公園保存蒸気 C11 322 鴻巣せせらぎ公園
公園などに保存されている蒸気機関車を訪ね歩くシリーズ、今回は鴻巣せせらぎ公園に保存されている、C11 322号機です。こちらを訪問した時の様子は2013年10月2日の記事に記述しました。
角形のドームの形から一見して戦時形とわかる322号機 2013/9/28 鴻巣市せせらぎ公園
機関車の履歴をいつものように機関車表(沖田祐作氏による)から引用いたしますと
C11322 日本車輌名古屋工場=1404 1946-03-12 S66.1t1C2t(1067)
車歴;1946-03-12 製造→ 納入;国鉄;C11322→ 配属;東京局→1946-03-12 竣工→
配置[東鉄達297];東京局→1946-03-22 配属;高崎二→1949-01-01 高崎一→
1949-03-00 現在;浜川崎→1951-02-00(3/1?)横浜→1954-09-21 現在;五日市支区→
1955-08-01 現在;五日市支区→1963-04-01 現在;五日市→ 浜川崎→
1961-12-00 大宮工場→1969-06-00 廃車;大宮工場→
保存;埼玉県鴻巣市市民会館;C11322(東裏1 号公園説?)
製造は名古屋でしたが、東京局に配属され、高崎、浜川崎、五日市、大宮と現在のDE10などと同じように首都圏周辺で活躍したようです。
正面のステップは入れ換え作業の際に誘導掛が乗るためのものでしょうか
花などに囲まれて美しく整備された環境で過ごしているようでした。
後部のライトはありませんが、機関車自身は非常に綺麗に整備されていました。
案内板もこのように新たに整えられたようです。
冒頭で戦時形と記述しましたが、Wikipediaの記述では
4次形 (C11 247 - 381)
- 資材と工数を節約した戦時設計機で、除煙板は木製となり、砂箱と蒸気ドーム被いは工作の容易化のために角形(かまぼこ形)となった。後年の装備改造で3次形までと同様の形態に改められたものが多いが、砂箱と蒸気ドーム被いは原形のまま残ったものがある。
となっており、真岡鉄道で活躍する325号機が丸形のドームなのに対して、こちらは角形なのは?と思いましたが、325号機の方が装備改造された様ですね。
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