速報 San Diego便り その2 San Diego Trolley part2
こちらの時間で2015年1月9日は、仕事の方は学会の参加登録だけだったので、Day Passを使ってSan Diego Trolleyに乗っていろいろ見て回りました。
San Diego Trolleyの路線図 (MTSのサイトの図を説明用に加工して、使用しました。)
私が泊まっているHotelや学会の会場となるHotelはFashion Valley のそばでGreen Lineの沿線なのですが、まずは12th & Imperial まで行ってみました。
初めてSan Diegoに来た2000年頃は、今のGreen Lineに相当する部分はMission San Diegoまで開通しており、Blue LineとOrange Lineの車両がやって来てました。2005年に延伸され、Orange LineとGrossmont 手前で合流するようになり、そのときにGreen Lineの名称が与えられました。Green LineはOld TownからSanteeまでとなり、Fashion ValleyからDown Townに向かう際にはOld Townでの乗り換えが必要となりました。
それが、2012年9月2日の線名再編成でGreen Lineの南側終点を現在の12th & Imperial まで延長し、Orange LineはSanta Fe DepotまでBlue LineはAmerica Plazaとしました。Down Townの正方形路線の西南側線は、それまではOrange Lineの車両がAmerica Plazaから12th & Imerial TCまで伸びていましたが、そこをGreen Lineが走るようになりました。
一方で、Old TownからSanta Fe DepotにかけてはSan DiegoとLos Angeles方面とを結ぶ、Amtrakの軌道(非電化)が併走しており、Santa Fe DepotがAmtrakの終点であり、さらにその南に引き上げ線や貨物ターミナルがあります。
今回初めてその部分をGreen Lineとして走りました。
Coaster牽引機の3001 Amtrakもそうですが、アメリカの機関車は本当にその大きさに圧倒されます。走るときは意外とかわいい鐘を鳴らすような音を出して走って来るのですが。 2015/1/9 Santa Fe Depot先の引き上げ線 車内から写す。
さらに貨物列車の編成も停まっており、側面にはSan Diego and Imperial Valley Railroadの略称、SDIYと書かれており、これがTrolleyが運転されていない深夜の時間帯に貨物列車を牽引している機関車ではないかと思います。
Green Lineの南側の終点 12th & Imperial Transit Center
ここはDown Townの南東側のコーナーとなって、San Diego Trolleyの車庫も目の前にあり、さらに特定の曜日と週末に運転されるVintage Carの出発駅でもあり、Orange Line, Blue Lineの分岐駅でもあります。
El Cajon方面から12th & Imperial TCに到着するOrange Lineの車両
San Ysidro Transit Center方面から12th & Imperial TCに到着するBlue Lineの車両
左に伸びる線路がOrange Lineです。奥に車庫が見えます。
ここからさらにOrange LineでEl Cajon方面に向かいましたが、以降の内容は別記事にします。
今回、San Diego Trolleyの編成を見て感じたことは、1000番台のSiemens-Duewag U2 は殆ど運用されていないこと。車庫で1001番を見ましたが、おそらく保存されるのかと思います。さらにOld Townそばに留置線があり、そこに数編成留置されてるのが見えました。
3併結の編成は中間に2000番台を連結しているケースが多いようでした。 2015/1/9 Santa Fe Depot
2000番台のSiemens SD-100 も上の写真のように先頭に立つケースはあまりなく、4000番台に挟まれて活躍するケースが多いようでした。今はまさに4000番台の天下といった感じで、11編成しか増備されなかった3000番台は一編成も見ませんでした。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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