485系 「雷鳥」 2003年9月から終焉まで その1 A1編成
485系特急、1985年以降の写真を紹介しつつ、列車ごとに思い出を紹介しておりますが、今回からは特急「雷鳥」の最後のステージ、パノラマグリーン車が復活してから廃止までです。
A1からA10まで編成ごとに紹介して行こうと思います。今回の写真はA1編成です。
編成は
Tc M' M M M T M M Tsc
323-264-162-1004-1004-604-606-504-2001 2007年の編成表より
(A1からA10まで在籍しています)
朝7:10 山崎を通過してサントリーカーブにさしかかるA1編成 キトからの回送のため編成の向きは逆向きで、クハ481-323先頭です。 2005/7/8
まずは2003年9月から終焉までの歴史です。
2003年9月20日:「雷鳥」の定期列車における485系のボンネット型先頭車の運用が終了。代わりにパノラマグリーン車が復活し、「雷鳥」のグリーン車も「サンダーバード」と同じく大阪寄りを向くようになりました。「加越」から転用された非パノラマグリーン車も「雷鳥」ファミリーに同時追加されました。
同編成のラストはクロ481-2001 連結器カバーが赤いことに注目です。 2005/7/8
2009年5月:ゴールデンウィークに運転されたのを最後に「ふるさと雷鳥」は以後、設定されなくなる。
6月1日:683系4000番台が運転開始。また、すべての列車が禁煙となる。
10月1日:.683系4000番台の追加投入により、「雷鳥」3往復が「サンダーバード」に置き換えられる。ただし「サンダーバード」化による所要時間の変更はない。「雷鳥」は6往復になる。同日以降は基本的にパノラマ型グリーン車を連結した編成のみ運用されるようになる。
岸辺付近を行くA1編成の試運転列車
クロ481-2001
2010年3月13日:「雷鳥」4往復が「サンダーバード」に置き換えられ、「雷鳥」は1往復になる。土曜・日曜運転の「雷鳥」23・22号、日曜運転の「雷鳥」29・42号が廃止。
「雷鳥」は6両編成となり多客期のみ9両編成での運転になる。
「雷鳥」は市販の時刻表上でのエル特急の指定が解除され、荷物便である「雷鳥レールゴーサービス」の取り扱いも廃止される。
2011年3月12日:雷鳥」が廃止され、列車名が「サンダーバード」に統一される。
千里丘を通過して岸辺へ 連結器カバーは白色に 2008/2/26
Tc M' M M M T M M Tsc
323-264-162 - 76- 76 - 702-606-504-2001 2011年の編成表より
この時点ではA1, A3, A4, A6編成が残存していました。
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