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2014年9月17日 (水)

保存機関車 EF60 123号機 足利駅前

日本中のいろいろな場所に保存されている鉄道車両を観て歩くシリーズ、今回は両毛線足利駅前に保存されているEF60 123号機です。

Ef60_123_140405_3 JR両毛線 足利駅前に保存されているEF60 123号機             2014/4/5

この車両は129両製造されたEF60 0番台の中でも1964年7月から10月にかけて製造された100号機以降の第5次量産車に属し、形態はその前の第4次量産車(84~99号機)とおなじ、前照灯が2灯シールドビームに変更され、側面は通気口の上に明かり取り窓を配した構造となりました。その後に製造されたEF65形とほぼ同一の形状となっています。

沖田祐作氏の機関車表のデータによると

EF60123    川崎重工兵庫工場=308/= 川崎電機       1964-09-26 E96tBBB(1067)
   車歴:1964-09-26 製造→ 納入;国鉄;EF60123→1964-10-12 配属[達47];中部支社→
      1964-10-12 発送;鷹取機関区→1964-10-13 配置;米原→1964-10-13 到着;米原→
      1965-10-14 使用開始→1965-09-28(9/27?)稲沢二→1968-07-04 借入;岡山→
      1968-09-03(9/2?)返却→1968-10-03(10/11?)岡山→
      1984-01-30 高崎二→1986-11-00 一休指定→1987-03-31(3/2?)廃車;高崎二→
      保存;栃木県足利市「足利駅前」;EF60123(最終走行距離2,727,626㎞)

東京オリンピックや東海道新幹線の開業直前の1964年9月26日に川崎重工で落成し、米原区に新製配置されています。1984年1月に高崎第二機関区に転属するまでは東海道・山陽線一筋で働き、貨物列車運転の大きな方針転換や国鉄民営化の荒波にもまれる形で1987年3月31日を持って22年半の現役生活を終え、廃車となっています。
Ef60_123_140405_40 運転台屋根上の避雷器がLA15になったのが第4次量産車からで、さらにそれに爆発時の飛散防止にカバーが付けられたのが5次車からだそうです。モニター屋根部分が斜めなのがEF60のこのタイプの特徴でEF65では垂直になっています。

この時期に多くの僚機が廃車解体される中でこうやって解体を免れ、今日もその美しい姿を留めているのは極めて幸せなことですし、しかも現役期間よりもすでに長く保存機としての余生を送っていることになります。

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運転台や機械室を見学することも可能です。

Ef60_123_140405_9
メーター類、速度計は破損していますが、上段は電圧計、下段は圧力計

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機械室内部 コンプレッサーでしょうか?

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電極むき出しといった感じで走行中にこの場所にはいたくない感じです。

Ef60_123_140405_26
ノッチ投入、進段とともにこのリレー類がカチカチと動いていったのでしょうか?

Ef60_123_140405_39
蒸気機関車に較べて電気機関車の場合はどちらかと言えば静的ですが、日本の鉄道から機関車が牽引する旅客列車が消滅しかかっている現在、貨物用機関車でも良いですから、是非こういった形で機関車を残し、内部の機構をきちんと説明する形で残していくべきかと思います。

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電機EF60」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~。モモパパです~。
EF60 123号機。
後のEF65 500番台によく似てますね。
外観モデルの試作機の意味合いもあったのでしょうか。
電気機関車の保存機。
僕、あまり見たこと無いです。

モモのパパさま、こんばんは。
コメント、ありがとうございます。

国鉄電機のなかで、同じ形式でも製造年次で形態の変わっているのはEF60以外に
ED72 EF70 EF80 などがありますでしょうか?
ED72は別として、EF70 EF80は最終形がEF65に似たタイプになっていますね。
この辺、当時の標準形式に集約する動きがあったのでしょうか。

蒸気機関車に較べると圧倒的に電機の保存機は少ないですが、蒸機の保存機も圧倒的にD51が多いのではと思います。 


クハ415-1901さん、こんにちは。
足利のEF60はすてきですね。
近代電気機関車の保存はめずらしくそれだけで目を惹きます。
クハさんが、最後に書かれていらっしゃるように、機関車牽引の旅客列車が減っている昨今、
こういった近代電機やディーゼルの保存活動もぜひ積極的にしてほしいですね。
電車と違い機関車なら1両でもさまになりますね。

あの大阪のEH10ももう少し見栄えの良い形で、保存ができれば最高なのですが。

やぶおさま、こんばんは。

電機もやはり重要な産業遺産であると思いますので、その土地にゆかりの車両はできるだけ残して欲しいものですね。

大阪にEH10があるのも忘れていました、是非きちんと見ておきたく思います。

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