速報 San Diego便り その5 Coaster part2
San DiegoのSanta Fe Depot駅と以北のOceansideの街を結ぶ通勤列車Coasterの話題、今回は客車です。
Coasterの編成 2300番台のCab Car 制御客車と3両から4両のCoachから構成され、塗色は機関車と合わせてOcean BlueとDark Blueに白い帯となっています。こちらも定員を増やすために2階建て客車となっています。ただ細工は日本の2階建て車両などに較べると非常に無骨な感じがします。
機関車は1994年と2001年に購入されていましたが、客車も1994年、1997年、2003年に購入されています。
客車はBombardier製で1994年製のものは2200番台(2201~2208)、1997年製のものは2400番台(2401~2406)、2003年製のものは2500番台(2501~2504)となっており、編成内ではランダムに組み合わされているようです。
台車はAmtrakの方はイコライザ式の旧式台車でしたが、こちらはデスクブレーキが台車枠の外側にみえるパイオニア台車のような台車を履いています。
2207号車はこのようにSpecial Markingでした。We Salute You. と大書されており、安全性を訴えているのでしょうか?
車端部を見てみると機関車側の第二発電機から供給される480Vの電源の引き通しが通っています。
駅の一角にはこのようにジャンパケーブルが何気なくかけられていました。
日本などと較べるとまさにこの場所で機関車の燃料の給油が行われたり、機関車が1両長く休んでいたり、無人運転の機関車が踏切を渡ってホームに進入したりと、全てにおいておおらかな感じが致しました。
南行きの列車ではこちらが先頭となり、機関車が推進でSan Diego Santa Fe Depot駅に向かいます。Cab Carは10両あり、2301~2308が1994年に購入、2309、2310が2003年に購入されています。
走行するところも見ましたが、屋根上にある鐘を鳴らしながら、標識灯を点滅させて走る姿は日本ではなかなか見られない姿だと感じました。
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