1975年 新潟の旅 8 115系 改造 500番台 2両編成
1975年の水上、長岡、柏崎の旅では115系を一枚も写しませんでしたが、その後の新潟旅行では特徴のある車両を写しておりますので、紹介いたします。
1984年に越後線(柏崎~新潟)、弥彦線(弥彦~東三条)が電化され、開業のために全国各地から基本番台が集められ、同線用に改造されました。
弥彦線カラーを纏ったY編成 2005/3/23 東三条
当時の国鉄財政は極度に逼迫しており両線の電化開業用に車両を新製する費用軽減策として、岡山・広島の両鉄道管理局管内で運用されていた115系編成を短編成化し、捻出されたモハ115形前位・モハ114形後位に300番台以降と同様の運転台取付・耐寒耐雪装備等の改造を施工しました。
番号の新旧対応は
モハ115-84・87 - 89・127・129・134 → クモハ115-501 - 507
モハ114-84・87 - 89・113・115・120 → クモハ114-501 - 507
でした。
Y-1編成 2005/3/23 新潟
現在、これらの車輌はY編成(弥彦線用ワンマン対応編成)Y-1, 2, 3とS編成のうちのS-13, 14, 15、さらに2000年に訓練車になった編成1本としてすべて健在です。
S-15編成 2005/3/23 新潟 この色は非更新車の色で更新されると青系統の塗色になるそうですね。
編成番号と車輌番号の対応は
弥彦<= =>東三条
Y-1 クモハ115-501+クモハ114-501
Y-2 503 503
Y-3 504 504
S-13 502 502
S-14 505 505
S-15 507 507 となっており、
506 の編成は2000.8.7に訓練者に改造されクモヤ115-1+クモヤ114-1になりました。
なお、これらの車輌は後年、冷房化された際にJR東日本の後付けタイプの冷房装置としてよく見られたAU712形冷房装置によって冷房化されています。
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