ダイヤ改正を前に 上野駅高架ホーム その2

3月14日のダイヤ改正を前にした上野駅の話題、今回は常磐線のダイヤを中心に見て行こうと思います。

９，１０番線のホーム案内も改正時点で剥がせるように現行の案内が貼ってありました。

まずは常磐線のダイヤが改正でどの程度変わるかですが、一言で言えば、「品川まで一部の列車が延長されるだけで、これまでのダイヤと殆ど変わらない」と言えるのではないかと思います。

上野到着上り常磐線の時刻を現在のダイヤと改正後のダイヤで比較してみると、

上段が到着時刻、下段が列車番号、赤字が特急（4桁がフレッシュひたち、2桁がスーパーひたち）、青字が特別快速です。E231系快速は含まれていません。

改正後のダイヤでは

E231系の快速では
取手発　718, 735, 757, 1612, 16,48, 1701, 1720, 1731, 1758, 1818, 1831, 1903, 1921, 1946, 1955, 2014, 2030, 2051, 2103 が品川行きに (上野着時刻は上記の時刻に約41分プラス）

特急は従来の「スーパーひたち」が「ひたち」に「フレッシュひたち」が「ときわ」になり、白地は上野止まり、赤地は上野東京ラインに入ります。「ひたち」は全列車、上野東京ラインに入り、1000番台、1030までの番号となり、「ときわ」は上野止まりは2000番台2052から、上野東京ラインに入る列車は1052からの番号が振られています。E231系快速では朝7時台と8時台に成田からの快速が2本上野東京ラインに入り(緑地）、取手発は上記の時間帯の電車が入ります。それ以外は中距離電車で、黒地の快速と青地の特別快速が上野東京ラインに入ります。

ダイヤを比較して見る限りでは上野東京ラインに入るスジを伸ばしたというダイヤで、これまでのダイヤと基本骨格は殆ど変わっていないことがよくわかります。

いつからかは忘れましたが、現行のダイヤでは

E657系特急　地平ホーム
E531系　　　　原則として　９，１０番線発着
　　　　　　　
現行ダイヤでは珍しく8番線に到着する1354M K421編成   2012/5/15

11番線を出発するE231系　113編成　2011/3/26

E231系　１１，１２番線と形式ごとにホームが分かれていますが、改正後は、E531系が地平ホームに入線するケースもあるようです。

2332M 土曜休日　15番線
2338M 平日　　　　13番線
424M　　　　　　　　13番線

一方で新ダイヤにおける下り列車の出発を見てみると

E231系快速の時刻　品川発取手行き　1556, 1702, 1721, 1801, 1816, 1853, 1907, 1931, 1953, 2011, 2031, 2053, 2107, 2123, 2147, 2202
となっており、中電の品川発が終わる頃から深夜にかけての時間帯に走ることが分かります。

地平ホームから出発するのは特急のみでE531系の出発は無いようです。下りの「ひたち」に関しては全てが品川発ではなく、上野発の列車もあり、それらには2000番台、2049以下の数字が与えられています。

この表示が見られるのもあと僅かです。

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