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2013年5月20日 (月)

2013/5/18 武蔵野線から中央線へ 後編

ぶらり高尾散策号」は時間調整のためか、南流山の中線で約15分程、停車し武蔵野線電車を2本ほどやり過ごし出発して行きました。私も、それを追う形で府中本町行き電車に乗りました。西国分寺で高尾行き快速に乗り換え、立川についてみると先ほどの「ぶらり高尾散策号」が停車しています。こちらが先に発車することになり、高尾には先着しました。

E257_m104_130518
E257系M104編成の「かいじ」 高尾駅の配線は昔から殆ど変わらずで、この2番線が上り列車の通過線ですが、「ぶらり高尾散策号」はダイヤの合間を縫う形でこのホームに到着しました。

E653_k307_130518_2
この場所でE653系はまだまだ目新しい車輌かも知れません 高尾 

E653_k307_130518_2_2
E653系は到着後、すぐに折り返し線を通って留置線へ 折り返しの9384Mまでお休み

今回の中央線訪問のターゲットは115系のM編成でM4が未撮であること、それとE351系のS5+S25編成もこれまでまともな写真が無いのでそれらを課題としました。

まずは、昔の高尾駅の写真を

76_2
76_4

79300iv

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これら3枚の写真は1975年頃の高尾駅です。ヤマゲタと言われた70系1956年からモハ72850とクハ79300番台が投入され、トイレが無かったためクハ76も投入されたそうです。1,2番線ホームの感じは今も全く変わりありません。京王線側は1967年に高尾山口まで開業していますが、当時の様子は今とだいぶ違います。

115_m8_130518
ヤマゲタとして活躍した70系電車1975年から1976年にかけて冷房装備の115系300番台が投入されたことによって広島運転所へ転出し、呉線で運用されることになりました。その115系300番台が既に38年になりますが、現在も活躍中です。大月まで乗車した高尾発11;01の535MはM2+M8編成でした。

115_m7_130518
高尾に10:50に到着した536MはM6+M7編成でした。

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大月到着時に逢った上り542M はM1+M5編成でした。

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大月の電留線にはM9編成が。

といったように、115系M編成、短時間のうちに7編成遭遇出来ましたが、未撮だったM4編成には遭遇出来ず課題は持ち越しとなりました。

Eh20023_130518
中央線名物、竜王と川崎を結ぶタンカー貨物80レはEH200-23の牽引でした。

昼食を摂った後、富士急を撮影しに駅西方へ、

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元京王の5000系がオリジナル塗色と富士急の塗色で

6000_130518
さらにJRから購入した元205系の6000系、クモハ6501を先頭とする3連は元ケヨ22編成
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在りし日のケヨ22編成 こんなに長い編成だったのが今は3連とは(笑) 2008/12/30 蘇我

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駅西方の跨線橋から富士急大月駅の全景を 2000系フジサン特急もお休み中 元は165系改造のパノラマエクスプレスアルプス

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長ナノのC9編成が539Mに C編成は2009年3月18日の改正で松本区から転属した6連(TcMM'MM'T'c)編成で、多くは1000番台の115系で構成されていますが、C5,C6,C9は300番台から構成されており、C13の長野よりモハユニットも300番台です。

中央線の普通電車、現在のダイヤではこの時間帯はトタの山スカ115系よりもナノの115系をよく見たように感じました。

E351_s5_130518

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続いて通過した「スーパーあずさ」。E351系はJR東日本が1993年12月に最初にEをつけた系列名で登場させた車輌ですが、既に登場から20年近く経過し、後継車の話題も出ています。この編成はS5+S25編成で、漸くE351系もコンプ出来ました。

189
ここで大変古い写真を一枚 「あずさ」に投入された189系が1975年頃の高尾駅を通過するシーンです。 上の70系と同じ日だったかも知れません。雰囲気は今と殆ど変わっていないことが分かります。

高尾に戻り、駅周辺を散策、そこで思いついたのが帰りは「ぶらり高尾散策号」で帰ること。窓口で聞いてみると、乗車券は休日お出かけ切符で乗車可能で、牛久までの指定券(\510)を購入すればよいとのこと。

常磐線の特急電車、これまで485系651系は上野~仙台間全線乗車しておりましたが、E653系に乗車するのは今回が初めてです。しかも武蔵野線~常磐線の北小金付近の連絡線を通過するのも初めてのことでした。

停車駅は高尾を出ると中央線内は八王子、立川に停車し、武蔵野線内はノンストップで常磐線に入って、柏、取手、佐貫、牛久と停車します。中央線内で沿線を眺めていると、多摩川橋梁などの撮影ポイントではかなりのカメラの砲列が。E653系自身がまだ珍しいためかと思われます。ふだんこういう列車に乗っていないものですから、何か不思議な気分がします。

立川を出て、柏の予定時刻が1時間後だったので、とこかで長時間停車があるのかと思いましたが、南浦和で1分ほど運転停車しただけで後はほぼ一定速度で走っていました。乗務員の担当は上記の切符でも分かるように八王子運輸区の担当で、車内販売も勝田まで営業とのことでした。座席の指定される列車に乗ったのも久しぶりのことで、常磐線のグリーン車は時々利用しますが、わずか500円ちょっとの追加で現役の特急車両の指定席に100分も乗車できたのですからかなり得した気分でした。

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コメント

こんばんは。
在りし日の中央本線のお写真、楽しませて頂きました。
旧型国電が走っていた時代に旅してみたかったと、改めて思います。
山の中を走る中央本線、長い駅間や連続するトンネルを走り続ける吊り掛け式の電車は、きっと大きな音を立てて走っていたのだろうと想像しています。乗り心地はどうだったのでしょうか。
115系も数を減らす中、国鉄時代のスカ色は既に引退してしまいました。この色を纏った車両を見ると、中央本線の旅路を思い出させてくれる存在でしたので、残念です。
温かくなってきましたし、車窓の若い緑を楽しみに列車で旅に出たくなります。中央本線に行きたくなってしまいました。
今後とも、宜しくお願い致します。

風旅記さま、おはようございます。

中央東線もいろいろな車両が登場しては時代の経過とともに代替わりして行く感がありますね。

これから沿線は桜、そして新緑の季節になってゆきますね。わたしも4月からは趣味の拠点が国分寺周辺にシフトしますので、昔親しんだ風景をより身近に感じられるとワクワクしている今日この頃です。

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