1981/11 北陸へ 1 EF70 初期タイプ その1
これまでいろいろな地域への旅をアップして参りましたが、まだ北陸への旅はアップしてませんので、1981年以来数回に及ぶ富山、金沢、福井への旅とそこで撮った車輌の写真をアップしたく思います。
今回は北陸本線のヌシとも言えるEF70形電機機関車について触れたく思います。
交流機関車は直流機関車に較べ粘着性能が高く、4軸のD型で6軸のF型と同等の性能が発揮できると考えられ、ED型が発展しましたが、北陸トンネルの多湿、11.5パーミルの急勾配区間を擁する北陸本線田村~福井間では交流機としては珍しいEF型が採用されました。福井以北の平坦区間はED74形と二形式で対応する案が当初あり、ED74形も製造されましたが、最終的にEF70一形式とされ、ED74が6両の小数グループとなり、1968年の改正で九州に転属したことは11月13日の記事(1975/3 関門・関西へ 10 北九州の交流機)に記述した通りです。
トランスの一次側電圧を切り換える高圧タップ制御方式を取り入れ、シリコン整流器で直流8脈流)に変換し、MT52電動機を吊り掛け駆動方式で動かす方式が取られました。歯数比は70:17(4.12)でした。
1961年から1965年にかけて85両が製造されましたが、今回写真をアップする第一次形1~21は昭和36年度本予算と37年度第二次債務で製造されたものです。1~11が日立製作所、12~21が三菱電機・三菱重工で製造されておりますが、19~21は外観的には一次形ですが一時間定格出力などが一次形2250kWに対して二次形以降は2300kWに高められており、内容的には二次形のものとなっているそうです。
高架になる前の金沢駅で撮影した旅客列車を牽く2号機です。1981/11/26
まだライトがシールドビーム改造されていないオリジナルのスタイルです。
こちらはシールビーム化された4号機です。
こちらは福井駅だったと思います。 この頃は交流区間の旅客列車と言えばこのように電気機関車が牽引するスタイルが一般的でした、EF70の場合、パンタの使用が、通常の交流機の場合と違って、2エンド側使用で固定されており、このように敦賀方面の列車は前パンのスタイルが一般的でした。
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コメント
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今年の新連載・・・期待しています。
真っ赤なボディに大目玉が直流電機にはない魅力ですね。
何だかお正月の話題にはぴったりな華やいだ機関車のようです。
ことしもたくさん楽しませてください。
どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: やぶお | 2013年1月 4日 (金) 09時47分
すみませ~ん。
ハートが割れちゃった絵文字をおくってしまいました。
純粋なハートだと思って投稿してしまいました。
おわびの上訂正させてください。
ごめんなさい。
投稿: やぶお | 2013年1月 4日 (金) 09時49分
やぶお さま、おはようございます。
この年越しは30日から、2日まで家内の実家の小平一橋学園におりまして、帰ってきたらなぜか体がやたらとだるくて4日の朝には37.9度の熱がありました。医者で診て貰うとインフルエンザA型とのこと。タミフルと解熱剤と咳止めで一進一退を繰り返しなんとかパソコンに向かえるまで回復しました。インフルエンザは人生2度目で最初は2007年3月でした。
インフルエンザにかかったため仕事始めはかなり遅れることになりそうです。
早速、コメントをありがとうございます。EF70の続編から北陸路の車輌に入って行きたく思います。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2013年1月 5日 (土) 09時59分