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2013年3月14日 (木)

1974,1975 北海道へ 3 電車特急 785系

今回は781系に続いて登場した785系です。
785系電車は、JR北海道が1990年から運用している交流特急形電車です。まさに、JR北海道の期待を背負った第一期生の特急車両だったわけですね。

国鉄分割民営化後、1990年10月に札幌 - 旭川間の高速道路が全通することから、JR北海道では高速バスやマイカーとの競争力向上のため、所要時間の短縮と増発を図ることとなり、最高速度130km/hでの運転を可能とする線路改良および新型車両の開発がなされ、1990年5月に785系電車が完成しました。JR北海道発足後、初の新型特急形電車であるとともに、JRグループの量産型車両としては初めてVVVFインバータ制御を採用した車両です。この辺の周辺状況は783系が登場したときのJR九州の状況とよく似ていますね。先日の『鉄道伝説』でも放送されていました。国鉄からJR九州に民営化されたとき、九州内の全ての路線が赤字状態で、高速バスから客を奪い返せる特急電車の開発が差し迫った経営改善の要件だったそうですね。

<車体>

車体は軽量構造のステンレス製で、客用扉は片開き式のものを片側2か所、両車端部に設ける。先頭車前面は傾斜し、中央下部が突出した曲面構成を持ちます。正面には貫通扉を設け、増解結に対応します。外部塗色は正面および側面の窓周りが黒色、客室窓上にはラベンダーバイオレット、客室窓下には萌黄色(ライトグリーン)およびラベンダーバイオレットのツートンの帯を配しました。客室窓は781系より大型化され、窓柱を黒くした連続窓風のデザインです。

列車名などを表示する愛称表示器は3色LED式で、正面右側の運転台直下に設置されています。側面の行先表示器は電照式方向幕で、客用扉横の号車表示・設備表示は差し替え可能なサボを使用しています。各車の客用扉付近には列車名をあしらった" SWA"(Super White Arrow) のロゴマークが配されています。

781系と同様に全車普通車のモノクラス編成とされ、グリーン車は連結されていません。4両の基本編成と2両の付属編成を需要に応じて組み合わせ、4両または6両編成として使用されていました。

<制御系>

制御機器は、781系と同様に電動車と付随車の2両でひとつの電気回路を構成するMTユニット」方式を採用しており、付随車に下枠交差型パンタグラフと主変圧器を装備し、電動車に電力を供給する構成となっています。制御装置はVVVFインバータ制御方式とされ、インバータ装置の整流素子にはGTOを用いました。主電動機は定格出力 190kW のかご形三相誘導電動機 N-MT785形を装備しました。発電ブレーキを用いるため、屋根上にブレーキ抵抗器を装備しました。

<台車>

台車は、721系電車の N-DT721形・N-TR721形を基本に、一部仕様を変更したボルスタレス台車 N-DT785形・N-TR785形で、枕バネに空気バネを用い、軸箱支持は積層ゴム支持方式です。

続いて運用の歴史です。

1990年9月1日のダイヤ改正から、エル特急「スーパーホワイトアロー」として札幌駅 - 旭川駅間136.8kmを所要1時間20分、表定速度102.6km/hで結びました。日中時間帯は781系を使用する特急「ライラック」(所要1時間30分)と各1時間間隔で運行され、両列車あわせて30分間隔での運転となり、速達化と利便性の向上に寄与しました。

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785系電車で運用される特急「スーパーカムイ」 3+2両のNE-500 番台編成 2002/8/27 南千歳 3両編成にはオリジナルの基本番台2両とu-シート装備のモハ785-500番台から構成されています。

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南千歳 2010/6/24

2002年にはグレードアップ指定席「uシート」車両を組み込んだ編成に組み替えられ、同年3月のダイヤ改正から従来の781系に代わり、快速「エアポート」として新千歳空港駅まで直通運転されるようになりました。

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特急「すずらん」にも投入された785系 南千歳 2010/6/26 NE-1編成は5両編成で4両の基本番台とモハ789-500から構成されています。

2007年10月のダイヤ改正からは、札幌駅 - 室蘭駅間のエル特急「すずらん」でも使用を開始するなど、本系列はJR北海道の都市間高速輸送の主力として重用されています。

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上野幌を通過する785系 2008/3/21

785系にはモハ789-500番台組み込みによる編成変更時に余剰となり、長期に亘り保留車となっていたNE-105編成2両を、2010年4月に苗穂工場にて、津軽海峡線の特急「スーパー白鳥」用789系基本番台の増結用編成に改造した-300番台も存在します。編成番号はNE-303へ改められています。現時点では撮影しておりませんが、遭遇する機会があれば載せたく思います。

以上、Wikipediaの記事を参考にまとめました。

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コメント

続けて失礼します。
785系という形式番号から何となく国鉄型を連想してしまいますが、
紛れもないJR車両ですね。
ちょっと見た感じは東海の373似ですが、
両サイドのふくらみが特徴ですね。
確かアンパンマンのあだ名が付けられたように思います。

デビウは1990年ですか。
それで納得をしたのですが、
私はこの785系の登場時のパンフレットを所蔵しています。
1900年の夏に女房と渡道しているので、そのとき頂戴したものと思われます。

やぶお さま、こちらにもありがとうございます。

私も、785系がJR一期生の特急車両だったことは、今回の調査で改めて認識しました。

JR東日本で言えば651系、JR九州で言えば783系と同じ頃だったのですね。
確かにお顔はアンパンマンというか、ゲンコツスタイルですね。

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