5両の保存D52を観に18切符で日帰り旅行 その8 313系 W編成
御殿場線、身延線等で活躍する静岡の313系、今回はW編成について触れます。
313系2350番台 W1編成 2013/12/21 御殿場
W編成も先のV編成同様に2両編成ですが、発電ブレーキを搭載しており、2300番台となっております。W1~W9の9本が在籍します。3次車として2006年度に製造されました。V編成のV13、V14編成とは同期生となっています。
W2編成 2009/4/4 浜松
それまでの313系との仕様の変更点は
行先表示器・前照灯
行先表示器は前面・側面とも従来の幕式に代わり、LED式(フルカラー)に変更されました。側面のものは一定の速度を超えると消灯します。また、前照灯は白熱灯(黄白)から、窓下のものはHIDランプ(青白)に、貫通扉上のものは超高輝度白色LEDに変更されました。
車内トイレ
車椅子による利用を容易にするため、拡大と自動扉化が行われました。これに伴い、対面の座席は廃止されました。
ブレーキ関連
3両編成以上の初期車では容量2kl/minの空気圧縮機(CP)をクハ312形に搭載していましたが、増備車ではシステムの冗長性を確保するため、クハ312形、サハ313形および3両編成のモハ313形に1kl/minのものを分散搭載しました。また、純電気ブレーキを採用し、ほぼ回生ブレーキのみで停止させることが可能となりました。ただし、発電ブレーキと併用する場合は、従来通り約5km/hで電気ブレーキは切りとなります。
W3編成 2007/3/4 三島
W1、W2編成は霜取りのためパンタグラフを2基搭載しており、この編成のクモハ313形は2350番台と称します。冬季に限りこの2本は身延線、御殿場線系統での限定運用となっています。2350番台は事故により運用を離脱した213系に代わり飯田線での営業運転を行ったこともあるそうです。
W4編成 2009/8/13 沼津
W5編成 2014/1/2 焼津
編成番号 クモハ313 クハ312 新製月日 ATS-P取り付け
W3 2301 2301 2006/12/15 日車 2010/2/17
W4 2302 2302 2006/12/15 日車 2010/3/23
W5 2303 2303 2007/1/19 日車 2010/7/2
W6 2304 2304 2007/1/19 日車 2010/7/22
W7 2305 2305 2007/1/28 日車 2010/8/16
W8 2306 2306 2007/1/28 日車 2010/11/24
W9 2307 2307 2007/1/28 日車 2010/12/28
W1 2351 2308 2006/12/8 日車 2010/9/28
W2 2352 2309 2006/12/8 日車 2010/10/28
Wikipediaの記事とJR電車編成表2012冬号のデータを参考に纏めました。
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