保存中の都電6000形 5 府中市郷土の森交通遊園の6191号
東京都内各所に保存されている都電6000形車輌を訪ね歩くシリーズ、今回は府中市郷土の森公園の中の交通遊園の6191号です。
東京都府中市郷土の森公園内に保存されている6191号車 2013/8/13
府中市郷土の森は府中市の南の端、多摩川のそばにあります。案内等には府中本町駅から徒歩で行けると書いてありましたが、炎天下歩くのは辛かったので往きは京王線府中駅から「ちゅうバス」(府中市のコミュニティバス)で芝間稲荷神社で下車し、5分ほど歩きました。帰りは分倍河原までバスに乗りました。
ここには都電6191号だけでなく、D51296 号機、EB10 1号機、京王バス、消防車が保存されています。D51とEB10に関しては後日、別の記事で紹介します。
6191号と京王バス、D51の位置関係
京王バスはこういったタイプでした。
交通遊園には定番の消防車も展示されています。
この6191号機に関してはWikipediaに書かれていますが、
かつては2011年まで同市内を走行していた京王6000系の旧塗装とほぼ同じカラーに塗られていたものの、荒廃が著しかったが、2004年頃から岸由一郎氏を中心にファンや地元住民のボランティアによって修復がなされ、現役当時さながらの外観を取り戻した。有志による修復作業は外観のみならず、内装、果ては機能面にも及び、今なお進行中である。2007年12月時点では警笛や自動ドアが復元されており、さらに修復作業中には再現したサボが取り付けられている。台車がD-16型ではなくD-10型になっているが、これは上記の6152と交換したという説が有力である。
とのことで、私は今回が初訪問でしたが、美しく修復されていると感じました。
正面から
サイドから
台車は確かに組み立て方式のD-10ですね。
近くの階段を上れば屋根上を見ることも可能です。
そして修復の過程がこのように写真付きで展示されていました。
これまでにも多くの保存車両が保存されたのは良かったものの、その後の管理が悪く朽ち果てて行き、終いには解体撤去となってしまったケースも多かったと思います。それをボランティアで美しい形に保つ努力は大変なことかと思います。ここまで美しく復元された方々の努力に敬意と感謝の気持ちをこの場で表明したく思います
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