2013 夏 新潟の旅 5 新津区の機関車 SLばんえつ物語号 客車
今回は、「SLばんえつ物語号」の客車編です。
12系から改造された専用客車7両編成で全車座席指定席制です。1999年4月29日から運転されています。
編成内容は以下のとおりで会津若松方が1号車です。
1号車:スハフ12 101(普通座席車)
2号車:オハ12 313(普通座席車)
3号車:オハ12 314(普通座席車)
4号車:オハ12 1701(展望車) スハフ12から改造、車体は新製
5号車:オハ12 316(イベント車)
6号車:オハ12 315(普通座席車)
7号車:スロフ12 102(グリーン座席車)
7号車に関しては、今年度から蒸気機関車牽引の客車列車としては初めてのグリーン車が連結されました。
2012年度までの運転ではスハフ12 102が連結されていました。
そして、2007年度の運転開始を前にリニューアルが実施され、外板塗装は、地色がチョコレート色、窓まわりがクリーム色でしたが、地色がオリエント急行を思わせる紺色に変更されました。また、室内では、座席の背ずりを約30cm高くし、クッションにも厚みを持たせ、従来のボックスシートに比べて居住性を改善したほか、表皮を縦縞模様から赤に変更し、大正ロマン風のレトロな見栄えとしました。
登場時の塗色 2005/3/23 新津
スハフ12-101のエンド 高崎の旧形客車とおなじように牽引する蒸気機関車の車軸温度などをモニターする装置が装備されているのでしょう。 2005/3/23 新津
展望車両(4号車)に配置されていた車内販売スペースを5号車に移し、フリースペースを拡大しました。この結果、1編成の定員は504人から468人に変更されました。新設された50インチディスプレイではC57 180の歴史などを映出しています。多目的室、SL宣伝コーナーも新設。車販コーナーでは新たに生ビールなどを取り扱い、各車両の通路ドアを改造し、自動ドアを導入しました。
このリニューアル改造工事は4月上旬に完了し、4月13日に新津駅ホームで報道関係者に公開され、4月14・15日にはDD53 2牽引によって羽越本線新津駅 - 酒田駅間をお披露目運転として走行しました。
新塗色になった「SLばんえつ物語号」の編成は首都圏でもELプッシュプル牽引で走った「急行いず物語号」などでも見ることが出来ました。 2012/3/3 馬入川橋梁
最後尾のEF64 1031の前にはもう見ることが出来なくなったスハフ12-102が連結されています。
そして今回の新潟旅行では新津でまず改造されたスロフ12-102を撮影しました。
2013/8/8 新津
そして、8月10日の運転では実際に運用されているところを撮影しました。
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