-746福島948-1329横手1411-1744福島1948-2208新庄‥山形
山形‥新庄720-946福島1219-1551横手1707-2044福島
福島748-1009新庄1223-1446福島1523-1955秋田
山形958-1132福島1248-1418山形1518-1644福島1746-1925山形
山形1125-1256福島1327-1459山形1721-1848福島1923-2048山形
秋田1105-1300盛岡1341-1551秋田
1988年3月13日:「つばさ」は福島駅 - 山形駅間の季節列車1往復を定期列車化、福島駅 - 横手駅間の1往復を福島駅 - 大曲駅間に、福島駅 - 新庄駅間の1往復を福島駅 - 横手駅間、福島駅→新庄駅間の1本を福島駅→秋田駅間、横手駅→福島駅間の1本を秋田駅→福島駅間に延長した。
TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
休
秋田538-1331上野1438-1813会津若松
会津若松936-1311上野1517-2304秋田
TcM'MM'MTc×8 所要6(臨時+2)
つばさ(9)(臨時+6)、いなほ(1)
秋田946-1329新潟1512-1903秋田
秋田826-1253福島1404-1620新庄1710-1936福島2150-2309山形
山形652-815福島1048-1314新庄1344-1613福島1709-1828山形
山形552-715福島750-1213秋田1331-1805福島2005-2223新庄
新庄705-937福島1205-1551大曲1645-2037福島
福島947-1208新庄1226-1448福島1533-2006秋田
福島856-1021山形1227-1348福島/福島1311-1444山形1602-1726福島1808-1941山形
山形950-1115福島/福島1905-2035山形
山形902-1027福島1149-1312山形1337-1503福島/福島1510-1635山形1722-1855福島
Thsc(M'M)M'Mc×9
所要7
たざわ(14)、つばさ(1)
秋田1837-2047盛岡2133-2320秋田
秋田800-953盛岡1034-1221秋田1305-1452盛岡1529-1723秋田1800-1951盛岡2034-2221秋田
秋田1003-1150盛岡1229-1427秋田1601-1756盛岡1831-2024秋田
秋田555-744盛岡825-1308青森1423-1855盛岡1927-2222東能代
東能代606-851盛岡930-1122秋田1204-1356盛岡1428-1633秋田1742-2053山形
山形653-1002秋田1102-1253盛岡1335-1823青森
青森618-1056盛岡1134-1325秋田1405-1555盛岡1633-2114青森
青森1219-1650盛岡1734-1933秋田
M'M×1 Ts×1 T×2
1989年3月:「つばさ」は福島駅 - 山形駅間に1往復が増発され、12往復となる。
TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
休
秋田538-1330上野1415-1753会津若松
会津若松936-1312上野1515-2304秋田
ThscM'MM'MTc×7 所要6(臨時+1)
Thsc:G12人
つばさ(10)(臨時+上3下5)、いなほ(1)
秋田946-1329新潟1406-1759秋田
秋田827-1307福島1404-1617新庄1710-1933福島2005-2222新庄
新庄700-915福島1105-1324新庄1404-1620福島1709-1828山形‥福島2107-2226山形
山形552-713福島746-1205秋田1342-1805福島1906-2031山形
山形950-1111福島1205-1551大曲1644-2037福島2152-2309山形
山形652-815福島1010-1227新庄1247-1506福島1533-1957秋田
福島858-1031山形1059-1225福島1311-1432山形1602-1726福島1808-1944山形2005-2138福島2226-2343山形
Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8
Thsc:G16人
たざわ(14)、つばさ(1)
秋田1920-2114盛岡2133-2320秋田
秋田800-953盛岡1034-1221秋田1304-1452盛岡1529-1723秋田1803-1954盛岡2034-2221秋田
秋田1003-1150盛岡1229-1425秋田1600-1747盛岡1833-2025秋田
秋田555-744盛岡825-1308青森1426-1857盛岡1929-2222東能代
東能代606-851盛岡930-1122秋田1204-1356盛岡1428-1633秋田1742-2053山形
山形653-1000秋田1102-1253盛岡1335-1823青森
青森618-1056盛岡1134-1325秋田1406-1555盛岡1628-2114青森
青森1219-1651盛岡1732-1929秋田
TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1
1990年9月1日:山形新幹線第一期建設工事が開始されたことにより「つばさ」は福島駅 - 山形駅間2往復、福島駅 - 新庄駅間2往復が廃止となり、その代替として仙山線経由の快速列車増発、運行区間延長が行われたほか、臨時急行「はながさ」、臨時快速「かもしか」は廃止された。
TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
休
秋田538-1330上野1415-1753会津若松
会津若松937-1314上野1515-2300秋田
ThscM'MM'MTc×7 所要5
Thsc:G12人
つばさ(6)、いなほ(1)
秋田946-1329新潟1406-1758秋田
秋田840-1314福島1341-1602新庄1634…1740山形
山形649-810福島856-1331秋田1358-1819福島2017-2243新庄
新庄657-915福島1205-1552大曲1644-2036福島2155-2316山形
山形914…1012新庄1253-1513福島1538-1957秋田
Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8(臨時+1)
Thsc:G16人
たざわ(14)(臨時+1)、つばさ(1)、はつかり(1)
秋田1922-2114盛岡2135-2321秋田
秋田800-953盛岡1035-1223秋田1304-1452盛岡1532-1722秋田1803-1952盛岡2035-2222秋田
秋田1003-1150盛岡1232-1424秋田1600-1750盛岡1832-2026秋田
秋田555-744盛岡823-1309青森1426-1853盛岡1930-2222東能代
東能代606-850盛岡930-1118秋田1205-1355盛岡1430-1632秋田1742-2053山形
山形656-958秋田1104-1254盛岡1334-1824青森1849-2107盛岡2136-2351青森
青森618-1049盛岡1135-1325秋田1406-1554盛岡1630-2115青森
青森1221-1651盛岡1736-1923秋田
秋田1031-1233盛岡1311-1505秋田
TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1
1991年8月27日:山形新幹線第二期建設建設工事に伴い、 「つばさ」は福島駅 - 山形駅間1往復と福島駅 - 新庄駅間2往復を廃止、残った列車も東北新幹線接続駅が福島駅だったものが、山形駅で方向転換して仙山線を介し仙台駅に変更となる。上野駅発着列車についても仙台駅・仙山線経由で運行された。なお、この改正によって「つばさ」は東北6県の県庁所在地の駅を全て始発・終着とした列車となった。
TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
休
秋田538-1409上野1515-1859会津若松
会津若松937-1314上野1415-2300秋田
ThscM'MM'MTc×7 所要5
Thsc:G12人
つばさ(3)、いなほ(1)
秋田1347-1750仙台
仙台1218-1554大曲1642-2016仙台
仙台917-1328秋田
秋田912-1309仙台1602-1959秋田
秋田959-1337新潟1415-1804秋田
Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8
Thsc:G16人
たざわ(14)、つばさ(1)、はつかり(1)
秋田1940-2124盛岡2142-2321秋田
秋田802-950盛岡1048-1234秋田1304-1447盛岡1536-1716秋田1810-1952盛岡2043-2229秋田
秋田1010-1150盛岡1237-1419秋田1602-1747盛岡1838-2026秋田
秋田601-742盛岡822-1256青森1426-1852盛岡1937-2227東能代
東能代608-848盛岡936-1117秋田1201-1346盛岡1449-1635秋田1750-2050山形
山形700-956秋田1104-1257盛岡1347-1816青森1908-2124盛岡2145-2359青森
青森618-1047盛岡1151-1336秋田1401-1556盛岡1647-2121青森
青森1211-1646盛岡1748-1928秋田
TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1
1992年7月1日:山形新幹線開業によるダイヤ改正のため、「つばさ」の列車名を新幹線に移行。山形駅 - 新庄駅・秋田駅間でエル特急「こまくさ」が運転開始。 「こまくさ」の愛称は急行「こまくさ」が1982年11月15日のダイヤ改正による格上げでエル特急「つばさ」に編入されて以来の復活となった。「こまくさ」は485系4両編成で運転され、基本的には、エル特急「つばさ」の山形以北の運転区間を分離した列車であったことから、山形駅における特急列車の乗り継ぎ制度が発足した。
Wikipediaの記事を参考に纏めてみましたが、1985年から1992年に新幹線化されるまでの間の歴史は殆ど記憶になかったことが分かりました。車輌配置と運用に関してはキハ80系、キハ181系、485系すべて「国鉄特急車両 配置および運用の移り変わり」のデータを参考にしました。
参考までに「つばさ」の運用に関係したキハ181形のナンバーを載せておきます。
5-19, 31-35 が落成当初から尾久に配置 全て1977年の485系化で移動
13と35は1975/9/4、秋田~四ツ小屋間で脱線事故廃車
<奥羽本線 秋田~四ツ小屋間 つばさ2号 事故>
昭和50年9月4日13時24分頃、奥羽本線秋田~四ツ小屋間において11両編成の上野発秋田行きの特急「つばさ2号」として運用中に後ろ9両が脱線した。列車は慣らし運転として新設線路を走行していたが、旧線と新線の接続部に不備があったことと、熱でレールが膨張していたことが原因。車両は修理不可能なほどの損傷では無かったが「つばさ」が485系での電車化が予定されていたため新製車であるにもかかわらず修理せず廃車。9人が負傷。キハ181-13は昭和44年11月24日落成、キハ181-35は昭和45年6月29日落成、キハ180-8は昭和44年11月25日落成と全車経年6年程度だったが、昭和51年1月17日付けで尾久客車区で廃車。 情報はこちらのサイトから引用
« 1977/3 山陰、九州、そして瀬野八へ 19 補遺 | トップページ | 1975/11 奥羽南線電化と特急「つばさ」の電車化 2 »
「気動車キハ181系」カテゴリの記事
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 30 「しなの」と言う愛称を持った列車たち(2020.10.30)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 16 播但線の旅 優等列車の歴史(2020.07.07)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 10 津山まなびの鉄道館 展示車両 12 キハ181 12(2020.05.19)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 キハ181系特急「南風」(2020.03.08)
- 2019年8月の岡山・広島・鳥取・兵庫旅行 6 岡山駅に発着したJR四国の車両 キハ181系特急「しおかぜ」(2020.03.07)
« 1977/3 山陰、九州、そして瀬野八へ 19 補遺 | トップページ | 1975/11 奥羽南線電化と特急「つばさ」の電車化 2 »
コメント