郡山車両基地まつり 2014 その4 石巻マンガッタンライナーⅢ
2014年9月4日に郡山車両基地公開、今回は展示車両で石巻マンガッタンライナーⅢです。
石巻マンガッタンライナーⅢは赤青2色の車両から構成され、赤い方の車両はキハ48 503でした。 2014/9/4 郡山車両基地
実はこの車両を見るまで、マンガッタンライナーという列車の存在すら知らなかったのですが、調べてみると、既に10年以上前から活躍しているキャンペーン列車であることが分かりました。石巻市はマンガを活かした街づくりを推進しており、地域の活性化のためにJRと石巻市のコラボレーションにより、マンガッタンライナーは登場したそうです(紹介記事)。
初代マンガッタンライナーIは仙石線205系にラッピングを施し、2003年3月22日に登場しました。石ノ森章太郎作品の中でも人気の高い「サイボーグ009」「仮面ライダー」「ゴレンジャー」「ロボコン」の4つの車両から構成されています。
続いて、2008年9月13日に全面ラッピングになったマンガッタンライナーIIがデビューしました。こちらは同じく仙石線205系、4両の車両に「サイボーグ009」「時代劇」「コメディ」「ヒーロー」と4つのジャンルのキャラクターがラッピングされています。
青い方の車両はキハ48 1513 でした。
2011年3月11日の東日本大震災で仙石線が大きな被害を受け、あおば通り~石巻間の運行が困難となったため、2013年3月23日の石巻萬画館のリニューアルオープンに合わせて登場したのが、今回展示された石巻マンガッタンライナーⅢで、初めての気動車編成となりました。これまで同様、「サイボーグ009」や「がんばれ!!ロボコン」、石巻のヒーロー「シージェッター海斗」などの石ノ森キャラクターが描かれました。運転区館は小牛田~浦宿間です(関連記事)。
石巻マンガッタンライナーⅢになったキハ48形500/1500番台はキハ40形500番台と同様、東北地方向け寒地仕様車として1979年から1982年まで製造されたタイプでデッキ付き、上段下降・下段上昇式ユニット窓と空気ばね台車を装備しています。トイレ付きの500番台は59両 (501 - 559)、トイレなしの1500番台は50両 (1501 - 1550) が製造されました。
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