東葉家族車両基地まつり その3
東葉高速鉄道の車両基地公開、今回は展示車両や走行車両です。
駅に掲示してあったポスターやパンフレットにあるようにメトロ東西線と東葉高速の3本の編成が写真撮影場所に並べてありました。今回は第6回ということで、メトロ05系36編成、東葉の2006編成、メトロ15000系56編成とすべて末尾6編成で統一されていました。
メトロの05系36編成は第11次車として、2002年度に製造され、半蔵門線用08系の設計思想を取り入れたそうで、2000年3月に起こった日比谷線中目黒脱線事故の教訓から車体構造の強化と安全性の向上を目的とした台車の設計変更も行われたそうです。バリアフリーの観点から床面の高さもそれまでの1150mmから1140mmへと下げました。行き先表示が高田馬場というのも通常はお目にかからない表示です。
この写真では編成番号は確認できませんが、2006編成であることは後で確認いたしました。2006編成は2005年度製造で、通常は乗り入れない三鷹の表示が掲出されていました。
メトロ15000系56編成 こちらは2010年から営業運転を開始した系列で、朝のラッシュ時の混雑に対応すべく、05系第14~18編成以来、18年ぶりのワイドドア車となりました。
05系第18編成 登場時はワイドドア車であることをアピールするステッカーが貼ってありました。 1994/8/1 西荻窪
05系13次車(第40ー43編成)をベースに10000系の設計思想を採用し、「快適性や使い易さの向上」「リサイクル性の向上」「火災対策の強化」「車体強度の向上」「コストダウン・省メンテナンス」をコンセプトとした車両となりました。2009年度末から2011年度にかけて13本が製造され、05系第1~4次車(第14編成以外)の置き換えを完了させました。
さらにもう一本、2005編成が八千代緑が丘駅往復の体験試乗列車として停車していました。
当日、北習志野から八千代緑が丘まで乗車した編成はメトロの05系36編成で、同編成は東葉勝田台まで運用された後、八千代緑が丘まで回送され、入庫。2005編成は八千代緑が丘で下車した際に上り線ホームに入線して来た回送で、そのまま車庫に入庫してゆきました。
車庫の反対側には2009編成が停車しており、こちらは手前のステージで制服を着たちびっ子の撮影の背景となっていました。
D51892号機のミニSL、見た感じでは石炭を焚いているのではなくバッテリーで走っているようでした。その他、バス、消防車、はしご車、パトカーなどが展示され、リチウムイオン電池で動く巡回用eカートの展示、試乗などもありました。
基地公開でしか目にしないのが各種工務車で、写真のような架線検査作業車や、
バラスト運搬車、クレーン車、
軌道モーターカーに牽引されたトロッコの体験乗車もありました。
2005編成による駅までの体験乗車編成を撮影して会場を後にしました。
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こんにちは~。モモパパです。
なかなか斬新なデザインの車両ですね。
作業用車両。
これまた滅多にこんなに近くで見る機会はなかなか無いですね。
投稿: モモのパパ | 2014年11月 7日 (金) 06時04分
モモのパパさま、おはようございます。
東葉高速鉄道はわたしも全く初めての鉄道でしたが、イベントに参加することで親近感を持つものですね。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年11月 8日 (土) 03時51分