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2013年12月 3日 (火)

西ベルリンの思い出 BA Boeing 737-236 G-BGDS

西ベルリン留学時代にテーゲル空港で撮影した旅客機を紹介しているシリーズ、今回はBritish Airwaysの3回目です。

今回はBoeing 737-200というタイプについて触れてみようと思います。

Gbgds_cn_21806_699_boeing_737236adv
写真といっても今回の写真は些か遠いのですが G-BGDS 21806/699 Boein 737-236Adv 1989/6/25 TXL

Boeing737は85~215席クラスの短中距離の旅客機で、エンジンは主翼下に2発搭載し、胴体はBoeing707以来のものを使用しており、標準的エコノミークラスであれば、通路を挟んで6列の座席を配置することができます。Boeing757の製造が終了しているので現在では唯一製造されているBoeing社のナローボディジェット機です。

1965年に、地方路線に数多く残っていたダグラスDC-4コンベア440などのプロペラ旅客機や、ロッキード L-188などのターボプロップ旅客機を代替する100-150人乗りの小型の短距離用のジェット旅客機として、当時ライバル会社であったダグラスDC-9に対抗すべく開発が始められました。初飛行は1967年4月9日で、ボーイング社の旅客機としては初の2人乗務が可能となった機体です。路線就航はルフトハンザ社の機体で1968年2月からでした。

設備が貧弱な地方の中小空港や、騒音規制の厳しい大都市の空港間を頻繁に離着陸する短距離路線において使用されることを想定し、短い滑走路での離着陸や、短時間での巡航高度への上昇を実現するために、主翼には比較的強力な高揚力装置が装備されており、主脚は飛行中の外気導入による自動冷却効果を狙い機体の「くぼみ」にはめ込むタイプのため、引き込んだ状態でも車輪の側面が剥き出しになります。さらに、エアステア(機体内蔵タラップ)をオプションで装着できるなど、さまざまな技術、装備が導入されています。

初期型の-100、-200の生産の後、エンジンを高バイパス比のターボファンに換装した-300、-400、-500が登場しました。その小回りのよさなどから、現在でも主翼を改設計して効率を高め、777の技術を用いた-600型から-900型の「Next-Generation(ネクストジェネレーション/NG)」とよばれる最新鋭シリーズの生産が続けられており、2009年2月の時点で総受注機数8,179機・総生産機数5,942機のベストセラー機です。同シリーズは2011年12月16日に、通算7,000機目の737(-800)をフライドバイへ引き渡されました。また通算7,500機目は、2013年3月20日マリンドエア(B737-900ER)へ引き渡されました。

第一世代 -100/-200型

1967年から生産が開始された737最初のシリーズです。エンジンはプラット・アンド・ホイットニーのJT8D (:en:JT8D) を両主翼下に1基ずつ装備しました。

このエンジンはパイロンを介さず直接主翼に取り付けられており、機体の地上高を低く抑えています。また、このエンジンは低バイパス比(バイパス比0.96 - 1.00)であるので、逆噴射装置(スラストリバーサ)はエンジン後方のノズルに蓋をするような構造になっています。

-100型は全シリーズを通して最も小さな機体で、胴体の長さは28.6m、航続距離は3,440 kmでした。ローンチカスタマーは前述のようにルフトハンザ航空で、1965年2月19日、-100型21機を6700万ドルで契約しています。ルフトハンザ航空はアメリカ以外の航空会社で初めてBoeingの旅客機のローンチカスタマーとなりました。

-200型ユナイテド航空のリクエストによる-100型より胴体が1.9m長い30.5m(翼前方で36インチ、後方で40インチ)で、航続距離も長い(約4,000km)などの違いがありますが、基本的にはほぼ同じ機体です。初飛行は1967年8月で、路線就航開始は1968年4月、シカゴ~グランドラピド間でした。-200型には目的に応じて貨物機としても旅客機としても使用が可能な-200C型(-200 Convertible)という派生型もありました。

1971年には離着陸性能を向上させ、機内インテリアのデザインにオーバーヘッドストウェッジを導入するなど最新型にグレードアップさせた改良型(-200 Advanced)が導入され1988年まで生産が続けられました。Advタイプはln135以降の機体で、ペイロードが15%上昇、燃料タンクの容量増大なども図られています。

-100型の生産機数は30機、200型は初期型と改良型を合わせて1,114機。当初は性能不足や2名乗務へのパイロット協会(ALPA)の反発を受け、販売が低迷しましたが、改良型は世界中の航空会社で導入されました。

なお、日本の航空会社では-200型と-200Advanced型が全日本空輸日本近距離航空南西航空が導入し、離島路線や地方路線のジェット化に貢献し、2003年まで使用されました。また、香港ドラゴン航空ナウル航空フィリピン航空などが日本乗り入れ機材として使用し、現在もサハリン航空が日本への乗り入れ機材として使用しています。

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