1989年のDüsseldorf Airport その10 Noble Air Boeing 727
1ヶ月間に渡ってブラジルで開催されたFIFAワールドカップもドイツの優勝で幕を閉じました。ドイツは1990年6月のイタリア大会以来の4度目の優勝で、1990年10月に正式に統一されているので今回の優勝は統一ドイツとしては初の優勝となりました。
グループリーグはポルトガル、アメリカ、ガーナとのG組。ガーナ戦が一番厳しい戦いでしたが、2勝1分けで1位通過し、決勝トーナメントでは、ラウンド16アルジェリアを延長120分2:1、ラウンド8フランスを90分1:0、そして準決勝ブラジル戦はベロオリゾンテ(ミネイロン)の惨劇として後世に記憶される戦いで7:1と撃破し、決勝はアルゼンチンを延長後半、ゲッツェのゴールで下し、下馬評通りの優勝でした。
メルケル首相はよっぽどサッカー好きと見えて、GL1回戦のポルトガル戦に続き、中国訪問の後、再度決勝戦も観戦し、表彰式に参加されていました。
さて、今回の1989年Düsseldorf 空港で見た機体はNoble AirのBoeing 727です。
Duesselfdorf空港のRWY05に着陸するNoble AirのBoeing 727-228 TC-AFB cn 19864 ln 696 1989/5/7
恐らく、日本でこの航空会社のことを知っておられる方は殆どいないのではと思われるくらい、短期間しか存在しなかった会社です。
わたしも見たときはトルコ国籍のTCのレジから、トルコのチャーター会社かなと思っていましたが、今回Blogで紹介するにあたり、Wikipediaで調べて漸くその実体がわかりました。
Noble Airはイギリスとトルコ会社によって1989年に設立された、まさに当時できたてのホヤホヤの航空会社でした。設立当初はBoeing 727-200型6機によるロンドンからトルコへのチャーターフライト専門でしたが、1990年にはロンドン~イスタンブール間の定期便およびトルコ国内便の運航権も有するようになりました。
しかし、競争の激化と経営赤字により、1991年には運航停止となりました。
6機のBoeing 727-200は
-228 3機 元Air France TC-AFB (cn 19864/696) TC-AFC (cn19863/691) 他1機
-230 2機 元Luft Hansa TC-AFD (cn 21113/1176) TC-AFE (21113/1176)
-231 1機 元TWA TC-AFG (cn 21988/1586)
以上、Wikipediaの記事を参考に纏めました。
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