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2014年11月 4日 (火)

多摩モノレール車両基地公開

2014年11月1日は生憎の雨模様の天気でしたが、多摩モノレールの車両基地公開に行ってきました。

141101_5
多摩モノレール、正式には多摩都市モノレールは東京都と西武鉄道、京王電鉄、小田急電鉄などの出資による第三セクター方式の鉄道会社で立川市の高松駅と立飛駅間で西方向に分岐する連絡線の先に運営基地、本社があり、今回のイベントもそちらで開催されました。因みに私にとって、多摩モノレールに乗るのは今回が初めてでした。

141101_7 高松駅全景 左手前のカーブした線路を進むと車両基地へ、奥が本線 上北台方面

141101

141101_2

多摩モノレール、現在の開通区間は上北台~多摩センター間約16kmで、1998年11月27日に上北台~立川北間5.4kmがまず開業し、2000年1月10日に10.6kmが開業しました。

1407_141101_2 写真撮影用の第7編成 2014/11/1  運営基地内

141101_6 車両について説明しているボード

現在、多摩モノレールで運用されているのは1000系4両編成(1100形(Mc1)-1200形(M2)-1300形(M3)-1400形(Mc2)です。
1998年の開業時は6編成でスタートし、2000年の延伸時に9編成が増備され、2005年にさらに1編成増備され、現在は16編成体制です。
座席配置が編成によって異なり、1102F, 1103F, 1111F~1116Fは全車ロングシート、1101F,
1104F~1110Fは先頭車セミクロス、中間車ロングシートとなっています。

141101_3 セミクロスシート編成(1108F)の車内の様子 2014/11/1 立川南~立川北

1402_141101 4両に分けられ、床下装置類も展示用に外されていた1102F

この1102Fはラッピング編成として他の編成とは異なる白一色に塗装されていました。

Small メカ的に興味深かったのはゴムタイヤを使っている駆動部で、モノレールのタイヤは外形1006mm、幅341mm、空気圧1000kPa、最大負荷能力5500kgで旅客機のタイヤに較べると圧力は低いですが、サイズ的には若干小さい程度です。

Photo               表 モノレール、旅客機、自動車のタイヤの比較

Small_2
同時にモノレールの場合、線路に張り巡らされた架線からの集電、さらに接地のメカニズムでした。左の赤い機械がパンタグラフで手前の部分が線路の架線に押し当てられ電極から集電します。右側の説明にあるように1両に+-4つのパンタが付いており、さらに駅などで静電気を逃がすアースも用意されているとのことでした。

K1_141101
普段はお目にかかることの少ない黄色の工務車 (K-1) もポイントの動きに合わせて動いていました。

141101_4 2005年に増備された1106Fの搬入の様子に関する説明があり、下松の日立製作所から、航送で川崎埠頭へ、そこからトレーラーで基地へとのことでした。

この後、西武国分寺線を4000系によるアニバーサリートレイン(本川越まで)が走るというイベントあり、そちらの撮影のため、モノレールで玉川上水へ、そして小川へと向かいました。4000系に関してはいずれ西武鉄道シリーズの方で触れる予定です。

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コメント

こんにちは~。モモパパです。
多摩モノレール。
僕が学生時代東京に居た頃は無かったです。
僕が学生時代乗ったモノレールといえば小田急の向ヶ丘遊園駅前から出てたモノレールを思い出します。
あのモノレール路線は無くなっちゃったかな。

B767ー281様お早うございます。多摩都市モノレールはわたくしにとって大変身近な存在です。東京は南北の鉄道があまり発達していないので便利な路線。京王から立川方面さらに西武系路線に行くさい重宝しています。運賃は少し高めですが、これからのシーズン冬晴れの中富士山が良く見えるのもこの路線のオススメポイントです。なんだか宣伝みたいになってしまいました。失礼いたしました。

モモのパパさま、こんばんは。

向ヶ丘遊園、わたしも名前は昔から聞いており、場所の見当もつくのですが、一度も行ったことはありませんでした。
今となってはモノレールは廃線に、遊園地も閉園されてしまったようですね。駅名は残っていますが。
関東でモノレールと言えば、浜松町からのモノレール、上野動物園のモノレール、大船からの湘南モノレールなどが思い浮かびますね。

細井忠邦さま、こんばんは。

確かに東京は放射状の路線は発達していますが、それを結ぶ南北の路線は南武線、井の頭線など限られていますね。今回も多摩モノレールのおかげで随分早く西武線沿線に出ることが出来ました。

富士山のポイントというのも分かるような気が致します。是非、冬の晴れた日に乗って確認しようと思います。

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