40年ぶりの梅小路蒸気機関車館 1 資料展示館
2014年8月の旅行、初日は近江鉄道ミュージアム、長浜鉄道スクエアを訪問し、米原から近江八幡まで近江鉄道に乗車し、ホテルに戻りました。近江鉄道の乗車体験記は西武鉄道のシリーズで触れようと思います。2日目は台風10号の接近するなか、梅小路蒸気機関車館を訪問しました。
速報の記事でも触れましたが、このBlogの最初の記事に書いた1974年9月から10月にかけての大学1年の秋休みの関西・九州旅行の際に訪問して以来、40年ぶりの訪問となりました。
そこで今回からのシリーズでは40年前に写した写真と今回写した写真を比較しつつ、梅小路蒸気機関車館のレポートとしようと思います。
ホテルは京都駅八条口そばでそこから大宮通を渡り、山陰線に沿って梅小路公園の中を歩いてゆきましたが、なにせ台風接近の最中で横殴りの雨にあい、到着したときには全身濡れ鼠状態でした。
機関車館の構成は旧二条駅を移築・復元した資料展示館と旧梅小路機関区の扇形庫と転車台を活用した蒸気機関車展示館からなっており、
玄関前には1730mmのBox動輪と碑文が飾られています。
資料展示館内部には投炭練習機や
投炭訓練の様子を説明したパネル
おなじみのタブレットマシーン
お召し機用装備品の展示
各種、工具類の展示
扇形庫のミニチュアの展示などがありました。
40年前の訪問ではこの展示館の写真は殆ど撮っておりませんでしたが、アルバムに残っている写真からは特急列車のヘッドマークなどが展示されていたようです。
1974年当時、これらの列車はすべて在来線特急として走っていました。あれから40年経って、「さくら」「つばめ」は新幹線で復活、「かもめ」は九州内在来線特急にありますが、「はと」は翌年3月の新幹線博多開業で消滅、「あさかぜ」も2005年3月に廃止、果たしてこれらの名称は復活するでしょうか?
次回は扇形庫や転車台についてです。
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コメント
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こんにちは~。モモパパです。
梅小路機関車館には資料展示館もあるんですか。
貴重なものが展示してありますね。
特急のヘッドマーク。
懐かしいです。
投稿: モモのパパ | 2014年11月17日 (月) 06時25分
モモのパパさま、続いて梅小路へのコメントもありがとうございます。
わたしも40年前に訪れた際に資料館の写真は殆ど撮っていなかったので記憶はあまりないのですが、C63の模型があったのはしっかり記憶していました。さらにお召し機などの担当機関区でもあるのでその関係の品々も多いのかと思います。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2014年11月17日 (月) 20時18分