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2013年1月 6日 (日)

1981/11 北陸へ 1 EF70 後期タイプ その1

予算的にいうと昭和38年度第三次債務から昭和39年度第一次民有、第三次債務、第五次債務で製造されたのが、22号機から81号機までの後期タイプです。

名目は22号機から52号機が金沢~富山間電化開業であるのに対して、53号機以降は富山~糸魚川間電化開業となっており、新製配置も初期型全機と57号機までが敦賀第二機関区であるのに対して、58号機以降は58~67,72~75号機は富山第二機関区、68~71, 76~81号機が敦賀第二機関区配置となっています。

Ef70_35_2
EF70 35号機です。

EF70の第一次形がEF61と形態的に共通性が高いということは先日の記事で触れましたが第二次形はEF60の四次84号機以降、EF65、ED76(500番台を除く)、鼻筋が太い点は違いますがEF81などと良く似た顔をしています。

Ef65_502_030419_9
まずEF60, EF65との比較ですが、車体長はEF70が16.75mに対してEF60,EF65は16.5mとEF70の方が若干長く、フィルターの面積も大きいようです。

Ed76_66_020322
次にED76との比較ですが、こちらはED型でありながらSGを搭載し、その水タンクなどもある関係で車体長が17.4mと長くなっており、フィルターも6つに分かれています。

Ef80_62
EF80の51から63号機までの、所謂 2次形もまさに同じスタイルかと思います。ただこちらは車体長が17.5mあるため、フィルター数は7となっています。

Ef81_411_071218_moji_2
最後はEF81ですが、こちらは車体長18.6mでフィルターも7分割されています。

こうして形態を比較すると似た顔と思ってみていた電機もよくみれば結構違う点が多いことに気がつきます。

Ef70_37
37号機が貨物列車を牽引して金沢駅に入線してきました。

Ef70_50_4
50号機牽引の224列車が鳩原ループ線を行く姿です。やぶおさんの掲示板(寝台券は売り切れ満席!!)の皆さまのご協力で分かりました。ただ、このEF70ですがパンタの上げ方が北陸本線独自(北海道のED76 500もですが)の2エンド側使用になっておらず、最初下り列車と思い込み混乱してしまいました。

1981年11月、金沢で学会があり、その後、日をおかずに京都でシンポジウムが開かれたので金沢から京都に向かう行程でこの区間に立ち寄り、ループ線を行く列車の撮影を楽しみました。

Ef70_52_3
全般検査を明けて出場した直後なのでしょうか、屋根上も台車もピカピカの52号機でした。

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