« 40年ぶりの梅小路蒸気機関車館 3 1070形 1080号機 | トップページ | 高崎鉄道ふれあいデー その4 DE10 1705 »

2014年12月13日 (土)

尾久車両センター公開 2014 その1 185系 A4編成 part2

2014年11月15日の尾久車両センターの公開、最初に取り上げているのは185系基本番台で、今回はそのpart2として公開における展示車両(A4編成)の様子について触れようと思います。

構成は
    ←伊豆急下田                                 東京→
    クハ   モハ    サロ      サロ   モハ      モハ     クハ 
    185-7+184/185-15+Ts185-8+185-7+184/185-14+184/185-13+185-107

この編成構成は登場時から変わっていないのではないでしょうか。サハ185はこの10両編成には組み込まれておらず5両付属編成(C編成)に組み込まれています。車体長はクハが19,850mmで他の形式19,500mmよりも長くなっています。車体断面はそれまでの特急車両とは異なり、117系と同様となっています。

185_a4_141115
185系A4編成 南側、偶数向きのクハ185-7のHMは「踊り子」でした。

185_a4_141115_3
北側、奇数向きのクハ185-107のHMは「あかぎ」でした。

185系の場合、電気連結器が片渡りのため、偶数向きが0番台、奇数向きが100番台となっています。製造両数はそれぞれ15両でした。

車内は休憩所として開放されていましたが、かなり混雑していたので立ち入りませんでしたので。今回は床下、足回り関係のレポートになります。

185_a4_141115_2
185_a4_141115_2_2

付随台車はディスクブレーキ式で耐寒耐雪構造のTR69Hの側バリと枕バリを強化し、増粘着とフラット防止の機能を付加したTR69Kを履いています。

185_a4_141115_4
185_a4_141115_2_3
汚物処理装置は地上設備の関係で落成当初は準備工事状態でしたが、1982から1983年に循環式汚物処理装置が装備されました。モハ185には便所・洗面所の設備はありません。クハ185形およびサロ185形の便所は落成時は和式でしたが、1993年から1994年にかけて、奇数番号の8両は洋式に変更されました。

185_a4_cp_141115  
185_a4_cp_141115_2
ブレーキやドアの開閉にとって重要な圧搾空気を作る電動空気圧縮機(CP)は115系300番台以降の標準型となっているMH113B-C2000M (2000l)をモハ184形とサハ185形に搭載しています。

185_a4_mg_141115
最近の電車は静止形インバータ(SIV)を搭載している車両が多くなりましたが、185系の電動発電機(MG)は電車としては初めての電動機、発電機ともに三相同期機として交流化、完全ブラシレス化したDM106(190kVA)をモハ184に搭載しています。

185_a4_mg_141115_2
MG起動装置

185_a4_mg_141115_3
MG整流装置

そのために床下にはMG起動装置や整流装置の箱がぶら下がっています。

モハ185に搭載される主幹制御器は381系のCS43を改良した電動カム軸接触式のCS43Aです。またパンタグラフ(当初はPS16)もモハ185の前位車端部に設置しました。

主抵抗器は抑速ブレーキ使用に対応して容量を増大させた強制通風式のMR136、主電動機は特急型、近郊型車両で標準の直流直巻電動機 MT54D (定格120kW)を使用し、歯車比は近郊形電車と同じ17:82 (1:4.82) とし、加減速性能重視の設計となっています。そのため最高運転速度も110km/hとなっています。ブレーキは応荷重装置付き発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(SELD)を採用しています。

185_a4_141115_7
電動台車は117系と同様の踏面片抱き式、空気バネ式のDT32Hです。

最後に普段目にしない中間連結器ですが、

185_a4_141115_5
このような感じでした。

以上、185系A4編成の床下主要機器について纏めてみました。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 40年ぶりの梅小路蒸気機関車館 3 1070形 1080号機 | トップページ | 高崎鉄道ふれあいデー その4 DE10 1705 »

催事」カテゴリの記事

電車185系」カテゴリの記事

コメント

B767−281様 お早うございます。185系やはり171系(急行形)なら納得ですが、最高許容速度110キロはちょっと寂しいですが良い車両だと思います。床下機器をこうやって見せていただくと国鉄らしく標準部品を使いつつ、一つひとつ確実に改良されていますね。それがいまでも使われている秘密(理由)かもしれません。さてさて関連して153系ですが77年頃新快速に乗車したとき3分くらいの遅れで京都をでて大阪方面途中でなんと速度計が130近くまで行きびっくりした思い出があります。当時から新快速の130キロ運転は行われていたのです。(笑い)朝からお邪魔いたしました。

細井忠邦 さま、こんばんは。

今回の公開では185系10両編成分、床下をたっぷりと見ることができました。よく地方私鉄への譲渡の話題などでいろいろな車両の部品をかき集めて新たな車両を作る話にお目にかかりますが、国鉄の標準タイプの電車でも当時の標準形式の部品が使われているのがよく分かりました。

かつては中間運転台などを覗くと速度計の数字を読むことができましたね。わたくしも中央線の101系の7+3連結部で昭和35年製以降車両ではメータが読み取れたのを憶えています。

こんにちは~。モモパパです。
185系といえば僕は「踊り子」号を真っ先に連想しちゃいます。
床下機器をこんなに間近で見るチャンスはなかなか無いでしょうね。

モモのパパさま、こんばんは。

コメントありがとうございます。
私も185系10連の足元をこれだけゆっくり見ることができたのは初めての機会でした。
鉄道イベントならではの収穫でした。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 尾久車両センター公開 2014 その1 185系 A4編成 part2:

« 40年ぶりの梅小路蒸気機関車館 3 1070形 1080号機 | トップページ | 高崎鉄道ふれあいデー その4 DE10 1705 »

カテゴリー

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村