ご苦労様でした トワイライトエクスプレス part2 EF81 44
3月のダイヤ改正で26年におよぶ運行の歴史に終止符を打ったトワイライトエクスプレス、その勇姿を牽引機関車から振り返っていますが、今回はEF81 44号機です。
まずはその履歴を沖田祐作氏の機関車表のデータから見てみますと、
EF8144 日立製作所水戸工場=10110-3 1972-05-31 E100.8tBBB(1067)
車歴;1972-05-31 製造→ 納入;国鉄;EF8144→ 配属;関東支社→1972-05-31 配置;長岡→
1972-07-00 酒田→1982-12-06 富山二→1986-11-01 敦賀→
1987-04-01JR 西日本;EF8144→ 配置;敦賀運転所→
1995-10-01 改称;福井地域敦賀派出→2008-04-01 現在;福井地域鉄道部敦賀運転派出
”昭和46年度第2次債務予算で日立製作所の製造です。以前の記事に書きましたが、42号機から74号機までの グループで羽越本線電化開業用の名目で製造されており、この機関車は酒田区の駐泊施設が未完成だったため長岡に暫定配置された後、酒田区に配置されていま す。1982年、EF70の淘汰のため、40、41,42、43、44号機が揃って富山第二に異動しています。そして、1986年11月に将来の貨物機と 旅客機の選別が行われ、「日本海」「つるぎ」および大阪口の団臨牽引用に43~48, 101~108, 113, 114号機が敦賀に転属しています。”
その生涯は僚機43号機と全く同じ行程を辿っています。今は大役を終え、検査期限が切れるまで余生を過ごしているのでしょうか。
44号機牽引の姿を最初に撮影したのは43号機同様に、大阪到着後の上り列車が北方貨物線経由で宮原に引き上げる塚本でのシーンでした。 2003/12/10
関西に出張した際に山科駅の東海道上り線ホームからは通過する湖西線方面の列車をこうしてよく写したものでした。 2006/6/21
第一淀川橋梁は大阪駅からは歩いてゆける場所にあり、ここでも大阪到着直前の上り列車を撮影しました。 2010/12/8
上の写真と同じ時の関西出張ででしたが、東淀川~新大阪間で新大阪を出発する下り列車を撮影したこともありました。 2010/12/10
今回はここまでです。
最後まで読んで戴きありがとうございます。
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