« 広島・四国西南部旅行 広島編 その3 広島電鉄 part 8 1000形(二代目) | トップページ | 長良川鉄道 2014/8/11 乗車レポート »

2015年6月 5日 (金)

うだつの上がる美濃の町並散策

5月15日の記事で、世界のどこかで今年は重大事故がよく起こっているという内容の文章を書きましたが、またしても今度は中国、長江で500名近くの乗客を乗せた遊覧船が竜巻で転覆するという事故が起きてしまいました。昨年4月の韓国珍島でのセウォル号の事故を思い出しますが、なぜか今回も乗員が乗客よりも先に脱出し、救助されているようですね。さらに船の就航後の度重なる改造が問題となっています。

そうかと思えば、6月3日、午後1時25分頃、那覇空港で札幌に向けて離陸滑走中だった、NH1694便B737形機(乗員乗客83名)が離陸滑走し始めたところ、航空自衛隊のCH47形ヘリコプターが管制官の許可なしに離陸し、あわや空中衝突となりそうになり、全日空機が離陸を中止しました。さらにその滑走路に着陸進入中だったJTA610便、B737形機(乗客乗員44名)が着陸し、全日空機に急接近するインシデントとなりました(関連記事)。

遡ると5月22日、JR九州の肥前竜王駅で待避線に入っていた上り「かもめ20号885系に同駅ですれ違うことになった下り「かもめ19号787系が同じ待避線に進入し、あわや衝突しそうになるというインシデントもありました。

こちらは「かもめ19号」で12時20分頃、異常音感知トラブルが発生し、点検をしたのが始まりで、その際の停止位置が実際は鳥栖から49.16kmの地点に停止したのを車内モニターの表示から49kmと報告し、列車指令もこの報告を鵜呑みにして停止信号まで余裕があると判断し、点検終了後、信号まで進めて、その後、分岐器を本線側に切り替えるつもりで、列車に前進の指示を出してしまったミスだったようです。実際には信号を過ぎており、そこから前進したため、列車は分岐器を超えて、待避線に進入し、「かもめ20号」に93mまで接近する事態となったとのことです(関連記事)。

結果的には両方とも人的被害の無いトラブルですが、一歩間違えば大惨事になるところでした。

今回は先日の名鉄旧美濃駅に続いて美濃の町並みの散策です。

140811_6
昼下がりのうだつの上がる町並みの光景 2014/8/11

140811_4
長良川鉄道 美濃市駅の観光案内表示

Photo_2 観光協会でもらったパンフレットの地図

地図にあるように長良川鉄道の美濃市駅から旧名鉄美濃駅の前を通り、400m位道なりに進むと「うだつの上がる町並み」に入ります。

そもそも うだつ とは日本家屋に取り付けられた小柱、防火壁で昔は「梲」と書いたそうで、平安時代は「うだち」と言っていたそうですが、室町時代以降、「うだつ」と訛ったそうで、漢字も現在は卯建、宇立といった字が当てられています。
本来は防火壁として作られたものですが、江戸時代中期以降、装飾としての意味合いが濃くなり、上方を中心に商家が財力を誇示するために競って立派なうだつを上げたそうです。

なお、うだつのある町並みは徳島県美馬市脇町南町、つるぎ町、長野県東御市海野宿などにも保存されています。

140811
旧今井家住宅は市の指定文化財であり、美濃史料館にもなっています。

140811_14
坂道に対応して家々が徐々に高さをずらして行くのが分かります。

140811_2
番屋といえば江戸時代の消防、自警団の詰め所といった場所ですが、こちらは観光協会のオフィス兼お店となっており、美濃和紙のおみやげなどが置いてありました。

140811_16
最近はどこでもゆるキャラばやりですが、こちらにも 美濃市ゆるキャラ うだつくんがいます。

観光協会のWEBサイトの説明を読むと、1989年に最初のゆるキャラが誕生しましたが、1994年頃から下火となり、2008年に再登場し、2009年ゆるキャラアワードにノミネートされ準グランプリに輝いたそうです。

140811_10
あちこち歩いて些か疲れた頃、町並みのほぼ真ん中あたりに甘味処があるのを発見

140811_3
いつ以来か記憶にはありませんが、久しぶりに「宇治金時ミルク」のかき氷を楽しみました。ちょうど¥500でした。

140811_2_2
再び、駅まで歩いて戻り、

140811_2_3
駅構内はかつての国鉄時代を彷彿させてくれるような光景です。

140811_5
ホームには和紙の街だけあって紙のアート作品が展示されていました。

昨年、2014年和紙として2009年に登録された石州半紙 (島根県浜田市三隅町)、小川和紙(細川紙:埼玉県比企郡小川町、秩父郡東秩父村)とともに美濃紙はユネスコ無形文化遺産に登録されました。

美濃和紙は1300年前から生産されており、正倉院に保存されている戸籍用紙として残されています。また写経用の紙としても美濃国不破郡垂井に置かれていた国府に紙屋(製紙工房)があったそうです。

元々、美濃国は和紙の原料である良質の楮(こうぞ)が多く採れたたため、製紙業が発達したそうです。

長良川鉄道の様子も記事にする予定です。

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村  鉄道コム

最後まで読んで戴きありがとうございます。
上のリンクをクリックされると面白い鉄道記事満載のブログ村。もしくは鉄道コムに飛ぶことができます。

« 広島・四国西南部旅行 広島編 その3 広島電鉄 part 8 1000形(二代目) | トップページ | 長良川鉄道 2014/8/11 乗車レポート »

旅行・地域」カテゴリの記事

」カテゴリの記事

コメント

b767ー281様おはようございます。懐かしい風景で、よく思い出しました。小川の和紙も体験に行ったことがあります。やはり元々は高級品で、公文書向けが多かったのでしょうね。そう言えばエジプトのパピルスも似ていますね。さて重大インシデント、どうも大嘘が平気で罷り通ってしまう昨今の世の中の有り様に起因するような気がします。では良い週末をどうぞ。

B767さん、こんばんは(^^)美濃に行かれたんですか⁉︎なんか…懐かしい風景ですこと(^^)それと、実は…明日(6月6日)、私【マスダっち1971】のバースデーなんですよ(^^)何歳になるのかって⁉︎44歳です(^^;)

細井忠邦 さま、おはようございます。

いろいろな地域を鉄道や航空趣味のかたわら訪ねてみるといろいろと勉強になるものですね。
インシデントの件は。1週間ほど遅れて入手した月刊エアライン誌の特集もFlight Safetyでさまざまなインシデントの事例が挙げられていました。
今回のケースも航空自衛隊ヘリの勘違いが主因のようですが,管制官が自衛隊ヘリの復唱に対して返事をしていたら離陸を防げたかも知れなかったようで、人と人のコミュニケーションの大切さ,確認の重要さを思い起こさせる事例のようですね。

マスダっち1971さま、おはようございます。
お誕生日おめでとうございます。これからも宜しくお願い致します。

那覇空港でのヘリとの遭遇事故。重大インシデントですね。
一歩間違えれば大惨事。
JR九州の車両インシデントも危機一髪。
このようなインシデントが続くと不安になりますね。

美濃の』街並み。
とても素敵です。

モモのパパさま、こちらにもありがとうございます。

事故というのは不注意の連鎖、偶然の不幸の連鎖で起こるとよく言いますね。今回の那覇空港の案件も,天候が良くてANA機が離陸を中止したから大惨事を防げたのだと思いますが、インシデントで止めるのも関係者の注意力かも知れませんね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: うだつの上がる美濃の町並散策:

« 広島・四国西南部旅行 広島編 その3 広島電鉄 part 8 1000形(二代目) | トップページ | 長良川鉄道 2014/8/11 乗車レポート »

カテゴリー

2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
フォト
無料ブログはココログ

日本ブログ村

  • 日本ブログ村