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2013年8月15日 (木)

2013 夏 新潟の旅 4 新津区の気動車 その2 キハ110系

新津運輸区の気動車、今回はキハ100系・110系気動車のうち、キハ110、111、112形の車輌です。

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キハ110-202 新津 2013/8/8

これらの車輌は元来、老朽化したキハ20系・キハ45系などの取り替えとローカル線における輸送サービスの改善を目的に製造され、1990年3月10日に北上線でキハ100形、釜石線と山田線でキハ110形量産先行車がそれぞれ営業運転を開始しました。製造メーカーは富士重工業・新潟鐵工所です。

気動車ですが、車体と台車の軽量化を図り、高出力直噴式エンジンと効率の高い液体変速機との組み合わせにより電車並みの性能を有しています。ブレーキシステムも電車で実績のある応答性の高い電気指令式を使用しており、在来車とは連結器の形状が異なっているため、併結はできません。

急勾配の多い山岳路線ではこれらの車両の導入に伴い速度向上による時間短縮が実現されました。さらに冷房装置を搭載したことにより、夏期における旅客サービスの向上が図られています。

車内温度保持のために、客用ドアは半自動式であり、ドアの横に開閉スイッチが設置されています。また、ドアチャイムも搭載されています。

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キハ110-205 酒田 2013/8/9

<車輌形式>

片運転台車
キハ111形:20m級車体
キハ112形:20m級車体(トイレなし)

なお、キハ111形とキハ112形は1組で編成されています。ただし、幌アダプタなどを使用することで、1両単位で運用も可能です。

両運転台車
キハ100形:16-17m級車両
キハ101形:16m級(左沢線用)
キハ110形:20m級車体

新津運輸区に配置されている車輌はキハ110形・キハ111形・キハ112形の200番台です。

200番台は最も多く製造されたグループでキハ110形50両、キハ111・112形2両編成21本の計92両が製造されました。
そのうち、キハ110形14両とキハ111・112形2両編成3本の計20両は、秋田新幹線工事に伴い、田沢湖線が改軌などのため1996年3月30日から翌1997年3月21日までの約1年間全線運休になったため、同線を走る特急「たざわ」の代替手段として北上線経由で運転された特急「秋田リレー号」に使用された300番台の改造車です。ドアが引き戸式となりステップ高さも下げられました。

羽越本線、磐越西線、八高線、飯山線、陸羽東線、陸羽西線、米坂線に投入されました。2011年からは震災後に運行再開した仙石線陸前小野 - 石巻間でも、津波による電化設備損傷のため同線の205系に代わって運用されています。

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キハ110-215 佐々木 2013/8/7  キハE120との併結運用

<エンジン>

DMF14HZA(カミンズ製NTA-855-R4、連続定格出力420PS/2000rpm、連続定格時燃料消費率154g/PS/h、最大トルク168kgm/1250rpm)を1台搭載。排気量は14.032l、直列6気筒の直接噴射式で排気タービン過給器・吸気冷却器付きです。小型軽量のエンジンで、乾燥重量はキハ40系のDMF15HSAの2,720kgに対して1,365kgとなっています。

<トルクコンバータ>

DW14A-Bを1台搭載。変速1段、直結2段の多段式で、トルクコンバータは3段6要素であり、出足はよく、コンバータブレーキ機能も搭載しています。

<性能>

例えば50km/hでの動輪周引張力で比較すると、キハ110系は約1,300kgで、キハ20系の約600kgやキハ40系の約800kgと比較して大幅に向上しており、25‰で補機負荷100%・乗車100%でも60km/h以上の性能となっています。

<台車>

ボルスタレス式の空気バネ台車で、動台車は2軸駆動のDT58、従台車はTR242、基礎ブレーキはユニット式です。

<冷暖房>

冷房はコンプレッサを走行用機関で駆動する機関直結式のAU26J-A、暖房は機関の排熱を利用する温水・温風方式です。

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キハ111-201 新津 2005/3/24

<新津区投入の経緯>

1993年3月18日 キハ110系200番台を磐越西線・羽越本線・八高線に投入。
1993年12月1日 キハ110系200番台を磐越西線・羽越本線に投入。
                      これに伴い、磐越西線に投入された100番台6両が水郡線に転属し
                      水郡線全列車がキハ110系に統一。
1997年10月1日 秋田リレー用に使われたキハ110系300番台合計20両を200番台に改造し、磐越西線・羽越本線・飯山線に投入。

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キハ110-223 新発田 2013/8/7  この車両は300番台からの改造編入車です。

以上、Wikipediaの記事と「新潟県内を走る車両達」サイト様の情報を参考に纏めました。

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