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2012年12月28日 (金)

1975/11 奥羽南線電化と特急「つばさ」の電車化 1

奥羽本線経由の秋田特急「つばさ」は私にとって縁の深い特急です。

1961年10月の改正で登場してから、キハ82形、キハ81形、キハ181系、そして485系が使用されており、現在は山形新幹線の愛称となっていますが、キハ82形による「つばさ」は記憶には無く、キハ81形の「つばさ」は東北からの帰りに福島で目撃した憶えがありますが、もちろん写真は撮ってなく、1972年10月に上野駅デビューして列車の写真を撮るようになってから、181系、14系客車、485系の写真を撮ってきました。

今回は主に関東で撮った181系「つばさ」の写真をご紹介しようと思います。

18113_2

朝、上野駅で出発準備する下り「つばさ1号」1Dを写したものです。

<特急「つばさ」の歴史>

奥羽本線を走る長距離列車の始まりは、

1922年3月:奥羽本線経由で上野駅 - 青森駅間を結ぶ急行列車として、701・702列車を新設。
1940年10月:701・702列車から列車番号を改めた401・402列車は、秋田行きになる。
1943年10月:401・402列車、普通列車に変更。

1956年11月:上野駅 - 秋田駅間で急行「鳥海」が運転開始。上野駅 - 仙台駅間は「青葉」(あおば)と上野駅 - 福島駅間で併結していた。

「つばさ」という名称は所謂、サンロクトウの改正で登場しました。当初、秋田駅で日本海縦貫線の特急「白鳥」との乗り継ぎが設定され、「つばさ」という名称は白鳥の翼を意味したものとかの説もあるようで。

1961年10月1日:サンロクトオのダイヤ改正により、上野駅 - 秋田駅間を東北本線・奥羽本線経由で特急「つばさ」が運転開始。キハ82系気動車を使用。

意外なことに、運行開始当時「はつかり」は常磐線経由であり、同時期に設定の「ひばり」は運行開始が半年遅れとなったため、特急「つばさ」は上野駅発着で宇都宮駅、福島駅を経由する初の昼行特急列車となったのですね。

DcDsDdDDDc×5 所要4
つばさ(1)、白鳥(1)
 上野1230-2100秋田
 秋田810-1640上野
 上野850-2112大阪
 大阪805-2035上野

1963年4月:「つばさ」キハ80形1両を増結して7両編成化。12月:「つばさ」に盛岡駅発着の列車(6両編成、食堂車連結)を併結し、上野駅 - 福島駅間では13両編成となる。

DcDsDdDDDDc×3 所要2
つばさ(1)
 上野12302100秋田
 秋田8101650上野

DcDsDdDDDc×3 所要3
ひばり(1)、つばさ(1)
 上野12302000盛岡
 盛岡9051650上野
 仙台7301225上野16302125仙台

1964年10月1日:「ざおう」1往復を特急列車化し、山形駅発着の気動車特急として「やまばと」がキハ82系7両編成で運行開始。「つばさ」は盛岡駅発着の列車に1両増結し福島駅以南では14両編成での運転となる。
尾久客車区
DcDsDdDDDDc×5 所要4
つばさ(1)、やまばと(1)
 上野12302100秋田
 秋田8101650上野
 上野9451517山形16102140上野
 上野12302000盛岡/盛岡9051650上野(隔日運用 1運用は盛岡車)

盛岡客車区
DcDsDdDDDDc×1 所要1
つばさ(1)
 盛岡9051650上野/上野12302000盛岡(隔日運用 1運用は尾久車)

1965年10月:「つばさ」の盛岡駅発着の列車を「やまびこ」として分離。「つばさ」秋田発着のみで2往復とする。 「やまばと」に会津若松駅発着列車を併結。同時に食堂車の連結を中止し各編成を6両編成化、郡山駅以南では12両編成での運転となる。

DcDsDdDDDDc×5 所要4
つばさ(2)
 上野12102037秋田
 秋田8101649上野
 上野7301605秋田
 秋田12402120上野

181_720727

再掲ですが、1972年7月の萩旅行出発の際に東京駅15番ホームで出発待ちの181系特急「つばさ」を撮影していました。

1968年10月1日: 「つばさ」の一部が東京駅発着になる。この後1年間は1往復(上下とも2号)に「はつかり」の583系電車化で余剰となったボンネット型のキハ81形が転用された。
福島駅 - 米沢駅間が直流電化から交流電化に変更され、「つばさ」は福島駅北方の中川信号所で行っていた補助機関車の連結・解結作業が福島駅構内で行われるようになり、使用機関車もEF64形からEF71形になる。
「やまばと」の使用車両を485系電車に変更したことにより、「やまばと」の会津若松駅発着列車を「あいづ」として分離し、「やまばと」に食堂車が復活。

DcDsDdDDDDc×2 所要2 イタリックはキハ81
つばさ(1)
 上野12152030秋田
 秋田12352107東京

DcDsDdDDDDc×3 所要2
つばさ(1)
 東京7301551秋田
 秋田8201640上野

181_7507b
1975.7に大学のクラブの夏の旅行で上野から「はつかり5号」に乗車した際に向かいのホームに到着した上り「つばさ1号」2Dを写したものです。

1970年2月:「つばさ」が奥羽本線板谷峠の自力登坂を目的にキハ82系からキハ181系10両編成に置き換え。

尾久客車区 キハ181系

DcDsTdDDc×5 所要4
つばさ(2)
 東京7301551秋田
 秋田12352107東京
 東京12152030秋田
 秋田8201640上野

DDDDDc×5 所要4
つばさ(付属2)
 東京7301551秋田
 秋田12352107東京
 東京12152030秋田
 秋田8201640上野

18131
いっぽうこちらは下り「つばさ2号」3Dです。キハ181-31、-32は既にご紹介しているように尾久から西方に転属となり「やくも」や「いそかぜ」で遭遇しております。

1971年 7月:「つばさ」の混雑緩和を図るためキハ181系10両を新製し、編成両数を10両から12両に増強。 12月:年末年始輸送でキハ181系による臨時列車「つばさ」51号と、485系による臨時列車「やまばと」51号が運転。

DcDsTdDDDc×5 所要4
つばさ(2)
 1971.4~と同じ

DcDDDDDc×4 所要4
つばさ(付属2)、あおば(1)
 1971.4~と同じ

Dc×2 D×3

1972年3月15日12系客車による臨時列車「つばさ」51・52号が運転を開始。 動力分散方式に比べ到達時分が長くなることをできる限り補うため、大宮駅や宇都宮駅には停車せず、急行形車両を用いるため特急料金の割引を行うなど、異例の列車となったが、その後に14系客車が投入されたため割引措置は終了した。
10月:キハ181系は急勾配区間の自力登坂や東北本線内での高速運転などの苛酷な運用に伴うエンジントラブルが夏季を中心に多発、遅延や運休が続出したため再び福島駅 - 米沢駅で補助機関車(EF71形)を連結することとなり、これは1975年11月の電車化まで実施。

18113
上野に到着した上り「つばさ2号」4Dです。

1973年4月:東北新幹線・上越新幹線建設工事に伴い、「つばさ」の東京駅乗り入れを中止。このほかキハ181系の故障対策として予備車を確保するため12両編成を11両編成に減車。
10月:「つばさ」はキハ181系の故障対策として福島駅以南を中心に所要時間が延長。

DcDsTdDDDDc×5 所要4
つばさ(2)、あおば(1)
 上野7271501秋田17302120仙台
 仙台8001150秋田13252109上野
 東京12051943秋田
 秋田8251609上野

DcDDDDc×4 所要4
つばさ(付属2)
 上野7271501秋田
 秋田13252109上野
 東京12051943秋田
 秋田8251609上野

Dc×2 D×3

18135_7507_b
上野を出発した下り「つばさ2号」を鶯谷付近で撮影したものです。

1975年11月24日:奥羽本線全線電化完成により、「つばさ」は485系12両編成を使用し電車化。当初は200番台を使用し、翌年1000番台に置き換えられた。

181系DC時代(1974年1月)と485系時代(1977年6月)の2往復のつばさの時刻を載せます。Photo

この時刻を見ると確かに電車化でスピードアップはされていますが、上野~福島間は変化がなく奥羽本線内で電化の効果が現れており、下り上りともは約20分の短縮効果があったことが分かります。

秋アキ 485系

TcM'MM'MTsTdM'MM'MTc×5 所要4
つばさ(2)
 休
 秋田8401616上野‥尾久
 尾久‥上野8041539秋田
 秋田13402115上野‥尾久
 尾久‥上野12041939秋田

M'M×1 Tc×2 Ts×1 Td×1

1978年10月2日:1.「つばさ」「やまばと」は、それぞれ3往復ながら、合計6往復でペアによるエル特急指定。東北本線内の規格ダイヤ修正により若干所要時間が延びた。 2.「つばさ」に初の自由席設置。

TcM'MM'MTsTdM'MM'MTc×12 所要9
つばさ(3)、やまばと(3)、いなほ(1)
 休
 秋田13502139上野‥尾久
 尾久‥上野8031555秋田
 秋田6411433上野15192303秋田
 秋田11481940上野‥尾久
 尾久‥上野10331516山形17552240上野‥東大宮
 東大宮‥上野12031955秋田
 秋田8201610上野17032146山形
 山形9551439上野15332016山形
 山形7551240上野13302122秋田

1982年11月15日:上越新幹線開業によるダイヤ改正により、 1.「こまくさ」は「つばさ」に統一されて廃止。なお、その名残で「つばさ」1号については運転区間が山形駅→秋田駅間となった関係上、「つばさ」「やまばと」の運行本数が変則的な形となった。 2.福島駅 - 秋田駅間の「つばさ」2往復半が設定され、同駅で東北新幹線と接続するダイヤを組む。 東北・上越新幹線の南端が大宮駅であったことから、上野駅発着列車として「つばさ」「やまばと」がそれぞれ1往復半、合計3往復が残されたものの、編成は485系12両編成から9両編成に短縮、食堂車の連結は廃止された。また、東北本線内のみを走る昼行特急が廃止されたことにより西那須野駅・白河駅・須賀川駅・本宮駅・二本松駅が停車駅に追加。

TcM'MM'MTsM'MTc×11 所要8(臨時+1)
つばさ(5)(臨時+1)、やまばと(1.5)(臨時+1)、あいづ(1)
 休
 秋田8271624上野18202304山形
 山形7411236上野13201706会津若松
 会津若松10401424上野15202006山形
 山形7531117秋田11551633福島17432223秋田
 秋田5551033福島11121233山形12501415福島14431925秋田
 秋田13022124上野‥東大宮
 東大宮‥上野7201515秋田16252103福島
 福島8431318秋田
 秋田10001743大宮/上野11502000秋田

1985年3月14日:東北・上越新幹線上野駅乗り入れによるダイヤ改正により、 1.「やまばと」廃止、「ざおう」は上野駅 - 新庄駅間(一部列車は上野駅 - 山形駅間)で運行の臨時列車化。 これにより、上野駅発着として運行される奥羽本線方面の定期昼行列車は、「あいづ」の運用の関係上からも残された「つばさ」1往復のみとなる。なお、この列車は、山形新幹線開業まで運行される。2.「つばさ」の福島駅発着列車が増発され、上野駅 - 秋田駅間で1往復、福島駅 - 秋田駅間で3往復、福島駅 - 横手駅間で1往復、福島駅 - 新庄駅間で1往復、福島駅 - 山形駅間で1往復、山形駅 - 青森駅間で1往復の計9往復となる。編成も上野駅発着の1往復と福島駅 - 秋田駅間の1往復にはグリーン車連結の485系9両編成が使用されたが、ほかは485系普通車のみの6両編成(一部列車は繁忙期等に9両で運転)となった。

TcM'MM'MTsM'MTc×4 所要3
つばさ(2)、あいづ(1)
 休
 秋田8361311福島15241958秋田
 秋田6071403上野14371822会津若松
 会津若松9361324上野15042257秋田

TcM'M(M'MTs)M'MTc×6 所要5(臨時+1)
つばさ(6)(臨時+3)
 秋田10041444福島21502316山形
 山形616744福島9501331横手14031744福島
 福島7501229秋田16062044福島
 福島8551026山形10411210福島12501416山形15181645福島19502212新庄‥山形
 山形‥新庄716944福島11501630秋田
 福島13341502山形17321900福島
 福島17511919山形/福島18432008山形/山形18161944福島

1986年11月:「つばさ」は福島駅 - 新庄駅間で1往復、福島駅 - 山形駅間で1往復(季節列車)を増発し計11往復とする一方、山形駅 - 青森駅間の1往復を山形駅 - 秋田駅間に短縮、福島駅 - 秋田駅間の3往復のうち、2往復は福島駅 - 横手駅間1往復と福島駅 - 新庄駅間1往復に短縮された。使用編成も再度変更され、485系9両編成は上野駅発着1往復のみ、福島駅発着列車はすべて485系6両編成化、山形駅 - 秋田駅間の1往復は485系3両(繁忙期5両)となった。

TcM'MM'MTsM'MTc×4 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
 休
 秋田6101358上野14381817会津若松
 会津若松9321311上野15092255秋田

TcM'MM'MTc×8 所要6(臨時+3)
つばさ(9)(臨時+4)、いなほ(1)、たざわ(臨時1)
 秋田9371326新潟15271922秋田
 秋田8391311福島13481613新庄17201943福島21482310山形
 山形716838福島10481210山形14461610福島16471810山形
 山形621746福島9481329横手14111744福島19482208新庄‥山形
 山形‥新庄720946福島12191551横手17072044福島
 福島7481009新庄12231446福島15231955秋田
 山形9581132福島12481418山形15181644福島17461925山形
 山形11251256福島13271459山形17211848福島19232048山形
 秋田11051300盛岡13411551秋田

1988年3月13日:「つばさ」は福島駅 - 山形駅間の季節列車1往復を定期列車化、福島駅 - 横手駅間の1往復を福島駅 - 大曲駅間に、福島駅 - 新庄駅間の1往復を福島駅 - 横手駅間、福島駅→新庄駅間の1本を福島駅→秋田駅間、横手駅→福島駅間の1本を秋田駅→福島駅間に延長した。

TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
 休
 秋田5381331上野14381813会津若松
 会津若松9361311上野15172304秋田

TcM'MM'MTc×8 所要6(臨時+2)
つばさ(9)(臨時+6)、いなほ(1)
 秋田9461329新潟15121903秋田
 秋田8261253福島14041620新庄17101936福島21502309山形
 山形652815福島10481314新庄13441613福島17091828山形
 山形552715福島7501213秋田13311805福島20052223新庄
 新庄705937福島12051551大曲16452037福島
 福島9471208新庄12261448福島15332006秋田
 福島8561021山形12271348福島/福島13111444山形16021726福島18081941山形
 山形9501115福島/福島19052035山形
 山形9021027福島11491312山形13371503福島/福島15101635山形17221855福島

Thsc(M'M)M'Mc×9 所要7
たざわ(14)、つばさ(1)
 秋田18372047盛岡21332320秋田
 秋田800953盛岡10341221秋田13051452盛岡15291723秋田18001951盛岡20342221秋田
 秋田10031150盛岡12291427秋田16011756盛岡18312024秋田
 秋田555744盛岡8251308青森14231855盛岡19272222東能代
 東能代606851盛岡9301122秋田12041356盛岡14281633秋田17422053山形
 山形6531002秋田11021253盛岡13351823青森
 青森6181056盛岡11341325秋田14051555盛岡16332114青森
 青森12191650盛岡17341933秋田

M'M×1 Ts×1 T×2

1989年3月:「つばさ」は福島駅 - 山形駅間に1往復が増発され、12往復となる。

TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
 休
 秋田5381330上野14151753会津若松
 会津若松9361312上野15152304秋田

ThscM'MM'MTc×7 所要6(臨時+1) Thsc:G12人
つばさ(10)(臨時+上3下5)、いなほ(1)
 秋田9461329新潟14061759秋田
 秋田8271307福島14041617新庄17101933福島20052222新庄
 新庄700915福島11051324新庄14041620福島17091828山形‥福島21072226山形
 山形552713福島7461205秋田13421805福島19062031山形
 山形9501111福島12051551大曲16442037福島21522309山形
 山形652815福島10101227新庄12471506福島15331957秋田
 福島8581031山形10591225福島13111432山形16021726福島18081944山形20052138福島22262343山形

Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8 Thsc:G16人
たざわ(14)、つばさ(1)
 秋田19202114盛岡21332320秋田
 秋田800953盛岡10341221秋田13041452盛岡15291723秋田18031954盛岡20342221秋田
 秋田10031150盛岡12291425秋田16001747盛岡18332025秋田
 秋田555744盛岡8251308青森14261857盛岡19292222東能代
 東能代606851盛岡9301122秋田12041356盛岡14281633秋田17422053山形
 山形6531000秋田11021253盛岡13351823青森
 青森6181056盛岡11341325秋田14061555盛岡16282114青森
 青森12191651盛岡17321929秋田

TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1

1990年9月1日:山形新幹線第一期建設工事が開始されたことにより「つばさ」は福島駅 - 山形駅間2往復、福島駅 - 新庄駅間2往復が廃止となり、その代替として仙山線経由の快速列車増発、運行区間延長が行われたほか、臨時急行「はながさ」、臨時快速「かもしか」は廃止された。

TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
 休
 秋田5381330上野14151753会津若松
 会津若松9371314上野15152300秋田

ThscM'MM'MTc×7 所要5 Thsc:G12人
つばさ(6)、いなほ(1)
 秋田9461329新潟14061758秋田
 秋田8401314福島13411602新庄16341740山形
 山形649810福島8561331秋田13581819福島20172243新庄
 新庄657915福島12051552大曲16442036福島21552316山形
 山形9141012新庄12531513福島15381957秋田

Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8(臨時+1) Thsc:G16人
たざわ(14)(臨時+1)、つばさ(1)、はつかり(1)
 秋田19222114盛岡21352321秋田
 秋田800953盛岡10351223秋田13041452盛岡15321722秋田18031952盛岡20352222秋田
 秋田10031150盛岡12321424秋田16001750盛岡18322026秋田
 秋田555744盛岡8231309青森14261853盛岡19302222東能代
 東能代606850盛岡9301118秋田12051355盛岡14301632秋田17422053山形
 山形656958秋田11041254盛岡13341824青森18492107盛岡21362351青森
 青森6181049盛岡11351325秋田14061554盛岡16302115青森
 青森12211651盛岡17361923秋田
 秋田10311233盛岡13111505秋田

TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1

1991年8月27日:山形新幹線第二期建設建設工事に伴い、 「つばさ」は福島駅 - 山形駅間1往復と福島駅 - 新庄駅間2往復を廃止、残った列車も東北新幹線接続駅が福島駅だったものが、山形駅で方向転換して仙山線を介し仙台駅に変更となる。上野駅発着列車についても仙台駅・仙山線経由で運行された。なお、この改正によって「つばさ」は東北6県の県庁所在地の駅を全て始発・終着とした列車となった。

TcM'MM'MTsM'MTc×3 所要2
つばさ(1)、あいづ(1)
 休
 秋田5381409上野15151859会津若松
 会津若松9371314上野14152300秋田

ThscM'MM'MTc×7 所要5 Thsc:G12人
つばさ(3)、いなほ(1)
 秋田13471750仙台
 仙台12181554大曲16422016仙台
 仙台9171328秋田
 秋田9121309仙台16021959秋田
 秋田9591337新潟14151804秋田

Thsc(M'M)M'Mc×9 所要8 Thsc:G16人
たざわ(14)、つばさ(1)、はつかり(1)
 秋田19402124盛岡21422321秋田
 秋田802950盛岡10481234秋田13041447盛岡15361716秋田18101952盛岡20432229秋田
 秋田10101150盛岡12371419秋田16021747盛岡18382026秋田
 秋田601742盛岡8221256青森14261852盛岡19372227東能代
 東能代608848盛岡9361117秋田12011346盛岡14491635秋田17502050山形
 山形700956秋田11041257盛岡13471816青森19082124盛岡21452359青森
 青森6181047盛岡11511336秋田14011556盛岡16472121青森
 青森12111646盛岡17481928秋田

TcM'MM'MTc×1
M'M×1 Ts×1

1992年7月1日:山形新幹線開業によるダイヤ改正のため、「つばさ」の列車名を新幹線に移行。山形駅 - 新庄駅・秋田駅間でエル特急「こまくさ」が運転開始。 「こまくさ」の愛称は急行「こまくさ」が1982年11月15日のダイヤ改正による格上げでエル特急「つばさ」に編入されて以来の復活となった。「こまくさ」は485系4両編成で運転され、基本的には、エル特急「つばさ」の山形以北の運転区間を分離した列車であったことから、山形駅における特急列車の乗り継ぎ制度が発足した。

Wikipediaの記事を参考に纏めてみましたが、1985年から1992年に新幹線化されるまでの間の歴史は殆ど記憶になかったことが分かりました。車輌配置と運用に関してはキハ80系、キハ181系、485系すべて「国鉄特急車両 配置および運用の移り変わり」のデータを参考にしました。

参考までに「つばさ」の運用に関係したキハ181形のナンバーを載せておきます。

5-19, 31-35 が落成当初から尾久に配置 全て1977年の485系化で移動

13と35は1975/9/4、秋田~四ツ小屋間で脱線事故廃車

<奥羽本線 秋田~四ツ小屋間 つばさ2号 事故>

昭和50年9月4日13時24分頃、奥羽本線秋田~四ツ小屋間において11両編成の上野発秋田行きの特急「つばさ2号」として運用中に後ろ9両が脱線した。列車は慣らし運転として新設線路を走行していたが、旧線と新線の接続部に不備があったことと、熱でレールが膨張していたことが原因。車両は修理不可能なほどの損傷では無かったが「つばさ」が485系での電車化が予定されていたため新製車であるにもかかわらず修理せず廃車。9人が負傷。キハ181-13は昭和44年11月24日落成、キハ181-35は昭和45年6月29日落成、キハ180-8は昭和44年11月25日落成と全車経年6年程度だったが、昭和51年1月17日付けで尾久客車区で廃車。 情報はこちらのサイトから引用

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