公園保存機関車+貨車 EF15 198 韮崎中央公園
前回の記事ではC12 5号機を紹介しましたが今回は同じ韮崎中央公園に保存されているEF15 198号機です。
EF15 198号機とトラ3両+ヨの編成 2013/12/31 韮崎中央公園
EF15は拙blogにおいても何度か紹介して来ましたが、198号機は202号機まで製造されたEF15の中でも最終グループ(168~202)として1958年から1959年に製造された35両の中の1両でした。
韮崎中央公園にはEF15のみならず貨車も数両保存されており、あたかも昔の貨物列車の編成の形態で保存されています。
機関車自身の保存状態は良いと思うのですが、パンタから車体まですべてこの妙な色に塗ってしまっているところが?です。
かつてはよく見た無蓋車も今は安中貨物くらいでしか見かけませんし、単軸貨車もワム8の廃車ですっかり見なくなりました。
EF15 198 + トラ 75013 + トラ 74778 + トラ 72379 + ヨ14041 の編成
足回りなどは今にも動き出しそうに整備されているように見えるEF15ですが・・・
この機関車の履歴をいつものように沖田祐作氏の機関車表から
EF15198 汽車製造大阪工場=2808/= 東洋電機 1958-10-01 E102t1CC1(1067)
車歴;1958-10-01 製造→ 納入;国鉄;EF15198→ 配属[達606];中部支社→
1958-10-01 竣工→1958-10-02 配置;稲沢二→1963-10-06 米原→1964-09-28 岡山→
1965-06-10 借入;糸崎→1965-07-11 返却→1969-08-09 借入;浜松→
1969-10-15 返却→1969-10-17(10/16?)宇都宮→1976-04-15 借入;東新潟→
1976-06-02 返却→1978-10-30 八王子→1979-07-12(7/11?)甲府→
1983-03-20(3/19?)立川→1983-00-00 甲府→1985-03-14 八王子→
1986-02-10 廃車;八王子→ 保存;山梨県韮崎市「中央公園」;EF15198
製造後、稲沢第二機関区に配置され、約10年東海道筋で働いた後、次の10年は宇都宮、東新潟で活躍、1986年に廃車されるまでの最後の10年は中央線筋で活躍しています。
にほんブログ村 最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村に飛ぶことができます。
« EF510-500番台 512号機 | トップページ | 通勤電車シリーズ 101系 その9 鶴見線 »
「貨車・貨物列車」カテゴリの記事
- 秩父鉄道の電車・貨物列車を久しぶりに撮影(2024.11.26)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その3 彦根駅を通過する東海道線貨物列車(2024.11.14)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その2 おおさか東線の貨物列車(2024.11.13)
- 2023年晩夏の関西旅行 JR貨物編 その1 安治川口駅(2024.11.12)
- 速報版 2024年晩夏 京都の旅 1日 台風の進路に悩まされた往路(2024.09.03)
「電機EF15/EF16」カテゴリの記事
- 41年ぶりの身延線甲府~富士間の旅 その4 身延線貨物とEF15(2019.01.04)
- 41年ぶりの身延線甲府~富士間の旅 その1 概要(2019.01.01)
- 公園保存機関車+貨車 EF15 198 韮崎中央公園(2014.04.07)
- 1975年 新潟の旅 5 長岡区・東新潟区のEF15(2013.05.13)
- 1975年 新潟の旅 3 EF16 国境の峠越えの補機(2013.05.09)
こんにちは。モモパパです。
あれ?
EF15ってこんなカラーでしたっけ。
もしかして日に焼けてしまったのかな?
無蓋者。
見なくなりましたね~。
車掌車もすっかり・・・。
たしか車掌車って一時期無人駅の駅舎に転用されてたような覚えがあるんですが・・・。
投稿: モモのパパ | 2014年4月 9日 (水) 09時00分
モモのパパさま、おはようございます。
このEF15、錆などの出方からするとそれほど傷んではいないようですが、
如何せんこの塗装はおかしいですね。
現役時代の写真は http://b767-281.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/1975109-9c45.html
などでも出てきますが,なんでこんな色になっているのか不思議です。
貨車の編成は昔の貨物列車を彷彿させてくれますね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年4月10日 (木) 06時08分