休日おでかけパスで小田原へ その2 新幹線を撮影 700系編
小田原への旅、今回は本来の目的だった新幹線撮影です。
小田原駅新幹線ホームが東海道新幹線の好撮影地であることは以前から知ってはいたのですが、なかなか訪れることができずにおりました。今回が初体験です。もっとも東海道新幹線の東京、名古屋、京都、新大阪以外の駅で撮影をするのは1976年3月、浜松駅で0系を写して以来かもしれません。
上り、下りの対面式ホームの間に本線と発着(待避)線といった構造ですが、東京側からみて、左にカーブしているため、編成全体を写すのであれば、アウト側の上りホームが良いことがすぐ分かりました。
停車するのは「こだま」と一部の「ひかり」で「のぞみ」は通過線を270km/h近いスピードで通過します。名古屋よりには小峰トンネルがあり、トンネルの出入りを絡めた撮影も出来ます。
今回は既に引退した車輌も出始めている700系です。
まずは、「こだま」の発着シーンから。
上り「こだま」の700系B11編成の入線シーンです。
こちらはC50編成の出発、後追いシーンです。
700系が登場したのは1999年とのことで、既に14年が経過し、今はメインが「こだま」運用というのですから新幹線の世界の車輌のターンオーバーの速さには驚かされます。700系登場時には300系の改良型ということでN300という「仮称」があったそうですが、採用はされなかったとのことです。
3つの編成グループがあり、JR東海のC編成、JR西日本のB編成とE編成(レイルスター)です。C1編成が試作車で9000番台、量産形が0番台、B編成が3000番台、E編成が7000番台を名乗り、C編成はC1(当初はC0)~C60、B編成はB1~B14まで、E編成はE1~E15まで新製され、C編成のC11~C18はJR東海からJR西日本に移籍し、N700Aの登場でC4を皮切りにC1,C2,C3,C5が既に廃車されています。300系が既に引退しているのですから、700系が引退というのも時代の流れなんですね。C編成は主に、最高速度の遅かった0系や100系の置き換えのため増備され、B編成は西日本の100系(グランドひかり)の置き換えのための増備でした。
既に鬼籍に入ってしまった在りし日のC3編成 名古屋 2008/9/6
700系 レイルスター E15編成 2005/7/8 新大阪
700系下り列車の入線シーンです。C12編成
後ろが切れてしまったショットですが、B7編成下り列車の入線。 サイドのロゴでB編成と分かります。
C12編成下り列車の出発、後追いシーンです。
こちらは上り東京行き列車、C22編成の出発シーンです。ホームのカーブのため、先頭部は切れてしまいました。
700系「ひかり」運用かと思いますが、小田原を通過する列車は存在し、
このように通過線を通過して行く編成(C52)もありました。これは上りホームの端付近で写したものですが、どうしても標識が車体に被ってしまいます。
同列車の後追いシーンです。
といったわけで、今回は700系の撮影記録をご紹介致しました。
ついこの前デビューしたと思っていた独特のカモノハシの形状をした700系も今後、N700Aが増備されると数を減らして行くのでしょうか。
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