San Diego Trolley 1000形 part1
2015年1月に5年ぶりの訪問をしたアメリカ・カリフォルニア州、San Diego、空港でのスポッティングの話題は別のシリーズを立ち上げていますので、こちらでは、これまでの訪問で撮影したSan Diego Trolleyその他、鉄道車両や博物館見学について触れようと思います。
すでに現地からの速報版で記述しましたが、
San Diego Trolleyがそれまでの鉄道路線を利用して営業開始したのは1981年7月26日のことでした。現在、総駅数53、路線延長86.1kmにまで成長しています。2013年第4四半期の統計値では全米で第4位の乗車数で平日の平均乗車客数は122,400名とのことです。
America Plaza~Santa Fe Depot間の急カーブを行く1001+1035 2009/1/14
開業当時に導入され、今日までTrolleyで活躍してきたのがSiemens-Duewag U2というタイプのLight-rail vehicle (LRV)でSiemens, Wegmann & Co. and Düwag.の合弁企業(Düsseldorf, West Germany and Florin, California)で製造されました。U2のデザインは現在、フランクフルトの路面電車博物館に保管されている1965年製のSiemens U1プロトタイプをもとにしており、1990年まで製造されました。
サイズは 全長 23.165m 全幅 2.652m 全高 3.78m
重量 35,000kg Lightweight welded steel 製 最高速度80.5km/h
定員 座席64名 通勤時96名 イベント時150名
架線電圧 600V
300kW の直流モーター
San Diego Trolleyでは1000形として、71組が導入され、そのうちの11組はスペインのMendozaに譲渡されており、2015年1月25日のBlue Lineへの新型車4000形の投入で全車運用から撤退したそうです。
今回の訪問では一部の編成が稼働しているだけで大半は車庫で眠っていました。1001編成はトップナンバーとして保存されるのでしょうか? 2015/1/10 12th & Imperial TC
1002 2002/1/13 Mission San Diego
この頃はGreen Lineはまだなく、Mission San Diegoの路線はBlue Lineとなっていました。
1003 2005/1/19 Fashion Valley TC まだこの頃も今のGreen Lineの路線はBlue Lineでした。
1004 2009/1/14 America Plaza~Santa Fe Depot
1004 2015/1/14
1004編成は今年も活躍していましたが、2009年に撮影したときとは広告のスポンサーが異なっていたようです。
1005 2007/1/14 Santa Fe Depot
1007 2009/1/14 America Plaza~Santa Fe Depot
1008 2009/1/14 Santa Fe Depot
1009 2007/1/14 Gillespie Field
1009 2009/1/14 この頃は広告電車に
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コメント
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こんにちは。モモパパです。
日本の鉄道車両とは違った味があって素晴らしいですね。
僕も生で観てみたい物です。
投稿: モモのパパ | 2015年2月 4日 (水) 05時21分
モモのパパさま、おはようございます。
最近、朝の目覚めが遅くなって記事のアップも遅れ気味ですが(笑)。
早速、サンディエゴの1000形にコメントありがとうございます。
恐らく、もはや見ることが出来ない1000形の活躍ぶりを、これから紹介して行ければと思います。
投稿: B767-281(クハ415-1901) | 2015年2月 4日 (水) 06時51分