1974,1975 北海道へ 6 室蘭本線 D51牽引貨物列車 1 D51 4
昨日、予告しましたように今回はD51初期形のなかでも1974年1975年の北海道旅行でじっくりと見る機会があったD51 4号機にスポットを当てたく思います。
まず、同機の履歴ですが、
川崎重工兵庫工場=1646 1936-03-27 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1936-03-27 製造→ 納入;国鉄;D514→ 配属;
名古屋局→1936-04-25 使用開始→
1947-10-00 現在;静岡→1948-07-01 現在;
静岡→1953-06-00 現在;
中津川→1953-07-20 借入;木曽福島→1953-07-31 返却→1961-11-28
特別塗装→1966-07-07(7/2?)深川→1966-09-27
耐寒工事施工→1967-02-02 旋回窓取付→1975-02-06 追分→1975-12-03
廃車;追分
(沖田祐作氏の著作による機関車表からの引用しました。)
名古屋局からスタートして中央西線などで活躍した後、1966年に北海道に渡り、1975年2月まで深川区に所属し,留萌・羽幌線で働き、最後の活躍の場が追分機関区だったことが分かります。
1974年の夏、留萌から羽幌線で羽幌に向かっていたときに,どの駅だったか忘れましたが逆向き牽引でやってくる対向列車がD514の牽引でした。
このときは、蒸気機関車の時代もまもなく終わろうとしているのに,1115両も造られたD51にしては随分若い番号が残っていたんだなぁと感じました。
1975年の夏、追分に移った同機との再会は1295レを牽引してやって来たときでした。
下り勾配のため、煙も吐かず,静かに下り線をやって来る4号機の姿です。D51の無骨なイメージではなく、今で言えばC61のようなイメージです。
1295レは登別の中線に入って入れ換えを行う貨物だったようで、その入れ換えをシーンをじっくりと見ることができました。
とくにナメクジドームとして当時人気の高かった部位をじっくり見ることができました。
やがて入れ換えも終わり編成が整えられて,出発の時が来ました。
昨日の記事のようにナメクジタイプは動輪上の軸重配分に問題があって重量貨物の引き出しは大変だったようですがこれくらいの貨物ならば問題なく発車して行きました。
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