2013 夏 新潟の旅 13 EF510 基本番台 14号機
EF510の基本番台シリーズ、今回は14号機です。
まず、いつものように14号機の甲種回送は2009/2/4とのことです。
2010年7月9日 この日は天気が悪く露出アンダーの写真となりましたが、大阪ターミナルから重連単機で吹田機関区に戻る14号機です。 千里丘
相棒は今も2036号機として現役の1036号機でした。
2011/5/29 高岡を通過する4076列車を牽引する14号機 2011/5/29
今回も高岡の写真が出ているので、同じときに撮影した気動車の写真を何枚か紹介します。
まずは氷見線です。高岡駅-氷見駅間16.5kmで、途中能町駅から新湊線に乗り入れて高岡貨物駅までJR貨物の貨物列車も走っています。旅客列車は富山地域鉄道部所属のキハ40形・キハ47形です。
高岡駅に到着する氷見からのキハ47 1092他2連
おなじ場所にて氷見に向けて出発するキハ47 首都圏色
歴史を見てみると
1900年12月29日:中越鉄道 伏木駅 - 高岡駅間(7.34km)が延伸開業。伏木駅・能町駅が開業。
1912年4月4日:島尾駅 - 伏木駅間(6.28km)が延伸開業。島尾駅・雨晴駅が開業。
1912年9月19日:氷見駅 - 島尾駅間(3.06km)が延伸開業、氷見駅 - 高岡駅 - 城端駅間が全通。氷見駅が開業。
1916年4月1日:中川停留場が開業。
1920年9月1日:中越鉄道全線が国有化。伏木駅 - 高岡駅 - 城端駅間が中越線、伏木駅 - 氷見駅間が氷見軽便線となる。中川停留場が駅に変更され越中中川駅に改称。
1922年9月2日:軽便線の名称を廃止し、氷見軽便線が氷見線に改称。
1942年8月1日:氷見線が高岡駅 - 氷見駅間に変更される。
1953年7月1日:越中国分駅が開業。
1978年3月1日:伏木駅 - 氷見駅間の貨物営業が廃止。
1987年4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道が継承。日本貨物鉄道が高岡駅 - 伏木駅間の第二種鉄道事業者となる。
1991年4月1日:高岡駅構内をのぞいた全線が金沢支社の管轄から高岡鉄道部の管轄になる。
1992年3月14日:ワンマン運転開始。
2009年6月1日:組織改正により高岡鉄道部が廃止され、全線が富山地域鉄道部の管轄になる。
氷見市出身の藤子不二雄A氏の忍者ハットリ君がラッピングされたキハ40形
複線区間:なし(全線単線)
電化区間:なし(全線非電化)
閉塞方式:特殊自動閉塞式(軌道回路検知式)
2014年度の北陸新幹線開業を控えて、JR西日本の社長は赤字対策として氷見線の廃止バス転換を行うか、本数削減などを含めた地元自治体との協議の意志のあることを示していましたが、2012年1月28日の発表では金沢開業後も引き続きJR西日本が運営し、運転本数なども変更がないことが発表されました。
雨の氷見駅に到着するキハ47形
2011年5月に高岡を訪問した際、氷見まで足を伸ばしたのですが、ちょうど台風が接近しており、富山県地方は激しい雨となり、結局氷見駅から一歩も出ぬまま、折り返し列車で高岡に戻りました。もしまた出かける機会があれば、ぜひ氷見の街を訪問したく思っています。
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