1974,1975 北海道へ 5 ED79 100番台
今回はED79 100番台です。
貨物列車を重連で牽引する際の補助機関車として使用するため、土崎・苗穂・大宮の3工場で総数13両 (101 - 113) が改造されました。改造種車はED75 700番台前期の車両に集中しています。
ED79 104と基本番台の重連 100番台には屋根上の抑速用抵抗器がないことが分かります。 2003/9/28 五稜郭
屋根上の回生ブレーキ用抵抗器は非装備、制御装置も種車の磁気増幅器+低圧タップ切換器をそのまま搭載しました。常に重連の函館側に連結して運用するため、運転台の側窓改造は函館側(第2エンド側)のみ施工され、青森側(第1エンド側)の運転台は種車の固定窓+落とし窓のままです。保安装置は、本線運転で先頭となる函館側の運転台に ATC 受電器のみを設置しました。ATC 装置本体は設置されず、単独で海峡線の走行はできません。外部塗色は赤2号です。
こちらも112号機と基本番台の重連です。 2003/9/27 五稜郭
私がED79 100番台を写したのはこの五稜郭旅行の時が最初で最後のチャンスでしたが、既にその頃は後輩のEH500が活躍しており、100番台の活躍は風前の灯火状態でした。
最後にED79 基本番台と100番台のED75 700番台からの改造番号対応表を載せます。
対応データとテキストはWikipediaの記述を参考に致しました。
ED75 700の写真は奥羽本線北部の特集で載せたく思います。
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コメント
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クハ415-1901さん、こんにちは。
寒かった土日でしたね。
さてED79の続編を拝見しました。
F級電機ではめったに重連はありませんが、
D級電機では重連仕様があるのですね。
貨物を牽くシーンを一度撮りたくなりました。
投稿: やぶお | 2013年4月21日 (日) 21時30分
やぶお さん、おはようございます。
連日のコメント、ありがとうございます。
この週末はまさに冬に逆戻りしたような寒さでしたね。
ED79の重連、既に100番台は引退しているので、今見ることが出来るのは、本日ご紹介した50番台の重連のみですが、2013年版のJR貨物時刻表では、朝青森に到着する3096レ、9:09青森信着とその折り返しの99レ、12:48、94レで夜到着した機関車の折り返し4061レ15:58発で見ることが出来るようです。海峡線では既にEH800の試運転も始まっているようで、是非機会があればゆかれてみては如何でしょうか。
わたくしも2010年の10月の青森はED79がメインの撮影行でした。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2013年4月22日 (月) 06時02分