公園保存蒸気 D51 296 府中市郷土の森公園
全国の公園に静態保存されている蒸気機関車を訪ね歩くシリーズ、今回は都電のときにも出てきましたが、府中市郷土の森公園に保存されているD51 296号機です。
2013年8月13日に訪問しました、後方にはEB10 1号機も保存されています。
前照灯は補助灯付きでライトの中心の高さが合わせてありました。
キャブ前方の窓は旋回窓となっており、ナンバープレートは赤プレートでした。
この機関車の履歴は機関車表(沖田祐作氏による)によりますと
D51296 川崎重工兵庫工場=2204 1939-10-18(10/13?) S77.60t1D1T(1067)
車歴;1939-10-18(10/13?)製造→ 納入;国鉄;D51296→
配属;新潟局→1939-10-28 配置[新鉄達889];
秋田→1939-11-15 使用開始→1943-10-10 坂町→1945-07-01 借入;
上田→1945-10-19 返却→1946-02-01
直江津→1953-11-14 重油併燃装置取付(長野工場)→1961-12-10
旋回窓取付→1967-11-19 長岡運転所→1969-08-16
新鶴見→1970-10-18(10/19?)青森→
1972-03-27 廃車;青森→
保存;東京都府中市「府中市民健康センタ- 交通遊園」;D51296
1939年製造で、豪雪地帯で勤務した際に旋回窓が装備され、一時期新鶴見配置もありましたが、最後は青森で1972年に廃車になっています。
炭水車のライトもこの機関車でも撤去されていました。重油併燃装置付きだったようですが、展示状態では重油タンクは見えませんでした。
キャブ内も立ち入り可能で、逆転機などのハンドルも残されています。
焚き口の扉は自動で開く仕掛けがなされています。
D51 296号の説明板 総走行距離は242万kmとのことです。
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