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2013年4月 5日 (金)

1974,1975 北海道へ 6 室蘭本線 D51牽引貨物列車 7

室蘭本線のD51貨物列車シリーズ、今回ご紹介する釜は1086、1118、1127の1000番台です。

私、今までD51はあらゆる形式の機関車の中では最も多い両数(1115両)製造された形式だと言うことは知っていたのですが、1000番台という枝番があったことはつい最近知りました。

D51以降の機関車でも1000番台は20系客車や高速コンテナ貨物列車牽引用に枝番として設けられたケースはED73, ED75,ED76, EF64, EF65, EF70などにありましたが、基本番台が900番台まで行っていて1000番台があるケースはD51だけですね。

まずは1086号機です。

D51_1086_2707510
貨物列車としては当時のよくあるタイプの貨物列車でしたが、写真を見ていて蒸気列車とは思えないくらい高速で通過した列車だったことを思い出しました。この釜も蒸気ドームはカマボコ形のままであったと思います。

履歴は

日本車両名古屋工場=1274           1944-05-19 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1944-05-19 製造→ 納入;国鉄;D511086→ 配属;門司局→1944-05-00 配属;鳥栖→1944-08-06 新鶴見→1948-07-01 平→1949-12-16 水戸
→1950-08-30 戦時設計装備復元・給水温器取付→1958-09-12 新缶に交換
→1963-10-05 原ノ町→1967-05-17 旋回窓取付→1967-08-28 釧路
→1967-09-22 借入;新得→1967-10-08 借入;池田→1967-11-15 追分
→1967-02-18 滝川→1969-12-20 踏段改造→1975-09-29 追分→1976-03-10
廃車;追分

九州からスタートして常磐線、北海道と転勤していますが、戦時設計故、給水温器がなかったことや釜も粗悪品であったことが想像されます。

続いて、1118号機です。

D51_1118_7508
岩見沢駅の札幌よりの跨線橋から撮った写真だったと思いますが、室蘭本線をを上って行く貨物列車です。ドームは標準型になっていました、

日本車両名古屋工場=1307           1944-08-24 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1944-08-24 製造→ 納入;国鉄;D511118→
配属;東京局→1944-09-19 配置;宇都宮→1949-09-15 田端
→1950-04-20 水戸→1950-11-16 戦時設計装備復元
→1957-11-18 新缶に交換→ 平→1963-09-21(9/20 発)岩見沢
→1963-10-09 耐寒工事施工・旋回窓取付→1967-01-20 踏段改造→1976-03-01
廃車;岩見沢一→ 保存;大阪府;D511118

こちら首都圏、常磐線で活躍した後、北海道に渡っています。

最後は1127号機で、この番号に遭遇した際、こんな番号もあったのっかと正直感じました。

D51_1127_1294_7508
1294レを牽引して中線に停車するD51 1127号機 

無蓋車に黄緑色の枠を設けた貨車は材木輸送でしょうか、当時よく見た貨車でした。

D51_1127_1294_7508_2_2
1975/10 登別 8月に953号機を撮影した同じ列車に1127号機が入りました。

そして1127号機の履歴です。

日本車両名古屋工場=1316           1944-09-18 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1944-09-18 製造→ 納入;国鉄;D511127→ 配属;名古屋局→1944-09-29
配置;多治見→1944-11-11 使用開始;名古屋局→1946-08-10 借入;
中津川→1946-09-11 給水温器取付→1946-09-14 返却→1946-09-21 借入;
福井→1946-12-24 返却→1947-01-09 借入;
中津川→1947-03-28 返却→1947-10-02 戦時設計装備復元→
1948-03-03 上諏訪→1948-05-29 中津川→1948-10-21
炭水車D511079 と交換;日本車輌→1949-06-30 高知→
1952-02-23 重油併燃装置取付→1953-02-25 缶胴に手摺取付→
1953-09-22 集煙装置改造・重油併燃装置改造・粘着重量増大改造→
1954-05-26 運転室雨樋取付・缶胴手摺改造→1956-10-16
新缶に交換→1960-03-03 米子→1960-10-25 松本→1960-10-25 借入;
長野→1960-00-00 長野→1961-11-11 旋回窓取付→1963-09-13
集煙装置取替→1963-10-05(10/4?)稲沢一→
1966-07-10(7/11?)滝川→1966-09-06 耐寒工事施工→1966-11-29
踏段改造→1975-11-07 追分→1976-03-01
廃車;追分

これまでに紹介したD51のなかでも群を抜いて履歴の項目が多いのが特徴かと思います。

名古屋からスタートして中央西線、北陸、四国、山陰と渡り歩き、廃車の10年前に渡道しています。さらに戦時設計を標準化するために各種改造がなされているのも履歴から読み取れます。

以上、履歴データは沖田祐作氏の著作による機関車表からの引用しました。

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