特急「北近畿」 その5 485系から183系へ part4
このシリーズ、前回の記事ではクハ481-200番台をオリジンとするも踏切事故で前面貫通扉が完全に無くなったクロハ183-801を紹介致しましたが、今回も200番台オリジンのクルマで貫通扉の構造が特徴的であったクロハ183-806(B66編成)の写真を紹介致します。
クロハ183-806を先頭にしたB66編成による特急「こうのとり」 2011/12/26 島本
この車両はクハ481-212として1972年10月12日、日本車輌で落成後、盛アオに新製配置されています。1975年11月の特急「つばさ」の電車化で秋アキに転属し、翌年春には門ミフに移っています。そして、1984年特急「くろしお」の485系投入で天ヒネに転属し、1年後に福フチに移り、1987年3月12日に吹田工場でクロハ481-212に改造され、1991年7月8日、再改造を受け、クロハ183-806となっています。
B66編成による特急「文殊」 2008/2/25 岸辺
同編成による特急「北近畿」 2010/7/8
前回の記事の写真と見較べると気付くのですが、この車輌の特急マークとHMの窓の間隔は通常に較べて若干長いことが分かります。次回も同じように貫通扉に特徴のあるクロハを紹介しますが、今回のクロハ183-806のHM窓はオリジナルの形態を保っています。
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コメント
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こんにちは。モモパパです。
特急「文殊」。
恥ずかしながら初めて知りました。
ドコからドコまで走ってたんでしょうか。
投稿: モモのパパ | 2014年4月14日 (月) 09時03分
モモのパパさま、こんばんは。
「文殊」、わたしもあの辺の特急の行き先はよく分かっておらず、調べてみました。
すると、
新大阪駅 - 天橋立駅間を東海道本線・福知山線(JR宝塚線)・北近畿タンゴ鉄道 (KTR) 宮福線・宮津線経由で運行していた特急列車
とのことでした。ひらがなで書くと、あのトラブル続きの高速増殖炉を想像させるので漢字にしたのでしょうか。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年4月14日 (月) 18時36分