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2013年5月26日 (日)

2013/5/25 JRおおみや鉄道ふれあいフェア 2013 その1

今月5日の東京貨物ターミナル公開に続いて、JRおおみや鉄道ふれあいフェアに行って参りました。

正式にはJR東日本の大宮総合車輌センターとJR貨物の大宮車輌所の一般公開です。

前回、参加したのは2010年でした。

大宮までは柏から東武野田線を利用してみました。あとでお話しますが、野田線でも意外な収穫がありました。

185c1_130525
東武野田線のホームからは試乗の185系C1(斜めストライプ編成)と展示機関車が見えます。

De10_1099_130525

大栄橋を渡って行くとDE10がHMを付けてお出迎え。前回も同じでした。

D51_187_130525
会場入口そばには、D51187号機の展示が。

D51_187_130525_2
昭和13年、大宮工場1号機として製造された銘板がキャブに。

因みにD51 187号機の履歴は

D51187     国鉄大宮工場=1               
1938-09-09 S77.60t1D1T(1067)
車歴;1938-09-09 製造→ 納入;国鉄;D51187→ 配属;東京局→1938-09-09 使用開始→
    1938-09-00 配置[東鉄達749];田端→1945-12-29 姫路→1955-11-09 浜田→
    1956-10-00 頃;後藤工場にて切取式除煙板G-5 型装備;浜田→1960-02-29
集煙装置取付→
    1960-02-06 最終甲修;後藤工場→1971-08-26 廃車;浜田→
      保存;埼玉県JR 東日本「大宮工場」;D51187(保存時除煙板を標準型に取換)

(沖田祐作氏の機関車表から)

Jr50_130525
今年は交通新聞社が発行する時刻表(現 JR時刻表)が50周年のようで、D51_187_130525_3_3
D51187号機にも時刻表50周年のHMが。

130525
鉄道関係のイベントにつきもののアーチがお出迎え。

130525_2
国鉄時代はひとつの組織だったのかと思いますが、分割民営化後の今も仲良く並んで表札が。

130525_3
入口で配られたパンフレット 展示のおおまかな様子は例年と変わらない様です。

台車の組み立ての実演、大量の輪軸のストック、台車置き場の横を通過して、最初に見えてきた展示車両は青大将塗色のEF58 93号機でした。

Ef58_93_130525
EF58 93号機 2005年に来たときと展示場所が変わっていましたが、
Ef58_93_130525_2
裏側から狙ったショットで、
Ef58_93_130525_3
1956年製造ですから、私と同じ年なのですが。
Ef58_93_3
93号機の現役時代、ミスショットですが、20系化された上り急行「銀河」を牽いて川崎駅に接近するところです。93号機の履歴です。

EF5893     東芝府中工場=302300-3        
1956-07-09 E115.0t2CC2(1067)
車歴;1956-07-09 製造→ 納入;国鉄;EF5893→ 配属[達549];東京局→1956-07-09
竣工→1956-07-09 配置;東京→1956-08-19 借入;宮原→1956-00-00
宮原→1979-07-04 浜松→1984-02-01 東京→1985-03-14 新鶴見→1985-07-26
廃車;新鶴見→ 保存;埼玉県大宮市「JR 東日本大宮工場」EF5893

「銀河」牽引時代は宮原区の所属でした。

(沖田祐作氏の機関車表から)

107_n4_130525
EF5893号機の先にはこの3月の改正で日光線から引退した107系電車N4編成。

107_n4_130525_2
クハ106側からのショット

107_n4_060708
107系N4編成の登場時の塗装 2006/7/8 自治医大~石橋間

107_130525
107系の運転台

<107系について>

1980年代後半の日光線・両毛線など北関東支線区の普通列車には、急行列車の廃止により165系急行形電車が多数転用されていました。しかし、新製後20年以上を経て、老朽化が進行しており、 デッキ付き片側2扉の車体構造のため朝夕ラッシュ時には乗降に手間取り遅延を発生させる原因になっていました。最低組成編成が3両であるため日中閑散時には輸送力過剰となっていました。

国鉄分割民営化によって発足してまもないJR東日本に望まれたのは、時間帯ごとの需要に柔軟に対応できる車両の開発でした。

以上の経緯から1988年から1991年にかけて誕生したのが クモハ107形 (Mc) + クハ106形 (Tc') から構成される107系で以下の特徴を持ちます。

2両編成を基本とすることで2両・4両・6両と需要に応じて輸送力の調整が可能です。

製造コスト削減を図るため165系の廃車発生品となる主電動機・台車・補助電源装置(電動発電機)・ブレーキ制御装置・空気圧縮機・冷房装置など主要機器を再用しました。

車体製造技術の維持向上を兼ね大宮工場(現・大宮総合車両センター)・大井工場(現・東京総合車両センター)・大船工場(現・鎌倉車両センター)・新津車両所(現・新津車両製作所)・長野工場(現・長野総合車両センター)・郡山工場(現・郡山総合車両センター)など自社工場での製造を実施しました。

投入線区の事情で仕様が異なるために0・100番台の番号区分を実施しました。

107系の記事に関してはWikipediaの記事を参考にしました。

<次回へ続く>

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コメント

クハ415-1901さん、こんにちは。
大宮鉄道フェスタのレポートを拝見しました。
私も近くならぜひ出かけたかったです。

道路橋からのDE10・・・私も今月4日に見かけましたが、
きのうは(あけぼの)のHMをつけていたのですね。
確かDE10は(あけぼの)を陸羽東線牽いた実績がありましたね。
なかなか説得力のある演出だと思いました。

いつも思うのですが、首都圏のこれら鉄道イベントでは、
快適な撮影ができるのでしょうか。
田舎者ゆえ、出かけたい気持ちはあるのですが、
あまりに押し合いへしあいの状況だと怖気づいてしまいますので。

やぶお さま、こんばんは。

コメントありがとうございます。

>いつも思うのですが、首都圏のこれら鉄道イベントでは、
快適な撮影ができるのでしょうか。

私も昨日はいつもの70mm-200mmのズームレンズとビデオカメラを持って行ったのですが、一眼レフの方は焦点距離が長すぎて役に立たず、構内では殆どビデオカメラの静止画モードで撮影しました。

あと車輌の側まで人がいるので車輌だけ綺麗に写そうとすると結構根気がいることも感じました。

よく列車が廃止になるときに激パ状態になるようですが、ああいった状況ではなく写せました。

是非、次回は参加されてみると宜しいと思います。

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