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2015年4月15日 (水)

尾久車両センター公開 2014 その6 北斗星編成用食堂車

2014年11月15日の尾久車両センターの公開、今回は前回に続いて北斗星編成の食堂車スシ24 500番台について触れようと思います。

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スシ24-506 2014/11/15 尾久車両センター

24系客車には本来、基本形式として1973年に製造されたオシ24形 (1-5) と1975年オシ14形から改造されたオシ24形100番台(101-105)がありました。

新型ブルートレインとして14系、24系24形までは食堂車が製造されましたが、二段ハネになった24系25形からは食堂車の製造はされず、1975年3月のダイヤ改正で24系24形一族が大ムコから南シナに転属し、「はやぶさ」「富士」「出雲」に使用されるにあたり、不足する食堂車を補ったのがオシ14からの改造でした。難燃化処理と電気系統の引き通し線が変更されました。

オシ14 5・6・10・11・14→オシ24 101 - 105
101 1975/1/31 高砂
102 1975/1/24 高砂
103 1975/3/19 高砂
104 1975/1/24 高砂
105 1975/2/26 高砂

この3列車は1年半後の1977年10月24系25形に置き換えられますが、さらに1978年2月の「あさかぜ1・2号」の24系25形化ではさらなる改造は行わず、4列車の食堂車の連結位置を基本編成から付属編成に付け替えることで、所要数を減らす対応でまかなわれました。

24_701_030503
尾久に単体で留置されていたオシ24 701 2003/5/3
2014/11/15にもこの車両はスロフ14-700、オロハネ24-501などとともに尾久駅ホームの手前に移動していました。オシ24と14系から改造のオシ24 100番台は車端部の掴み棒の取り付け位置と長さが違いました。

オシ24 1-5は「あさかぜ1・4号」のグレードアップで国鉄時代の1986年11月に1・4・2が星空をイメージした青系統の内装、車端部にラウンジ風のソファーを設けた食堂車701-703に改造され、

オシ24 1・4・2 →オシ24 701-703  定員は38名に
701 1986/12/20 大宮
702  1986/12/22 鷹取
703  1986/12/20 鷹取

5・3はその後、オリエント急行をイメージした赤、白、木目の内装の食堂車704, 705に改造され、

オシ24 5・3 → オシ24 704・705  定員は40名で同じ
704   1987/3  日車
705   1987/4  大宮

「あさかぜ1・4号」「出雲1・4号」に使用され、食堂車廃止後も車販の基地やロビーカー代用として使用されました。

一方、オシ24 101-105はJR九州が継承し、1998年に「はやぶさ」「富士」から食堂車が外された時点で廃車となりました。

485_481300
かつて「白鳥」などの長距離電車特急には編成のほぼ中間にサシが組み込まれていました。 鶴形~東能代

青函トンネルが開通し、「北斗星」の運行が開始されるのにあたり、オシ24では所要数に満たないので、当時電車特急の食堂車全廃で余剰となっていた485系、489系の食堂車のサシ481形、サシ489形を改造して充当することにしたのが、スシ24 500番台です。

サシ481 67・75・76・64・68・サシ489 83・7・サシ481 50→スシ24 501 - 508

スシ24 501 1987/3/12 松任  札サウ
スシ24 502 1987/3/19 吹田  札サウ
スシ24 503 1987/3/17 新津  札サウ
スシ24 504 1987/2/24 新津  東オク
スシ24 505 1987/3/10 新津  東オク
スシ24 506 1987/2/23 新津  東オク
スシ24 507 1987/3/30 大宮  東オク
スシ24 508 1987/6/28 苗穂  札サウ

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4本帯やエンブレムからJR北海道所属のスシ24-508 2002/8/27

JR北海道所属の501-503, 508は2008年3月15日の改正で「北斗星」が減便されたのに伴い廃車され、ミャンマー国鉄に譲渡されました。

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上野に到着後、尾久まで推進回送される北斗星編成 2010/12/29 日暮里

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郡山に停車中の北斗星編成 2012/7/22

改造工事では24系化工事として引き通し回路変更、ブレーキ装置のCL化が施工され、簡易運転台の撤去、防火対策、耐寒耐雪改造がなされました。また内装はグレードアップされ、「グランシャリオ」の愛称が与えられました。

JR北海道の車両はオリエント急行風、JR東日本の車両はモダン風となりました。501-503は当初、食堂の後位方半分にソファタイプボックス席が設けられていましたが、後に撤去されました。冷房装置は全車AU13E,台車はTR69Eを履いています。

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