1989年のDüsseldorf Airport その7 タイ航空のDC-10
1989年5月の西ドイツ、Düsseldorf空港で撮影した旅客機のシリーズ、今回は日本でもおなじみのタイ国際航空(Thai Airways International) のDC-10です。
HS-TMA McDonnell Douglas DC-10-30ER cn 48627/ ln 434 1989/5/5 DUS
1987年12月1日に納入された機体でタイ国際航空では9機活躍したDC-10の中の一機でした。後年、Northwest 航空に売却されN238NWのレジが付与されました。
いつものように航空会社の歴史から見てみますと、設立は1959年で資本金200万バーツを国内航空会社タイ航空(Thai Airways Company)(70%)とスカンジナビア航空(SAS)(30%)の合弁事業として設立されました。
1960年5月1日から国際線運航を開始し、東京/羽田線をはじめアジアの9都市への路線を就航させています。
1971年にオーストラリアへ、1972年にヨーロッパはコペンハーゲンへ、1980年には成田経由でロサンゼルスへへ就航し、ネットワークを拡充しています。
1977年にタイ政府が全株式を取得したものの、SASとも引き続き密接な関係を維持しています。1988年4月1日にタイ航空と合併し、株式を一部公開して半官半民事業会社となりました。
1997年には エア・カナダ、スカンジナビア航空、ルフトハンザドイツ航空、ユナイテッド航空と共に航空連合「スターアライアンス」を立ち上げ、創立メンバーに名前を連ねました。
1997年には エア・カナダ、スカンジナビア航空、ルフトハンザドイツ航空、ユナイテッド航空と共に航空連合「スターアライアンス」を立ち上げ、創立メンバーに名前を連ねました。
2006年9月28日、バンコク・スワンナブーム国際空港が開港し、それまでのドムアン空港から本拠地を移転しました。
バンコク/ドムアン空港には2001年、2002年に出張で訪れた際に、当時のタイ国際航空の航空機を撮影しているので、今回はこのくらいにしておきます。
最後にタイ国際航空で活躍したMcDonnell Douglas DC-10のリストです。
データは Thai Airways International Fleet Details and History を参考に作成しました。
HS-TG*とHS-TM*のシリーズのレジが付与された9機(6機は通常の-30型、3機は-30ER型)が活躍していたことが分かります。
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