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2014年10月29日 (水)

ニューヨーク州イサカへ その8 Taughannock Falls

2014年7月下旬のアメリカ出張、イサカ周辺で最後に訪れたのはCayuga湖に注ぐ、Taughannock川が形成する滝(Taughannock Fall)を中心としたタガノック滝州立公園です。
場所はイサカの北西約12kmの場所です(地図)。

Taughannock_falls_140725_tf3

氷河の浸食で形成された崖にある滝の落差は66mあり、落差の点では前回のナイアガラの滝よりも大きくロッキー山脈以東の滝では最大の滝だそうです。

140725_tf 手前の道が遊歩道、奥の階段は崖の上へ 遊歩道を右方向へ進むと滝へ  2014/7/25 Taughannock Falls State Park

Cayuga湖畔の駐車場から谷に沿って1.2km程、歩くと滝に到達します。その間の遊歩道はTrail (Gorge Trail)と呼ばれ、Taughannock川が崖を浸食して、後退しながら作った峡谷の川沿いの遊歩道で、なかなか興味深い自然の産物を目にすることが出来ます。遊歩道に沿って案内板が用意されており、特徴的な風景の説明が書かれております。

140725_taughannock_f Gorgeの形成を説明する案内板

140725_taughannock_f_2 川にはこういった小さな段差もあります。

このあたりの地層は石灰岩(limestone)と頁岩(shale)から成っており、水の流れによって氷河が形成した崖を浸食していったそうです。

140725_taughannock_f2 日陰の効果による植生分布の異なりを説明する案内板

そしてGorge (峡谷)が形成されると日当たりの関係で、日の当たるサイドは落葉樹が繁茂し、日の当たらない側のサイドは針葉樹が繁茂し、小さいながらも異なった植生分布を示す結果となったそうです。秋になると水流の向こう側はきれいに紅葉するそうです。

140725_taughannock_f3
現在は大西洋から随分離れた内陸部ですが、3億8千万年前、この地は 海底だったそうで石灰岩はその当時の海洋生物のカルシウムの沈殿物であり、さらに頁岩、砂岩が堆積してこの付近の大地が形成されているそうです。
前々回の記事で岩塩の話題が出ましたが、通説では岩塩の誕生も3億数千年前と言われていますね。

140725_tf_2
斜面のいたるところにこういった薄い板状のシェール(頁岩)が露出しています。運が良いとこの頁岩の中から化石が見つかるそうです。

最近はこの頁岩層が有機物を多く含むことを利用してここから石油をとる技術開発(オイルシェール)も盛んですね。

Taughannock_falls_140725_tf
あたりの景色を眺めながら歩いていると滝に到着です。

Taughannock_falls_140725_tf2
さらに一旦戻って車で別ルートを行き、滝を見渡せる展望台もありました。

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コメント

こんにちは~。モモパパです。
自然いっぱいで見事な景色ですね。
滝もどことなく日本の滝とは違う雰囲気が漂ってるような気がします。
僕も海外へ行ってみたいな。

モモのパパさま、こんばんは。

わたしも短期間の出張の間にこれだけ自然に触れたのは初めての経験でした。もっともコーネル大学の先生方にしてみればこのコースは海外からのゲストを案内する定番コースのような感じだそうですが。

今回は久しぶりに地学の勉強をした気分にもなりました。

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