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2015年5月25日 (月)

San Diego Lindbergh空港でのSpotting 6 Southwest Airlines part1

San Diego Lindbergh Airport spotting series 今回からはアメリカの格安航空の元祖と言われるSouthwest 航空です。

N663sw_boeing_7373q8_cn23256_ln1128 N663SW Boeing 737-3Q8 cn 23256 ln 1128  2002/1/17 SAN

今回の記事では創業時からの旧塗装の写真を集めてみました。

今日格安航空はLCC (Low Cost Carrier)と言われますが,Southwest航空のサクセスストーリーはLCC登場より遙か前に遡ります。

創業は1967年エア・サウスウエストとしてテキサス州で設立されました。きっかけは銀行家のジョン・パーカーがテキサス州の3都市、ダラス、ヒューストン、サンアントニオを仕事で回る際に、当時の航空事情では不便であり、かつ費用が高いと感じ、サンアントニオで小さな航空会社を経営するロリン・キングに話を持ちかけたこととされています。

キングは周辺の航空事情を調査し、PSA(パシフィック・サウスウエスト航空)エア・カリフォルニアが優れた業績を上げていることも確認し、テキサス州の3都市を結ぶ大型航空機を運航する会社の設立構想を提案し、キングの会社の法律顧問の弁護士、ハーバート・ケレハーにその構想を持ちかけました。資本金はキングとケレハーが出資し、1967年11月27日にテキサス州航空委員会に申請し、1968年2月20日に認可されました。

N321sw_boeing_7373h4_cn_23342_ln135 N321SW Boeing 737-3H4 cn 23342 ln 351 2002/1/17 SAN

しかし、すでに当時路線を持っていたブラニフ航空、トランステキサス航空、コンチネンタル航空が「既に市場は飽和状態で新たな参入はすべきでない」とする飛行差し止め要求が出され,法廷闘争に持ち込まれました。1審2審はライバル3社が勝利し、3審目で漸く、サウスウエスト側の勝利となり、就航が正式に認可されました。社名は1971年3月29日サウスウエスト航空となりました。

就航させるための要員確保と機材確保に奔走した結果、過剰生産で売れ残っていたBoeing 737 3機を購入し、スタートとなりました。以降、Boeing 737以外の機材は導入せず、単一機材を運用することで整備コスト・教育コストの低減を図っています(一時的にBoeing 727を導入したこともあったようですが、非効率とわかりやめたそうです)。

N371sw_boeing_7373h4_cn_26598_ln250 N371SW Boeing 737-3H4 cn 26598 ln 2500 2002/1/17 SAN

客室乗務員の募集もユニークで面接時には脚を見せるためにとのことで、ホットパンツの着用が要求され、選考ではヒューへフナーの「プレイボーイ・ジェット」に乗務するバニーガールの衣装に身を包んだホステスを育てた人物も審査員に加わったそうです。サンディエゴのPSAのコーナーにもありましたが、当時の風潮が反映された話です。そんなわけで、採用された女性客室乗務員はバトンガールやチアリーダーなどの経験者が80%以上いたそうです。制服はTシャツにホットパンツ、ゴーゴーブーツが支給されたそうです。後年、この制服はポロシャツ、キュロットパンツ、スニーカーに改められたそうです。

株式公募の際にもライバル社の妨害工作がありましたが、1971年6月17日、漸く就航に漕ぎ着けることができました。

翌日からダラス、ヒューストン、サンアントニオを1日18往復する運航が開始され、当初利用客が少なく一日150名ということもありました。サウスウエスト航空のサクセスストーリーの一つに挙げられるのが、大都市周辺の大空港を避けて,第二空港に発着する手法ですが、ヒューストンでは当初インターコンチネンタル空港に発着していたのを撤退し、第二空港のホビー空港発着に改めて成功しています。カーター政権でのディレギュレーション後、州外での運航も可能となり、シガゴにも進出しますが、オヘア空港には乗り入れず、ミッドウエイ空港を使っています。さらに、航空機の空港での折り返しが10分というのもサウスウエストのポリシーとなっています。

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旅客機 Boeing 737」カテゴリの記事

コメント

b767-281様おはようございます。単一機種、割り切ったサービス、如何にもアメリカの格安航空会社ですね。私のようにたまにしか飛行機を使わない者にとっては、乗ることそのものが旅行なのですから、チョット贅沢をしてしまいます。別の視点から言うと折り返し10分!それで大丈夫なの?と心配になります。そんな訳で撮影はしても、格安航空会社には多分乗らないかな?と思います。またまたお邪魔致しました。

アメリカの格安航空の元祖ですか。
乗務員の募集もユニークですね。
僕は日本の格安航空には乗ったことがありませんが聞くところによるとシートがぎゅうぎゅうらしいですね。

細井忠邦さま、モモのパパさま、おはようございます。

もうかれこれ10年ほど前になるかも知れませんが、サウスウエスト航空の徹底ぶり、日本でもNHKのクローズアップ現代か何かで取り上げていたことがあったのを思い出しました。
わたしも出張などでは日本から予約することが出来ないとかで利用したことがないのですが、ユニークな客室乗務員を見てみたいものですね。
シートピッチはかなりきつい様ですね。

サンディエゴ、雪が降っていて…
驚きました!

サンディエゴで雪が降るなんて信じられないです!


準急豊島園さま、おはようございます。

わたしもいつも一年で一番寒い頃、サンディエゴを訪問していますが、雨は経験しているものの,雪まではありませんでした。
ホント信じられないですね。

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