常総線開業100周年記念イベントとTX祭り その1
11月3日の日曜日、関東鉄道常総線水海道車両基地公開イベントと第9回つくばエクスプレスまつりが開催されました。
両会場は比較的近い距離に位置しており、会場間を結ぶ無料シャトルバスも運行されておりましたので、最初に水海道のイベントに参加して、午後からTXの基地を見てきました。
水海道の車両基地は水海道と小絹の間に位置しており、これまでも自宅から車で何度か撮影に出かけていましたが、今回は駐車場は無いと言うことで公共交通を使うことに致しました。
WEBサイトによると、水海道から車両基地までの臨時列車が10:13発で運行されるとのこと、乗車のためには硬券乗車券(無料の乗車整理券)が必要で、9:20より配布されるとのこと、定員は200名とのことで、少し早めに水海道駅に行くことと致しました。
水海道駅の駅名標 なにかレトロな風情が漂っています。 2013/11/3
水海道駅の駅舎と整理券発行の様子
8:30頃、駅西口に出るとすでに長蛇の列が出来ており、最後尾につくと既に約110名が並んでおられました。
硬券の整理券とイベント案内のパンフレットを受け取って、1番線ホームへ。臨時列車は10:05に入線とのこと
100周年のHMを付けた2101-2102の編成が水海道車両基地行き臨時列車として入線してきました。2番線側には単行の5004、取手行きが。
臨時列車は基地内の乗降用ステップのある線路に入線
会場入り口には100周年の横断幕が
イベント案内のパンフレット
パンフレットによると会場は気動車のエンジンなどの部品展示、クレーンによる車両吊り上げ実演の工場棟と野外の車両展示のようです。
工場棟内にはキハ003形が入場しており、台車はすでに分離されていました。写真は駆動側の台車でした。
DMH13HZエンジンのクランクシャフト
Wikipediaによるとこのエンジンは元々新潟鐵工所が開発した船舶用の高速回転エンジンで鉄道車両用に改設計したものだそうです。DMH17系やDMH15系に較べると小型軽量で高出力だそうです。直噴式、横形直列6気筒でターボチャージャー付きです。
そのターボチャージャーも展示されていました。上側がインテイク側、下側が排気側ですが、意外と小さい物だと思いました。
キハ003のクレーンによる吊上実演の様子
車体はかなり高く吊り上げられて移動
普段はなかなか見ることが出来ない気動車の床下ですが、エンジン、ラジエター、燃料タンク、空気タンクなどが、車体の向こう半分の床下に集中して取り付けられているのがよく分かります。
吊り上げられた車体は分離された台車の上に
なかなか迫力のある実演でした。
今回はここまでで次回の記事で展示車両の紹介を致します。
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