上毛電鉄 700型電車 その4 714-724編成とテ241
上毛電鉄で活躍中の700型電車、今回はデハ714-クハ724の第4編成です。
大胡駅を発車する第4編成 2014/4/27
京王井の頭線時代はクハ3759とクハ3709で、前頭部はアイボリーでしたが、上毛電鉄ではフィヨルドグリーンの後2006年8月より、サンライト・イエローを纏って活躍しています。さらに現在は前頭部下部に海の生き物の絵がラッピングされ、「はしる水族館」電車として活躍しています。
クハ724
デハ714 心臓血管センター~赤坂間にて 2014/4/27
今回は先の大胡での春のイベントの際に展示こそされてはいませんでしたが、大胡駅構内に留置されていた1928年日本車輌製の鉄製有蓋車テ241号を紹介します。
東武の社紋もしっかり入ったテ241 2014/4/27 大胡
かつては東武佐野線や会沢線(貨物)などで水を嫌う生石灰の輸送用として活躍した貨車です。昭和40年代に次々と廃車となり、非常用機材積載用として車両基地や工場に振り向けらましたが、このテ241号は七光台検修区で余生を送っていたものを先日のイベント記事で紹介したデキ3021号が東武鉄道から上毛電鉄に移籍する際に一緒に移籍となったそうです(記事はこちらやこちら)。
大胡駅の西桐生よりの留置線に台車とともに留置されているテ241
両者が上毛電鉄に来たのは2009年12月のことで、デキ3021号は1929年生まれでこのテ241号の方が少し年上となりますが、昭和一ケタ同士の貨物列車の再現も期待したいものですね。
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コメント
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こんにちは。モモパパです。
前面下部にまるでクリスチャン・ラッセンが描いたような絵がラッピングされてますね。
「走る水族館」って名前もうなずけます。
しかしこれまた年季の入った有蓋貨車ですね。
製造年度の割りにはきれいなのは途中で改装されたのかな。
投稿: モモのパパ | 2014年6月 3日 (火) 06時49分
モモのパパさま、おはようございます。
虫の電車がいたり、お魚の電車がいたりと、なかなか他では見られないラッピングや飾り付けでアピールしている感じです。
テの方もかつてはかなり錆が回っていたようですが,綺麗に改装されています。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年6月 4日 (水) 05時44分