2013 夏 新潟の旅 13 EF510 基本番台 10号機
EF510基本番台のこれまで撮った写真を紹介しているシリーズですが、今回は10号機です。
10号機の甲種回送日は2006年12月8日とのことです。
3095列車を牽引して高槻駅を通過する10号機 2010/7/8
95列車を牽引して直江津に到着した10号機 2010/7/17
今回はこれまでにもこのシリーズで何度か登場している直江津駅について触れようと思います。
直江津駅は新潟県上越市東町にあるJR東日本・JR西日本の駅で、上越市の直江津地区(旧直江津市)の中心駅です。JR東日本と西日本の境界駅でもあります。厳密に言うと駅を管轄するのはJR東日本新潟支社で、構内施設の管理と駅業務はJR東日本が担当しており、北陸本線の下り場内信号機が両者の境界となっているそうです。
その歴史を見てみると
1886年8月15日 - 国鉄信越本線 関山駅 - 当駅間の開通と同時に開業。
1898年 - 現在地に移転。
1899年9月5日 - 北越鉄道が当駅に乗り入れ。
(北越鉄道は直江津から東の現在の信越本線に相当する区間を建設するために地元の有志が東京の渋沢栄一氏を発起人代表として1894年に設立した会社です。直江津側は1897年春日新田~鉢崎を皮切りに順次開業して行きましたが、新潟側の起点設定は沼垂にするか、萬代橋畔にするかかなり難航したそうです。)
1907年8月1日 - 北越鉄道が国有化。
1911年7月1日 - 北陸本線 名立 - 直江津間が開通。
1930年4月1日 - 信越本線貨物支線 直江津駅 - 直江津港駅間が開通。
1959年9月1日 - 信越本線貨物支線 直江津 - 直江津港間が廃止。
1985年3月5日 - 専用線発着車扱貨物の取扱を廃止。 黒井駅南にある三菱化学直江津事業所へ専用線が続き、貨物輸送を行っていました。専用線が分岐地点は関川東岸にありました。
1987年3月31日 - 貨物取扱を再開。ただし、将来施設を整備されることに備えたもので貨物列車の設定はありませんでした。
1987年4月1日 - 国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道・西日本旅客鉄道の境界駅および日本貨物鉄道の駅となる。旅客業務はJR東日本が継承。
1997年3月22日 - 北越急行開業に伴い、同線への直通列車が乗入れ開始。
2006年4月1日 - 臨時車扱貨物の取扱が廃止。結局貨物列車の設定は一度もされませんでした。
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