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2013年7月24日 (水)

1975年 新潟の旅 21 485系 新潟車輌センター その1 R編成

終焉が間近に迫った新潟車輌センターの485系について、ここ数日、列車側から見て参りましたが、現在のR編成、T編成、K編成の構成について車輌の側からみてみようと思います。

4853000_r21_110528_2
R21編成による特急「北越」 2011/5/28 高岡

1986年11月1日のダイヤ改正前に「白鳥」・「雷鳥」・「北越」を担当するため全国から485系が集められ9連8本が上沼垂運転区に配置されました。

1)金サワから サハ489-5=>改造 クハ481-753
2)盛アオから クハ481-1502, 1503, 1504, 1505, 1507
3)秋アキから モハ485,484-1007, 1010, 1011, 1012, 1013, 1020, 1024, 1069, 1078
4)水カツから サロ481-114, 124, 125
5)大ムコから 
モハ485-65,66,83,85,86,87,138,149,1501,1502,1503,1504,1505,1506,1507
モハ484-65,66,83,85,86,87,241,251,1501,1502,1503,1504,1505,1506,1507
クハ481-21,23,27,28,29,30,102,258,260,261
サロ481-38,104,105,106,107

クハの顔だけでも0番台、100番台のボンネットタイプ、200番台の貫通タイプ、改造の非貫通、1500番台の非貫通4つ目タイプが揃っていたことがわかります。

<クハ481-701,751~753>

北陸特急の増発・短編成化および福知山線・山陰本線城崎電化による「北近畿」新設に伴い、サハ489形にクハ481形300番台に準じた運転台を取付て制御車化改造を施工したグループです。

701

1985年に松任工場で後期型車を種車にして改造。新製車同様に210KVAMGを床下にCPを運転台下に搭載しました。
屋根上のAU13E形分散式冷房装置搭載位置や、運転室側面窓の後ろがやや間延びしている点、トイレと洗面所の位置が逆であることが新製車と異なりました。分割民営化時にはJR西日本に承継されましたが、2011年に廃車となりました。
サハ489-11→クハ481-701 

751 - 753

1986年に幡生車両所(現・下関総合車両所)で改造されましたが、701との相違点が発生したための番台区分されました。
MG出力が160KVA。CPも床下搭載としたため助手席下側の機器室搬入口はありません。
種車の関係で751・752は冷房装置がAU12形を搭載しました。
分割民営化時には、751・752がJR西日本に承継され1991年183系に再改造。753がJR東日本に承継され2001年にジョイフルトレイン「きらきらうえつ」に再改造されました。
サハ489-202・203・5→クハ481-751 - 753

753の写真はありませんが、701は特急「しらさぎ」で活躍する姿を撮影していました。

4853000_r22_110529
R22編成による特急「北越」 2011/5/29 高岡

JR化後の1988年以降、アコモ改善工事が始まり、窓やシートピッチ拡大、セミハイデッカー化などと同時に“北越色”への塗装変更も行なわれました(変更は工事有無とは関係なく、全車に施工)。

1988年3月13日の改正では183系のサロに改造されたものの余剰化していたサロ183-1052、-1053がサロ481-98、-122に長野で改造復帰し、転入しました。

1989年3月11日の改正では勝田区より、モハユニット-14, 20, 57、クハ481-22,25、サロ481-1056が転入しましが、1990年3月までにモハユニット-57は廃車、-14, 20、クハ481-22,25は勝田に戻りました。

1990年3月10日の改正ではサロ189-2, -3, -4が転入し、クモロ485-1、モロ484-1、クロ484-1に改造されシルフィード編成が誕生しました。

1991年3月16日の改正では勝田から転入したサロ481-1056が勝田へ戻りました。

1994年12月3日の改正後にはサロ481-38,104が廃車となっています。

1995年12月1日の改正では、秋田から
モハユニット -1030, 1052, 1085, 1086
クロハ481     -1009, 1022
クハ481    -1007, 1029  が転入しています。

1996年、田沢湖線の新幹線化工事に伴い、南秋田運転所から6連が転属して「いなほ」・「北越」も受け持つようになりました。

モハユニット -1033, 1040, 1054, 1060   => 改造 3033, 3040, 3060
クモハ485+モハ484 -1001+1017, 1009+1076
クロハ481       -1005, 1006, 1023 =>改造1005→3026, 1006→3034
クハ481         -1037
サロ481         -107  => 改造 3107

1996年3月に秋田よりさらに転入
モハユニット    -1015,1016,1034,1036,1039,1041,1043,1045,1050,1061,1075,1084
クロハ481         -1008,1010,1011,1018,1025,1026, 1027
クハ481       -51,352,1005,1025,1027,1043, 1506

1996年8月に長野より 
サロ489      -1051, 1052  
(このサロ489形は防弾ガラス装備のVIP仕様車ということで長らく上沼垂で休車状態でいましたが、2010年10月に廃車されています)

1996年9月  
モハユニット -87, 149-251
クハ481       -21, 28        小山に転出    => 」に改造

1997年、北越急行開業に伴って「はくたか」(越後湯沢~金沢)用3000番代化工事を9連2本(R1,2編成)に施工、後に6連にも実施されました。 このダイヤ改正で「白鳥」(大阪~青森)をJR西日本(向日町所)へ移管しました。

クハ481-1005 青森へ転出
クハ481-342  青森から
クモハ485-1001, 1009 モハ484-1017, 1076     幕張へ転出  
                              =>「ニューなのはな」に改造
モハユニット -1083    クハ481-332, 1011 が勝田から転入

モハユニット -1030, 1054, 1086
クハ481    -1011, 1017
サロ481    -106                         3000番台改造

1998年12月8日の改正の前に
モハユニット -1018, 1044
クハ481    -333, 349                  が勝田から転入

1999年12月4日の改正を前に
モハユニット -65, 66, 83, 85
クハ481    -23, 27, 29, 102        が廃車に

2000年1月
モハユニット -86, 138
クハ481     -30
サロ481    -98               が廃車に

2000年1月から9月
にかけて

モハユニット -1037, 1065, 1066, 1070
クロハ481 - 303, 1001, 1004, 1024が秋田で3000番台改造後、転入
さらに
モハユニット -1039, 1075
クロハ481 -1027, 1043           が3000番台改造

2001年1月にはシルフィード編成が再改造されてNO.DO.KA編成

モハユニット -1018, 1044
クロハ481 -1010
クハ481-1506                           が3000番台改造

2001年3月
改正では、大阪~金沢=「雷鳥」、金沢~新潟=「北越」、新潟~青森=「いなほ」と系統分割により名称が整理され、「白鳥」と新潟直通「雷鳥」が廃止されました。

モハユニット -1034, 1050, 1078
クロハ481 -1008
クハ481 -342               が3000番台改造

モハユニット -1063, 1501, 1502, 1504, 1506, 1507
クハ481    -258, 260, 261
サロ481    -105, 112, 114, 124, 125              が廃車

モハユニット -1078
クハ481    -349, 753 が
クハ485-701+モハ485-701+モハ484-702+クハ484-702 編成に改造
                          「きらきらうえつ」編成

2002年4月
モハユニット -1503, 1505               が廃車

2002年12月
モハユニット -1011, 1013
クハ481   -1504, 1505           が勝田へ転出  K60編成」に改造

2003年1月~3月
モハユニット -1021, 1042, 1057, 1088
クロハ481    -1028, 1030
クハ481   -346, 347          が青森より転入

モハユニット -1069, 1084        が廃車に
 

2003年3月31日からは、165系に代わって夜行快速「ムーンライトえちご」(新宿~新潟)を、青森から転属したK編成が受け持つようになりました。

2005年3月改正で「はくたか」全列車が681/683系に統一されることとなり、R1,2編成が6連化(クハ→クロハ化改造の上、R26,27編成に変更。余剰車は廃車)されました。

2006年3月
モハユニット -3056
クロハ481  -3020
クハ481  -3350        が青森より転入
クハ481  -3026,3037      がクロハ化改造

2006年5月
モハユニット -1007, 1024
クハ481       -1502, 1503      が長野へ転出 =>」へ改造

クハ481    -333, 1507        が廃車に

2007年3月
モハユニット -3018,3044
クロハ481 -3010
クハ481 -3506              R24編成 事故廃車

2008~2010年度でAU13E冷房装置をAU112に交換する改造が行われ、R編成は全車、T編成はクロハのグリーン車側2基に対して完了しました(T17,18編成は除く)。

2008年10月
サロ481 -3106, 3107            が廃車に

2010年3月13日改正で JR西日本が担当していた夜行急行「能登」(上野~金沢)が臨時化されたのに伴い、JR東日本が車両を受け持つ形となり、交直流対応の485系が抜擢され、「ムーンライトえちご」は幕張または大宮の183系が充当されるようになりました。

2010年10月
サロ489 -1051, 1052           が廃車に

2010年12月改正では青森直通「いなほ」が秋田で系統分割されて秋田以北の乗り入れがなくなりました。

2012年3月17日改正以後、「能登」の設定がなくなったため、「ムーンライトえちご」に485系K編成が再登板しています。

4853000_r23_110529_3
R23編成による特急「北越」 2011/5/29 高岡

今回はR編成について見て行きましょう。

1996年から2001年にかけて、JR東日本が1000番台車を中心に行ったリニューアル改造車です。

・外板塗装の変更。
・側窓の下辺を台枠から845mmとし、窓の大型化と窓ガラスの内側取付ユニット化。
・モハ484形の遮断器を空気式(ABB)から真空式(VCB)に換装。
・化粧板の張替。
・出入台照明のダウンライト化。
・貫通引戸と側引戸をハニカム構造で軽量化を図った物に交換。扉ストッパーのキャッチャ式化。電気式となるパルサーチの検知方式を採用し、客室仕切戸を自動化。
・出入台と運転室の床敷物をノンスリップタイプに交換。
・各車両の仕切戸と妻引戸上部に電光表示の室内案内情報装置・号車番号・案内装置・禁煙表示装置の設置。
・行先表示器・前面列車名表示器のLED化。
・トイレを真空吸引式洋式に交換。従来の洗面所を撤去し、ユニット式になる・男子トイレと小スペース用洗面所を新設した。
・車内放送のオルゴールにクラシック音楽を採用。

4853000_r25_050326_2
R25編成による特急「北越」 2005/3/26 三条

室内に関しては

・グリーン車 新幹線200系電車と同様の荷棚、カーテンキセを含めたFRPカバーへの交換。
クロハ481形は4列のまま新型シートに交換、サロ481形は種車が3列シートのグレードアップ車のためモケット張替を施工。
・普通車シートピッチは910mmのままフリーストップリクライニングと座面のスライドが可能な物に交換。
・荷棚も新タイプへ変更。
・喫煙車への空気清浄機の取付。
・一部車両に車椅子対応座席の設置などのバリアフリー化
モハ485形の一部車両への車販準備室と電話室の設置。

改造で大きく変わったのは先頭車のクハ・クロハ481形で、
・従来の運転台屋根部分をすべて撤去し、新しい屋根構体に載せ換えて前面ガラスを1枚の大型ガラス化。
・前面にFRP製マスクを取付け、愛称表示機をLED化。
・スカート部へのカバー取付。
・前灯・尾灯の配置を変更。
補助電源はMGからSIVに、CPも静音床下搭載タイプの2,500l/minへ増大した・物に換装。

改造は、土崎工場(現・秋田総合車両センター)と青森運転所東派出所で施工されました。9両編成2本・6両編成12本と増結用MM'ユニット3組6両の96両が改造され、青森運転所と上沼垂運転区に配置されました。

2005年12月25日に発生したJR羽越本線脱線事故により大破し、物的証拠として山形県警察に押収されたR24編成は、捜査の終了により全車2007年3月31日付で、本区分番台初の廃車となりました。

新潟車両センターには6両のR編成7本と増結用MM'ユニット1組2両の44両が配置され、「北越」「いなほ」を中心に運用されています。

681_4853000_r27_100718
681系と並んだR27編成 特急「北越」 2010/7/18 直江津

←新潟
金沢/秋田→

   Tc  M485M'484 M485M'484 Thsc481 備考
R21 3018   3037    3070     3024   
R22 3348   3065    3066     3004   
R23 3043   3075    3039     3027   
R24 3506   3018    3044     3010   2007.03.31事故廃車
R25 3342   3034    3050     3008   
R26 3034    3033    3060     3026  
           ※元はくたか用R1。車椅子対応設備などはMM'3060に。
R27 3011    3030    3054     3037  
           ※元はくたか用R2。車椅子対応設備などはMM'3054に。
   
R28 3350   3040    3056     3020   
 

増結用ユニット - - 3086 -  

クハ481-1000 ~ クロハ481-1000改造 ~ クロハ481-3000改造
   1004                       1024                             3024
       1032                       1004                             3004
       1040                       1027                             3027
       1001                       1010                             3010
       1008                       1008                             3008
       1038                       1026                             3026
       1037                       1037                             3037
       1501                       1020                             3020      

485_4813020_110528_2ex1501
R28編成のクロハ481-3020の種車は”あの”クハ481-1501 2011/5/28 高岡

今回は上沼垂区の485系の歴史を追っかけてみましたが、ここに一時在籍した車両から、現在も活躍するジョイフルトレインが多数輩出されていることを知り,驚きました。言うなれば485系最後の現役としての活躍の場であり、同時に第二の人生への入口的な役割もあったのですね。

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