西武鉄道 赤電の時代 601系 その2
西武鉄道の赤電シリーズ、今回は601系の2回目です。
保谷駅の電留線で休むクハ1612 上回りに較べて古典的な台車がよく分かります。
池袋線運用に入ったのでしょうか 所沢
前回の本シリーズの記事でも記述しましたが、601系の編成が解かれて701系の冷房改造車に組み込まれたのは1976年4月から6月にかけての3本(1701F, 1705F, 1703F)が最初でした。最初の2本は赤電塗色で出場し、電連カバーは在来車との区別のためか黄色く塗られていました。601系由来のユニットは701-1といったハイフン方式で付番されました。残されたクハはクハ1411形の廃車で相手を失ったクモハ458、457と2連を組み、クハ1657、クハ1658などと改番されました。貫通路は601系時代は広幅でしたが、クモハ451形との併結に合わせて狭幅に改造されました。
残った1607F~1613Fは1707F~1713Fが冷房改造されるまではそのままで活躍していましたが、1981年4月から改造が始まるとモハユニットは組み込まれましたが、クハは今回は再利用されることなく廃車となりました。
上石神井に到着する準急 本川越行き
次回は601系クハ1601形の2連化後の姿を紹介致します。
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コメント
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B767さん、おはようございます(^^)お邪魔します。ワタシ601系って、吊り掛け駆動だとお子ちゃまの頃にずっと思っていたんですが…601系はカルダン駆動だったんですね。正面は551系と同じだけど、601系のワイパー位置は下で、551系はのワイパー位置は上で前パンですね。
投稿: マスダっち1971 | 2014年5月 7日 (水) 11時01分
マスダっち1971さま、こんばんは。
確かに551系と601系は似た顔をしていて、601系は吊り掛け式と勘違いされる程、垢抜けないと行って怒られるかも知れませんが、701系と較べるといささか可哀想な面がありましたね。
そのせいか、後年 クハは赤電のまま一生を終わり、モハは701系の一員となるという大きな運命の別れがありましたね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年5月 7日 (水) 20時18分