特急「北近畿」 その3 485系から183系へ part2
福知山区所属の電車特急「北近畿」などの話題、前回は2003年10月1日までのG編成、T編成について触れましたが,今回からは2003年10月1日の改正における変化です。
北陸特急に683系が投入され、485系に余剰車が生じ、その一部を183系に改造し,編入しました。その結果、編成名はA,B,Cとなりましたが、その由来は
<B編成> B61-B66 B41
G編成のモハ485+モハ484MM'ユニットをT・TU編成から捻出したモハ183+モハ182MM'ユニットに組替てB編成として組成。
B編成は「北近畿」5.5往復、「文殊」下り1本、「はしだて」1.5往復、「きのさき」2往復、「たんば」下り1本に充当されました。多客期には、増結ユニットを組み込んで6両編成で運転されました。
<A編成> A41-A47
T編成のクハ183形700番台は非貫通制御車であったことから、貫通制御車で電気連結器付きの200・600番台に交換。4両編成に短縮してA編成として組成。
A編成は「北近畿」4.5往復、「文殊」上り1本、「はしだて」2.5往復、「きのさき」1往復、「たんば」2.5往復に充当されました。また、「はしだて」2号の福知山 - 京都間でもC編成と連結して運転されました。
<C編成> C31-C36
追加で改造されたクモハ183+モハ182ユニットにT編成から捻出されたクハ183形を組み込んでC編成を組成。
C編成は「北近畿」2往復、「まいづる」5.5往復、「はしだて」上り1本に充当されました。「北近畿」に関しては全区間でA編成と連結の上、従来の6両編成より輸送力増強がなされました。また、「はしだて」1号の京都 - 福知山間、「はしだて」6号の綾部 - 京都間でもA編成と連結して運転されました。
塗色はB編成はG編成を引き継いで、国鉄色+窓下赤細帯となりました。
今回はそういったB編成の中でも特徴的はクハ480由来の顔を紹介します。
クハ183-801と851が組み込まれていました。
特急「北近畿」運用のB41編成 クハ183-801 2008/12/11 島本
同じく特急「北近畿」運用のB61編成 クハ183-851 2008/2/24 新大阪
同じ特急「北近畿」運用で6連ながらB41編成 クハ183-801 2006/11/19 新大阪
801と851、写真からの区別は難しいのであくまで編成番号で判断しています。
にほんブログ村 最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村に飛ぶことができます。
« 西武鉄道 HSCブレーキ化・冷房改造 13 723F~747F | トップページ | EF510-500番台 511号機 »
「電車183/189系」カテゴリの記事
- 武蔵野線を走る2本のE653系「特急」 その1 特急「鎌倉」(2024.04.15)
- 連休中の臨時列車、連休明けの集約臨に活躍するE257系5000,5500番台 part3 ホリデー快速鎌倉(2022.05.19)
- 2021年春、外房線~内房線を巡る旅 その17 浜金谷駅(2021.07.08)
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 61 日光戦争から東武直通へ(2020.12.21)
- 2018年晩夏 長野県内の保存蒸機を見て歩く旅 19 松本駅でみたE257系(2020.10.15)
« 西武鉄道 HSCブレーキ化・冷房改造 13 723F~747F | トップページ | EF510-500番台 511号機 »
コメント