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2013年11月29日 (金)

西武鉄道 赤電の時代 601系 その1 新宿線

西武鉄道の赤電シリーズも、ついに吊り掛け車からカルダン車になります。

その第一弾は551系の車体を踏襲して、TcMM'Tcとした601系です。この方式は、以後701系、801系、101系、2000系へと受け継がれて行く、4連方式となりました。

601
1974年頃、本川越にて まだサボ差しが残っており、方向幕を使用始めた頃

登場は1962年末でそれまでの国鉄払い下げ中古部品搭載の車輌から性能向上を目指し始めた車輌ではありましたが、過渡期の存在であったことも事実です。1963年までに7本が製造され、以後の増備はモデルチェンジした701系になりました。後継の701系が、1975年頃から冷房化、ブレーキのHSC化で大きく生まれ変わったのに対して、601系はモハこそ、701系の6連化の際に同様の改造対象となりましたが、クハは赤電のまま、クモハ451形、あるいは551系のクモハと組む形で生涯を終えました。

601_611f
611F この写真は701系の6連冷改車が登場した頃、武蔵関~東伏見間で撮影したもので、当時、あぁこれで601系も系列が終わるのかと思いながら撮ったのを記憶しています。

車体

西武所沢車両工場製造の20m級の3ドア軽量車体で全金属製です。外観は、前年の1961年に製造された吊り掛け式の551系とほぼ同型で、正面は細いピラーを中央に通した湘南形2枚窓、扉は鋼板プレスドアに戻っています。

台車の関係からか551系と比べて床面高さが高くなり、連結器を避けるための欠き取りが小さくなっています。正面ワイパー位置が551系の窓上装備に対して窓下装備となりました。

主電動機

中空軸平行カルダン駆動方式の日立HS-836-Frbで、国鉄が開発したばかりの最新型である「MT54形」とほとんど同一の設計でした。ギア比はMT46搭載車だった国鉄101系電車と同一の84:15 ( = 5.60) で、MT54搭載の国鉄近郊形(ギア比4.82)よりもさらに加速力・牽引力重視の設定となりました。

601_613f
613F 国分寺線で活躍する601系 701系の冷改ですぐに601系7本が解体された分けではなく、最初に601、603,605の3本、しばらくしてから残りが改造されたため、607F以降はしばらく見ることができました。 東村山

制御装置・補機類

主制御器は日立MMC-HT-20A(弱め界磁起動1段、直列10段、並列7段、弱め界磁5段)電動カム軸式1C8M制御の多段制御器で、2両分8個のモーターを制御する。4両編成で制御器1基、パンタグラフも1基で済まされており、コストを抑制しています。

制御段数は発電制動がないため、力行(加速モード)のみの23段です。電動発電機や空気圧縮機は、旧型国電用の部品を充当しています。空気圧縮機AK-3形は旧型国電からの中古品だけでなく新製したものも存在し、5000系レッドアローや2000系2両編成車に至るまで、西武標準形として広く採用されました。

台車・ブレーキ

電動車の台車は住友金属工業製FS342で、実質的に国鉄の通勤電車・普通電車用標準台車であるDT21そのものです。付随車の台車は、中古の流用品のTR11が用いられました。
ブレーキは電磁給排弁付のAE電磁自動空気ブレーキで、電磁給排弁の付加で特に長大編成時の応答速度は向上しているが、発電ブレーキがないこともあって制動能力そのものは旧型車並みでした。電動車のブレーキシリンダーは中継弁を介した台車シリンダー方式としたが、制御車は台車側のブレーキワークの関係もあって車体装架でした。

Wikipediaの記事を参考に記述しています。

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コメント

B767さん、おはようございます‼︎601系のスレ…お邪魔致します。本川越駅のホーム、昔はこんな感じでしたね、現在と大違い‼︎601系、国分寺線でも走っていたんですね‼︎

マスダっち1971 さん、こんにちは。

あの601系を撮った本川越、確か私も初めての訪問の時でした。

昨年も訪問しましたが、今はすっかり綺麗に変貌しましたね。

国分寺線は、小学校の頃からご厄介になっておりますが、151系、2代目501系、601系、701系、2000系、3000系 と実に多くの編成が活躍していますね。

B767さん、こんにちは(^^)お邪魔します。2枚目の画像の準急西武新宿ゆき、601系の先頭に連結されている2両編成の電車って…411系っぽいですね。

マスダっち1971 さま、こんばんは。

ご明察のとおり、次のコメントの411系の編成と601系の編成の6連だったようです。

写真を見ていて、当時の電車の走行音が聞こえてきたように感じます。

こんにちは。
601系のお写真、楽しませて頂きました。
電動車だけ新性能化され、付随車は旧型車の走行機器を再利用しているあたり、西武らしい車両ですね。
古い台車を履いた姿は見るからにアンバランスで、趣味的にはとても興味深いですが、実際に乗ったらどうだったのでしょうか。
冷房もなく、一昔前の車両ですが、西武らしさが出ている車両に感じます。
今になって、赤電の活躍していた時代に興味が出てきました。
今後とも、宜しくお願い致します。
風旅記: http://kazetabiki.blog41.fc2.com/

風旅記さま、おはようございます。

601系や最初の頃の701系はまさにあの頃の西武を思い起こさせてくれますね。
自社工場の所沢工場で、国鉄から払い下げられた台車と製造した車体を組み合わせて新車を製造していたのですね。

B767さん……おはようございます(^^)601系、グローブ型のベンチレーターがズラリと屋根の上に勢揃いですな!!パンタグラフは1基のみなんすね。あ……私事で申し訳ありません、今日は【マスダっち1971】のバースデーなんです。今日で45歳になりました。ふつつか者ですが、これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)mまたお邪魔いたします。

マスダっち1971さま、おはようございます。

遅ればせながら、お誕生日おめでとうございます。
確か、昨年もお誕生日にメッセージを頂いたように記憶しています。
45歳といえば、働き盛りですね。お体に気を付けて頑張って下さい。

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